『ワンピース』本誌1074話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【ワンピース】1074話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1073話のおさらい
・ステューシーの裏切りにより、ルッチも入眠。
・研究所の破壊命令を遂行し続ける「セラフィム」は、ベガパンク「想」の停止命令を受けて停止。
・ベガパンク「星」とボニーが姿を消してしまう。
・白ひげの故郷「スフィンクス」に海軍が押し寄せるも、ウィーブルがそれを撃退する。
・一方で、突如やってきた緑牛により、ウィーブルは連れ去られてしまう。
・「エッグヘッド」に黄猿に護衛された「五老星」ジェイガルシア・サターンが向かう。
【ワンピース】本誌1074話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1074話「マークⅢ(スリー)」のネタバレです。
パシフィスタ マークⅢ
「エッグヘッド」工場層(ファビリオフェーズ)では、サイファーポールのエージェント達の前に、”パシフィスタ マークⅢ(スリー)”が立ちはだかっていました。
政府側の”兵器”であるはずのパシフィスタは、ベガパンクが発明した「最強の盾」こと”バブルシールド”を巧みに用い、ノーダメージでサイファーポールを跳ね除けます。
”パシフィスタ マークⅢ”は、その場のサイファーポールのリーダー格の男性曰く、「頂上戦争のプロトタイプを遥かに凌ぐ」とのこと。
リーダー格の男性は、「命を落とすぞ!!」とその場の全員に降伏するよう促しました。
”パシフィスタ マークⅢ”に命令を与えていたのは、「エッグヘッド」の住民による治療を受けた戦桃丸でした。
裏切りを既に政府側に知られているであろう戦桃丸は、腹を括って”パシフィスタ マークⅢ”50体を出撃させます。
ベガパンクの行方
場所は変わって「研究層(ラボフェーズ)」。
ベガパンクとボニーが失踪したことを受け、ルフィは驚きを露わにします。
しかし、ベガパンク「正(シャカ)」曰く、研究所(ラボ)内の全てはモニターされており、ボニーの姿も映っているとのこと。
普段はボケに回るルフィも、思わず「いえよ!!!」とツッコミを入れました。
そんな折、未来仕様に衣服を揃えたゾロ、ブルック、ステューシーが登場。
”一味”が揃ったことにより、「正」は現在起きている”異常事態”を共有します。
一つは「ベガパンク『星(ステラ)』の失踪」。
そしてもう一つは、「フロンティアドームが制御不能」です。
特に後者については、研究層の内側から外側に出ることができなくなったことを意味しています。
とはいえ、「星(ステラ)」ことベガパンクの本体が消えてしまった以上、フロンティアドームが解除されても「エッグヘッド」を出ることができません。
ひとまず”一味”やベガパンク「猫(サテライト)」たちは、本体の捜索に向かうこととなりました。
ボニーとくま
研究所内の「ルームNIKYU」にて、くまから弾き出された”記憶”に触れていたボニー。
そこには、ボロボロになった幼少期のくまの姿がありました。
泣き叫ぶくまに「戻る」よう諭す大人たち。
どうやらくまは”何処かから逃げてきた”ようであり、大人たちはくまに逃げられると殺されてしまうようです。
囲まれたくまは、棒のようなもので殴られ、痛めつけられます。
その後、マリージョアや天竜人を思わせるシルエットが登場したところで、ボニーは”記憶”から脱してしまいました。
現在のくまは、今も”赤い土の大陸(レッドライン)”をよじ登っています。
一方その頃、本体(ステラ)を探すベガパンク「知(ピタゴラス)」の背後に、何者かの影が迫っていました。
「知」が振り返ったその時、その場で爆発が起きて……?
ビビの行方
場所は変わって、空に浮かぶ「世界経済新聞社」の社屋。
そこでは、モルガンズがどこからか「エッグヘッド」内の事件を仕入れている様子が描かれます。
「世界政府がDr.ベガパンクの暗殺を決行中」という歪みのない真実がモルガンズの耳に入っているようであり、情報源が気になるところです。
一方で、モルガンズは真実をそのまま紙面に載せる気はないらしく、「『四皇』麦わらのルフィ!! ベガパンクを人質にエッグヘッドに立てこもり海軍と全面戦争」と題した記事を発行するようです。
そんな中、失踪中と報道されていたアラバスタ王国の王女ビビと、悪ブラックドラム王国の国王 ワポルの姿が描かれて……?
1075話へ続く。
【ワンピース】1074話の考察と感想
異常事態が連続
ベガパンク「星(ステラ)」の失踪に、フロンティアドームの制御不能など、異常事態が連続して起こっている「エッグヘッド」。
このままでは「世界経済新聞社」が報道しようとしているように、”麦わらの一味”は「エッグヘッド」に立て篭もる形になってしまいます。
そして、「エッグヘッド」を巡っては、黄猿と「五老星」ジェイガルシア・サターン率いる大艦隊が向かっている最中です。
”麦わらの一味”……ひいては”麦わら大船団”による大事件が起ころうとしているのかもしれませんね。
ビビが生存していた
”世界会議(レヴェリー)”直後、”炎帝”サボによるコブラ殺害が報じられると同時に、”失踪した”とされていた王女ビビ。
1073話では、そんなビビが報道元である「世界経済新聞社」によって匿われていたことが判明しました。
一緒に匿われているワポル曰く、居場所が割れれば「政府に即消される」とのこと。
十中八九”見てはいけないものを見てしまった”のでしょう。
追われる身となったビビ(とワポル)の今後に要注目です。
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ここから下は、1074話が出る前の予想内容になります。
【ワンピース】1074話以降のネタバレ 予想と考察
五老星がセラフィムを掌握
1073話の最終盤に登場し、読者を沸かせた「五老星」ジェイガルシア・サターン聖。
黄猿を伴ったサターン聖による”作戦”の詳細は不明ですが、セラフィム関連ではないかと思われます。
セラフィムを指揮する際に必要となるのは、プログラムによって管理される”威権”です。
CP0の面々は、”威権チップ”を所持することで”威権”を後付けしていますが、優先順位としては最下位に位置しています。
チップ保持者の上をいく威権順位者は、Dr,ベガパンクの護衛たる戦桃丸です。
そして、そのさらに上の順位者が「猫(サテライト)」を含むDr.ベガパンク本人。
開発者たるDr.ベガパンクのさらに上に位置する最上位者が「五老星」となっています。
補足として、”威権”による命令は電伝虫によって行使することができず、直接”声”で命じる必要があるようです。
以上の点から、世界最高権力たる「五老星」が自ら「エッグヘッド」に向かっているということは、セラフィムの命令権者としてDr.ベガパンクよりも上に位置する唯一の存在だから…と考えるのが妥当でしょうか。
ウィーブルはクローンか
1072話では、CP0所属のステューシーが、ロックス海賊団に所属していたミス・バッキンガム・ステューシーのクローンであったことが判明しました。
”Dr.ベガパンク率いる「MADS」がクローン技術を確立させていた”となると、ミス・バッキンがウィーブルを「白ひげの子」と公言している事実にも信憑性が生じてきます。
白ひげの”遺伝子”、すなわち作中世界における”血統因子”を引き継いでいる…という意味で、本当にウィーブルが白ひげの息子とも言える存在である可能性が高まりましたね。
ベガパンクによって確立された(と思われる)クローン・ステューシーが”成功体”であるならば、ウィーブルはミス・バッキンによる”失敗作”である、といったところでしょうか。
なお”失敗作”とは、潜在的な”戦いの才能”は引き継いでいるものの、容姿や口調、思想が白ひげと似ても似つかないことからあえて用いています。
”麦わらの一味”が出航?
ベガパンク「星(ステラ)」…すなわち本体が姿を消してしまったいま、”麦わらの一味”はひとまず「エッグヘッド」を出航するほかなくなりました。
…というのも、「猫(サテライト)」らは(「暴(アトラス)」を除いて)未だ健在であり、CP0を裏切ったステューシーも一時的な同行者に加わったからです。
黄猿とサターン聖率いる大量の軍艦が「エッグヘッド」へ向かっていることは”一味”が知る由もありませんが、それでなくとも海軍や政府の戦力が向かってくるであろうことは理解しているはず。
ベガパンクの捜索もそこそこに、ひとまず「エッグヘッド」を出航してしまうのではないでしょうか。
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最終章の展開予想
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(C)尾田 栄一郎
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