『ワンピース』本誌1075話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【ワンピース】1075話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1074話のおさらい
・パシフィスタ マークⅢが起動し、サイファーポールの行手を阻む。
・ベガパンクが忽然と姿を消すも、ボニーは依然としてラボ内に止まっていた。
・ボニーは「ルームNIKYU」にて父の記憶に触れる。
・ベガパンク「知(ピタゴラス)」が何者かの襲撃を受ける。
・ビビ、ワポルがモルガンズによって匿われていると判明。
【ワンピース】本誌1075話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1075話「研究層 DEATH GAME」のネタバレです。
研究所内の何者か
突如響いた爆発音を受け、ベガパンク「知(ピタゴラス)」との通信を試みる「正(シャカ)」。
しかし、ピタゴラスは通信に応じず、「カツン」「カツン」と何者かの足音だけが響きます。
(『ワンピース』 1075話 尾田栄一郎 / 集英社)シャカが「C棟カメコ12号」に周辺を見回すよう指示を入れると、そこには何者かの姿が。その次の瞬間、カメコは破壊されてしまいました。
時を同じくして、左耳に通信機器を付けていたルフィも異変を感じとった様子。
研究所内に未知なる脅威が存在しているようです。
セラフィムが起動
メインのA棟の他、B棟、C棟を持つベガパンクの研究所。
現在のところ、ルフィ、ゾロ、シャカ、ルッチ、カクの5名はA棟4階の司令室で待機しています。
一方で、A棟3階ではナミ、ブルック、エジソン。
A棟2階ではチョッパー、ロビン、アトラス。
B棟2階ではサンジ、ジンベエ、ステューシー。
C棟3階ではウソップ、フランキー、ヨーク、リリス。
…以上の面々が、それぞれベガパンク「星(ステラ)」の捜索に当たっていました。
そんな中、シャカの目の前のモニター映像が一つずつ消えていくという異常事態も発生。
ここでシャカは、「研究所内に… 誰かいるぞ………!!」と確信をもって発しました。
一方その頃、C棟に展開していたウソップらは、爆発に巻き込まれたピタゴラスの姿を発見。
アトラス同様にやられてしまったかに思われたピタゴラスでしたが、頭部は無事だったようです。
ここで、ウソップらに近付く人影が一つ。
…その正体は、エジソンから停止命令を受けていたはずの「セラフィム」S-スネークでした。
(『ワンピース』 1075話 尾田栄一郎 / 集英社)複製された”メロメロの実”の能力により、たちまちヨークは石化。
リリスの『止まれセラフィム』という命令も聞かず、S-スネークは無慈悲にもレーザー攻撃を仕掛けてきます。
不自然なセラフィムを前に、「反撃していいのか!?」とフランキー。
一方のリリスは、”最強の人類”を前に「勝てるわけないじゃろうが!!」と焦りを顕にします。
ある提案
”異変”は司令室内でも起きていました。
「手を貸せルフィ!!」というゾロの声を受け、慌ててやってきたルフィとシャカ。
そこには、ゾロに対して敵対行動をとるS-ベアとS-ホークの姿が。
2体のセラフィムは、S-スネークと同様にシャカの停止命令を聞く様子はありません。
ゾロに加えてルッチとカクも標的にしている様子のセラフィムは、研究所内の人間を皆殺しにしようとしている様子。
”フロンティアドーム”という名のバリアに脱出を阻まれたことを含め、何者かが裏で全ての糸を引いているようです。
(『ワンピース』 1075話 尾田栄一郎 / 集英社)圧倒的なピンチを前に、轟音と衝撃によって起き上がったルッチとカク。
2人は「一時手を組まねェか？」と言い出して……？
1076話へ続く。
【ワンピース】1075話の考察と感想
セラフィムとの戦闘
命令者がコロコロと変わり、協力、敵対、停止と大忙しなセラフィム。
しかし、今回のセラフィムは「威権チップ保持者」でも戦桃丸でもない上位者(最低でもベガパンク「猫」と同列の他の「猫」or「星」)からの命令を受けているようです。
従って、「停止命令」がセラフィムに通ることはなく、戦って無力化する他ありません。
思わぬ危機に瀕してしまった”麦わらの一味”。
S-ホークとS-ベアはルフィらのA棟4階「司令室」。
S-スネークはウソップらのC棟3階。
残るS-シャークは、B棟のいずれかのフロアに出向くのではないかと思われます。
”最強の人類”たるセラフィムを前に、”麦わらの一味”は勝つことができるのでしょうか。
ルッチとカクが協力関係に？
セラフィムという”共通の敵”を前に、協力関係を持ちかけたルッチとカク。
ゾロとしても「錠つけたまま死なせたら 後味悪ィからよ」と発言するなど、CP0の2名を危機から助ける意思はあるようです。
一方で、手錠を外した上で共闘となると、話は変わってきます。
…とは言え、パシフィスタを凌ぐ兵器性能に加えて、S-ベアは悪魔の実の能力、S-ホークは剣の腕をそれぞれ持っていることから、楽な戦いでないことは確かです。
次回、錠の外れたルッチとカクが、ルフィ・ゾロと協力して戦うシーンが描かれるのか、それとも…？
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ここから下は、1075話が出る前の予想内容になります。
【ワンピース】1075話以降のネタバレ 予想と考察
麦わら大船団による事件が勃発か
フロンティアドームの存在
フロンティアドームが制御不能となり、研究層(ラボフェーズ)から出ることができなくなってしまった”麦わらの一味”。
モルガンズが世界経済新聞の誌面にて掲載しようとしている通り、形だけ見ればベガパンクを人質にエッグヘッドに立てこもっているかのような状態です。
フロンティアドームの制御を可能にするまでの時間が長引けば、それだけ出航が遅れてしまい、黄猿率いる大艦隊に追い詰められかねません。
そして、仮に海軍の艦隊の到着が”麦わらの一味”のエッグヘッド離脱に勝った場合、海軍vs四皇の戦争が勃発します。
麦わら大船団が集結か
さて、上述したような事態に発展してしまった場合、”麦わらの一味”は海軍に勝利することができるのでしょうか。
(『ワンピース』 1073話 尾田栄一郎 / 集英社)現時点で軍艦に同乗している強キャラクターは”黄猿”ことボルサリーノのみですが、艦内には「五老星」ジェイガルシア・サターンの姿もありました。
「五老星」がエッグヘッドに上陸した場合、たちまちセラフィムの指揮権が奪われてしまいます。
そうなってしまえば、いかに”麦わらの一味”とてかなり厳しいのではないでしょうか。
しかし、案ずることなかれ。”麦わらの一味”は、今や「四皇」麦わら大船団にまで成長しています。
傘下(ルフィ曰く友達)の海賊団が集まれば、まさに鬼に金棒です。
世界経済新聞が鍵
さて、気になるのは、本当に大船団が集結するのか、という点です。
鍵となるのは、モルガンズが今まさに行おうとしている”世界経済新聞”の発行。
これまで作中で明かされている通り、モルガンズの情報網は極めて広大であり、影響力もまた甚大です。
もし「ベガパンクを人質にエッグヘッドに立て篭もり」と題されたニュースが世界をかけ巡れば、大船団に属する海賊団たちは加勢のために駆けつけるのではないでしょうか。
集結が実現すれば、作品内で予告されていた「大事件」が起ころうとしているのかもしれません。
シリュウが登場か
エッグヘッドの研究所内に潜み、姿を見せずしてフロンティアドームの動作に影響を与えている何者か。
その人物は、ベガパンク「星(ステラ)」の失踪にも関わっていると見て間違いなさそうです。
現時点で考えられる”犯人”としては、やはり「スケスケの実」を口にしているシリュウでしょうか。
黒ひげ海賊団の面々は、比較的エッグヘッドから近い範囲内で活動しており、提督たる黒ひげも隣島のウィナー島でローと矛を交えています。
黒ひげ海賊団によってコビーが拉致されている今、シリュウがエッグヘッドの情報を持っていても不思議ではありません。
もし本当にシリュウが潜んでいた場合、”麦わらの一味”は期せずして激しい戦闘を強いられることになりますが……？
https://bookwiz.me/onepiece1075y
最終章の展開予想
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(C)尾田 栄一郎
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