ワンピースに登場する「黒ひげ海賊団」について解説している記事です。「黒ひげ海賊団」のメンバーや目的、結成の経緯などについてまとめています。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
【ワンピース】黒ひげ海賊団とは？
”黒ひげ”率いる凶悪な海賊団
(『ワンピース』 575話 尾田栄一郎 / 集英社)「黒ひげ海賊団」は、「四皇」”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ率いる海賊団です。
元々は5名のみの小規模な海賊団でしたが、現在は10の海賊船から成り、艦隊の様相を呈している「黒ひげ海賊団」。
海軍すら迂闊に手出しできない「海賊島」ハチノスを拠点としており、その勢いは止まるところを知りません。
本記事では、そんな「黒ひげ海賊団」の特徴や構成員について詳しく解説していきます。
『ONE PIECE』をより楽しむため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
各キャラクターの現在状況はこちら
【ワンピース】黒ひげ海賊団の所属メンバー
以下では、「黒ひげ海賊団」に所属するメンバーご紹介します。
”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ
(『ワンピース』 1059話 尾田栄一郎 / 集英社)”黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチは、「黒ひげ海賊団」を統べる”提督”です。
2年前の初登場時点では、懸賞金0ベリーの無名海賊であったティーチ。
その後のストーリーにて、”火拳のエース”の身柄を手土産とし、”王下七武海”の座まで上り詰めました。
そしてティーチは、”王下七武海”の肩書を足掛かりに、「インペルダウン」の猛者達を自身の海賊団に勧誘。
さらには、「マリンフォード」で行われていた”頂上戦争”にも介入し、グラグラの実の能力を入手しました。
ーーそして、現在。
”海の皇帝”の座に上り詰めたティーチは、海賊島「ハチノス」の元締めとなり、能力者狩りやロード”歴史の本文”集めに奔走しています。
ジーザス・バージェス
(『ワンピース』 704話 尾田栄一郎 / 集英社)ジーザス・バージェスは、「黒ひげ海賊団」の1番船船長を務める人物です。
「格闘チャンピオン」として、登場初期から高いポテンシャルを垣間見せていたバージェス。
「ドレスローザ」編では、”革命軍”の参謀総長たるサボと互角の勝負を繰り広げており、「四皇」大幹部として存分に実力を発揮していました。
現在は”能力者狩り”によって「リキリキの実」の能力を得ており、さらなるパワーアップを遂げています。
シリュウ
(『ワンピース』 第549話 尾田栄一郎 / 集英社)”雨のシリュウ”は、元「インペルダウン」の看守長にして「黒ひげ海賊団」の2番船船長を務める人物です。
持ち前の剣術のみでも厄介なシリュウですが、アブサロムから「スケスケの実」を奪取したことにより、隠密行動すらも可能としてしまいました。
”各海賊団のNo.2が集まった扉絵”で姿が見られたことから、「黒ひげ海賊団」においては提督の右腕として剣を振るっているようです。
ヴァン・オーガー
(『ワンピース』 222話 尾田栄一郎 / 集英社)”音越え”ヴァン・オーガーは、「黒ひげ海賊団」の3番船船長を務める人物です。
登場初期から圧倒的な狙撃センスを見せつけていたオーガー。
現在は”能力者狩り”によって「ワプワプの実」の能力を得ており、援護力や機動力が上昇しています。
ウソップとの狙撃勝負に期待がかかる人物です。
アバロ・ピサロ
(『ワンピース』 925話 尾田栄一郎 / 集英社)”悪政王”アバロ・ピサロは、「黒ひげ海賊団」の4番船船長を務める人物です。
「シマシマの実」の能力を持つピサロは、「海賊島」ハチノスを文字通り掌握しており、島の形を意のままに変えることができます。
海軍機密特殊部隊「SWORD」がハチノスにやってきた際は、軍艦ごと沈める勢いの大規模な攻撃を見せていました。
ラフィット
(『ワンピース』 595話 尾田栄一郎 / 集英社)”鬼保安官”ラフィットは、「黒ひげ海賊団」の5番船船長を務める人物です。
「黒ひげ海賊団」内で最も謎が多い人物であり、悪魔の実の能力名さえ明らかになっていません。
そんなラフィットですが、「黒ひげ海賊団」に対する貢献度はピカイチ。
飛行能力や催眠術を駆使し、ティーチの”王下七武海”への推薦や”頂上戦争”への介入などを手伝いました。
カタリーナ・デボン
(『ワンピース』 925話 尾田栄一郎 / 集英社)”若月狩”カタリーナ・デボンは、「黒ひげ海賊団」の6番船船長を務める人物です。
「黒ひげ海賊団」内の”10人の巨漢船長”の中では唯一の女性キャラクターですが、男勝りで勝気、かつ豪快な性格を有しています。
「イヌイヌの実 幻獣種 モデル”九尾の狐”」の能力者でもあり、任意の人物に化けることを可能としているようです。
サンファン・ウルフ
(『ワンピース』 595話 尾田栄一郎 / 集英社)”巨大戦艦”サンファン・ウルフは、「黒ひげ海賊団」の7番船船長を務める人物です。
「デカデカの実」の能力者であるウルフは、人はもちろん、巨人族すら遥かに超えた上背を持っています。
ただ歩くだけで災害級の被害を与えることができるため、人類というよりは兵器のような立ち位置に近いのではないでしょうか。
バスコ・ショット
(『ワンピース』 1080話 尾田栄一郎 / 集英社)”大酒のバスコ・ショット”は、「黒ひげ海賊団」の8番船船長を務める人物です。
ショットは、「トプトプの実」なる悪魔の実を口にしており、”アルコールによって火を噴く”などの芸当を有しています。
ラフィットやデボン、ウルフら同様に、まだまだ詳細な強さが明らかになっていないショット。
今後の登場や活躍が待ち望まれます。
ドクQ
(『ワンピース』 1093話 尾田栄一郎 / 集英社)ドクQは、「黒ひげ海賊団」の9番船船長を務める人物です。
「シクシクの実」の能力者であるドクQは、船医でありながら伝染病を発生させることが可能であり、一味の中でもかなり凶悪な能力者だと言えるでしょう。
なお、傷付いたバージェスがドクQを連れてくるよう要請するシーンが存在していることから、船医としての腕は確かである様子。
見た目に反してまだ若く、バージェス(29歳)とオーガー(27歳)に挟まれた28歳です。
クザン
(『ワンピース』 1087話 尾田栄一郎 / 集英社)クザンは、元「海軍本部」大将”青キジ”にして、「黒ひげ海賊団」の10番船船長を務める人物です。
とある島で”黒ひげ”と出会い、利害の一致によって「黒ひげ海賊団」に加入したクザン。
その実力が海賊団内でも飛び抜けていることは言うまでもなく、コビー奪還のため「海賊島」ハチノスにやってきたガープを退けました。
まだ「黒ひげ海賊団」加入の真意は語られておらず、詳細な目的が気になるところです。
【ワンピース】黒ひげ海賊団について
ロックスとの関連
「海賊島」ハチノスを拠点としており、尚且つ”団内のまとまりがない”という意味で、「ロックス海賊団」との関連性を多々有している「黒ひげ海賊団」。
海賊船の名が「サーベル・オブ・ジーベック号」であることも相まって(※)、関係がないと考える方が難しい状況です。
※ロックスのフルネームは「ロックス・D・ジーベック」。
「世界の王」を目指し、後の大海賊達を従えていたロックス。
”黒ひげ”……ひいては「黒ひげ海賊団」と「ロックス海賊団」には、今後も共通する点が多く描かれていくのではないでしょうか。
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(C)尾田栄一郎
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