『ワンピース』本誌1092話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【ワンピース】1092話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1091話のおさらい
・大将”黄猿”が「エッグヘッド」に突入するとともに、中将達も攻撃を開始した。
・”黄猿”と戦桃丸は、それぞれの正義のために拳を交える。
・戦いは”黄猿”の勝利。パシフィスタの操作権限が”黄猿”に移行してしまう。
・”黄猿”がベガパンク”星(ステラ)”に狙いを定めるも、ルフィが阻止した。
【ワンピース】本誌1092話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1092話「暴君くま聖地暴走事件」のネタバレです。
赤犬とくま
現在描かれている「エッグヘッド」の事件から時は遡り、昨日。
”赤い土の大陸(レッドライン)”をよじ登り、聖地「マリージョア」にまで到達していたバーソロミュー・くま。
その場の天竜人らは、兵士にくまを止めるよう命令を出しますが、一般兵卒達ではくまを止めることなどできません。
遂には、”熊の衝撃(ウルススショック)”によって返り討ちにされてしまいました。
そんな折、現れたのは「海軍本部」元帥の”赤犬”サカズキです。
ここで、1人の天竜人が”ロブスターが品切れ”であることへの不満を口にしました。
「マリージョア」の食糧事情は、いよいよ逼迫し始めているようです。
(『ワンピース』 1092話 尾田栄一郎 / 集英社)天竜人の不満を無視したサカズキは、くまの進撃を止めるため”冥狗”を放ちます。
大きなダメージを負ったくまは、”ニキュニキュの実”の能力により、その場から消えてしまいました。
娘のボニーを置いて、自ら志願の上で「戦闘兵器」になったというくま。
今や”人形”と成り果てた男は、一体どこに向かっているのでしょうか。
エッグヘッドにて
場所は戻って「エッグヘッド」。
パシフィスタとの連携により、海軍はついに「海獣兵器(シービーストウェポン)」の排除に成功しました。
その後、海軍は「エッグヘッド」”工場層(ファビリオフェーズ)”へ上陸。
状況を掌握するため、島の占拠を開始します。
(『ワンピース』 1092話 尾田栄一郎 / 集英社)一方その頃、ルフィと黄猿は激しい戦闘を繰り広げていました。
”ギア4”を使用することにより、黄猿と互角の勝負を繰り広げていたルフィ。
当の黄猿も、「手強いねェ〜！！」とルフィの実力を認める発言を見せます。
ここで、黄猿から”ベガパンクを守る理由”を問われたルフィは、逆に”ベガパンクを殺したい理由”を問い返しました。
痛いところを突かれた様子の黄猿。その場から離れた後、「殺してェわけねェでしょうが…！！」と本音の言葉を吐きました。
そして黄猿は、”加速”によって”力”を得ると、ルフィに強烈な蹴りを加えます。
ニカと黄猿
蹴られて吹き飛ぶルフィの先には、サニー号を運ぶ「ベガフォースワン」がありました。
ルフィが激突したことにより、「ベガフォースワン」は真っ二つに破壊されてしまいます。
かつて「ベガフォースワン」完成の瞬間をベガパンクとともに迎えていた黄猿は、複雑な表情を浮かべていました。
そんな折、「ベガフォースワン」が運ぶサニー号に同乗していたボニーが、”跡死突き”による黄猿への攻撃を敢行。
しかし、黄猿には攻撃を避けられてしまい、蹴りによってフロンティアドーム方向に吹き飛ばされてしまいました。
……一方その頃、研究所内「司令室」では、フロンティアドームを解除するための「コード」の解除が成功していました。
遂に「エッグヘッド」から脱出できることになった”麦わらの一味”一行。
しかし、脱出の足である「ベガフォースワン」は、黄猿によって破壊されてしまいました。
さらに黄猿は、いつの間にか司令室内に侵入。任務を終わらせるため、ベガパンクを手にかけようとします。
(『ワンピース』 1092話 尾田栄一郎 / 集英社)……そんな折、現れたのは”太陽の神”ニカの姿となったルフィでした。
鳴り響く”解放のドラム”に同調するかのように、スクラップ場の巨大ロボの眼光が輝き……？
『ワンピース』第1093話へ続く。
【ワンピース】1092話の考察と感想｜次回の展開は？
ルフィと黄猿の戦い
今回ご紹介した『ワンピース』第1092話では、遂にルフィと黄猿の再戦が実現。
2年前時点では明らかな”差”が存在しており、まともに戦うことすらできなかったルフィ。
しかし、今のルフィは「四皇」であり、最強の生物たるカイドウすら超えた男です。
第1092話で描かれた戦闘を見る限り、黄猿との実力差は弱く見積もっても互角。
”カイドウに勝っている”という事実を踏まえると、ここらで是非とも勝利して欲しいところですが……？
ボニーの安否
黄猿の襲来を受け、能力を用いた上で反撃を試みたボニー。
しかし、哀れにも攻撃は避けられてしまい、挙げ句の果てに黄猿の”蹴り”を喰らってしまいました。
それだけであればまだしも、何とボニーが吹き飛ばされた先には”フロンティアドーム”によるバリアが。
少なくとも重傷を負うであろう手痛い一撃を前に、ボニーの安否が気になるところです。
1093話以降の展開は？
機械兵が脱出の鍵？
古代の動力源を必要としており、今はもう動かないはずだった機械兵。
しかし、”解放のドラム”に同調するかのように、失われたはずの技術に光が点りました。
黄猿の攻撃によって「ベガフォースワン」が失われてしまったいま、”麦わらの一味”一行は脱出手段を失ってしまった状態にあります。
仮に機械兵が動き出すのであれば、その存在が”麦わらの一味”一行が脱出する鍵となることは確実でしょう。
一連の事件の”結末”が「世界に思いもよらぬ『衝撃』を与える事となる」と明言されている「エッグヘッド」編。
今後、どのような展開が待ち受けているのでしょうか。
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ここから下は、1092話が出る前の予想内容になります。
【ワンピース】1092話以降の予想・考察
1092話以降の展開は？
黄猿との戦い
ルフィにとって、2年前の頂上戦争以来となる、大将”黄猿”との遭遇。
また、頂上戦争前にシャボンディ諸島で出会った際には、バーソロミュー・くまによる秘密裏の助太刀がなければ、あわや一味壊滅というところまで追い込まれてしまいました。
そんな黄猿と、因縁の再会を果たしたルフィ。
2年の研鑽と、「四皇」との戦いによる経験値は、そんなルフィを大幅にパワーアップさせました。
そして現在のルフィは、「四皇」の一角として恐れられるとともに、”麦わら大船団”を率いる30億の賞金首。
勝負の行方が気になるところです。
ゾロ vs ルッチ
ルフィと黄猿の戦いの裏では、ゾロとルッチの戦いが始まろうとしていました。
大将”黄猿”の来襲を知るや否や、突如として牙を剥いたルッチ。
本人は「黄猿とおれがいれば お前ら全滅だ……！！」と豪語していましたが、これには疑問を抱いた読者の方が多いのではないでしょうか。
今や「四皇」となった”麦わらのルフィ”の右腕たるゾロと、CP0のルッチ。側から見たときの「格」としては、遥かにルッチが劣っているように思われます。
ともあれ、勝負は結果が全て。
ルッチの言葉は真実のものとなるのでしょうか。
最終章の展開予想
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(C)尾田 栄一郎
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