【チェンソーマン】銃の悪魔の全てをご紹介！｜第一部のラスボス？その正体は……

『チェンソーマン』に登場する銃の悪魔の紹介・考察記事です。この記事を読むことで、銃の悪魔の活躍や能力の全てを知る事ができます。

【チェンソーマン】銃の悪魔とは

第一部のラスボス？それとも……

(チェンソーマン 9巻藤本タツキ / 集英社)

銃の悪魔は、『チェンソーマン』第一部の序盤からその名が登場していた、ほぼ全てのデビルハンターから憎悪されている悪魔です。

作中時間(1997年)から13年前、すなわち1984年に現れた銃の悪魔は、日本国内での5万7912人を含む、120万人もの人々を虐殺し、その後に姿を消しました。

第一部の序盤から中盤にかけては、その銃の悪魔を最終目標とし、物語が展開されていきます。

しかし、銃の悪魔を巡る衝撃的な真実が明らかになったことにより、物語は後半へ…。

今回の記事では、そんな銃の悪魔について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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銃の悪魔の来歴

1984

ジョージ・オーウェルの著作名よろしく、1984年に『チェンソーマン』世界で産声を上げたとされる銃の悪魔。

本作では、基本的には具体的な時間が明示されていませんでしたが、9巻の第75話時点で1997年9月12日であることが明かされました。

マキマの言を信じるのであれば、(本記事冒頭でも記載しましたが)銃の悪魔が現れたのは13年前。

1997年の13年前、すなわち1984年です。

当時の世界では、「悪魔対策のために銃で一儲けしよう」という考えが存在していました。

そんな折、銃を使った事件や内戦、暴動が増えたことにより、各メディアが銃に対する報道を活発化。

報道が人々の恐怖を煽る最中、銃を用いて大規模なテロが発生します。

(『チェンソーマン』 2巻藤本タツキ / 集英社)

銃の悪魔が現れたのは、その日でした。

銃の悪魔は、たったの5分間で100万人以上もの人々を殺害。

この出来事は、人類の悪魔そのものへの恐怖を高めてしまい、全ての悪魔が力を強める結果に繋がりました。

また、同時に、多くのデビルハンター志願者を生むきっかけにもなっています。

銃の悪魔討伐遠征実施？

『チェンソーマン』9巻にて、ついに銃の悪魔との決戦が描かれました。

公安の総戦力と銃の悪魔がぶつかり、壮絶な戦闘が幕を開ける…かと思いきや、マキマの口からとんでもない真相が飛び出します。

(チェンソーマン 9巻藤本タツキ / 集英社)

それは、「銃の悪魔はすでに倒され拘束されている」というものでした。

ソ連軍が初めて視認した銃の悪魔は、なんと既に何者かにやられてしまっており、意識がなかったとのこと。

そして現在、銃の悪魔は列強諸国が”肉片”として所持しているようです。

その割合は、アメリカが20％、ソ連が28％、中国が11％、その他の国々が4％。

つまり、「銃の悪魔討伐遠征」とは、他国の銃の悪魔(の肉片)を狙った”戦争のような行為”のようです。

銃の悪魔、始動

世界一諜報員で溢れた国、日本。

それゆえに、公安主導の「銃の悪魔討伐作戦」は、既に他国へと流出してしまっていました。

”支配の悪魔”マキマによる暴挙を食い止めるため、立ち上がったのは”自由の国”アメリカ合衆国の大統領です。

大統領は、アメリカ国民の寿命を1年捧げ、銃の悪魔をマキマへと放ちました。

秋田県にかほ市沖合に現れた銃の悪魔は、日本国民を蹂躙しつつマキマの元へと向かうも、結局は敗北してしまいます。

銃の悪魔を巡っては、さらなる悲劇が巻き起こることとなりました……。

「読む地獄」こと『チェンソーマン』9巻、必読です。

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銃の悪魔の能力

理不尽なまでの武力

銃の悪魔は、自身の肉体が焼け落ちるほどのスピードで運動することができる悪魔であり、ただ通っただけで辺りを更地にしてしまいます。

極め付けは、「周囲およそ1000メートル以内の全ての男性の頭部を銃弾で撃つ」や「周囲およそ1500メートル以内の全ての子供の頭部を銃弾で撃つ」などの能力です。

その他にも、「周囲およそ1キロの誕生月1、2、3、5、6、8、9、11、12の生物の心臓に銃弾を撃つ能力」も確認されており、とにかく理不尽なまでの暴力と形容する他ありません。

能力のお披露目回となったVSマキマ(支配の悪魔)ではあっさり敗れてしまったものの、公安デビルハンターの精鋭部隊が相手であれば、十中八九銃の悪魔が圧勝していたことででしょう。

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銃の悪魔についての考察

銃の悪魔との契約

(チェンソーマン 3巻藤本タツキ / 集英社)

『チェンソーマン』世界では、”銃”の所持は基本的に公安と警察に限られており、民間人は所持自体が厳罰の対象となっています。

また、そもそも入手経路自体が限られている上、国際法によって「銃の製造」すらも厳しく取り締まられているようです。

しかし、それは表向きの情報であって、世界の実情とは異なるものでした。

各国は裏で銃の製造を続けており、”裏の人間”たちは「銃の悪魔との契約」と称して銃の取引を行なっていたのです。

『チェンソーマン』世界における銃の悪魔は、危険な存在でありつつも、”金脈”としての側面も持っていたようです。

現代における”核”

銃の悪魔の存在が、銃取引の絶好の隠れ蓑として機能していたことは上述した通りです。

一方で、銃の悪魔本体も、現実世界における”核”のような役割を持っていました。

『チェンソーマン』9巻75話、76話で描かれた通り、銃の悪魔は極めて危険な存在です。

そんな悪魔の肉片を持つ各国は、その分だけ他国に対して大きく出ることができます。

また、他国の侵攻から自衛するための手段としても、銃の悪魔の肉片は効果的です。

各国の権威の象徴としても機能する銃の悪魔の肉片は、まさしく現代における”核”そのもの。

なお、本物の核兵器はチェンソーマンによって食べられてしまっており、『チェンソーマン』世界では存在していません。

【チェンソーマン】登場キャラクターまとめ

キャラクターの一覧
デンジ	ポチタ / ？？？	三鷹アサ/ 戦争の悪魔	吉田ヒロフミ
キガ(飢餓の悪魔)	マキマ	早川アキ	パワー
姫野	東山コベニ	永遠の悪魔	カース/呪いの悪魔
狐の悪魔	サムライソード	沢渡アカネ	岸辺
幽霊の悪魔	エンジェル / 天使の悪魔	ビーム / サメの魔人	プリンシ/ 蜘蛛の悪魔
ガルガリ/ 暴力の魔人	黒瀬ユウタロウ	天童ミチコ	未来の悪魔
レゼ	日下部	クァンシ	コスモ
アルド	ドイツのサンタクロース	闇の悪魔	ユウコ
ナユタ	伊勢海ハルカ	コベニ弟

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