『ワンピース』本誌1086話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【ワンピース】1086話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1085話のおさらい
・コブラは”虚の玉座”に着座したイム様を見て、驚愕する。
・イム様はリリィの大失態によって”歴史の本文(ポーネグリフ)”が解放されたのだと話す。
・ネフェルタリ家は”D”の名を持っていることが判明する。
・イム様と五老星が能力を使用し、コブラを襲う。
・サボが救援に駆けつけるも、コブラは死亡してしまう。
・ワポルはコブラが殺害される様子を目撃してしまい、その場から逃げ出した。
【ワンピース】本誌1086話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1086話「五老星」のネタバレです。
出航の時
コブラ王が死した事実は伏せられつつ、「世界会議(レヴェリー)」は幕を下ろしました。
アラバスタ王国のイガラムやチャカ、ペルがコブラとビビを捜索するも、2人は一向に見つかりません。
そんな折、各国の王たちが乗り込む船の中には、複数の密航者たちが身を潜めていました。
エイギス王国の船にはワポルとビビ。
タジン王国の船にはボニー。
ルルシア王国の船にはサボ。
それぞれの思いを胸に、「赤い土の大陸(レッドライン)」から船は出港します。
それから間も無く、世界には”コブラの殺害”と”ビビの失踪”の2種の事件が報じられました。
ルルシア消滅の経緯
マリージョア内「パンゲア城」の一室では、五老星がサボや「エッグヘッド」について談義していました。
そんな折、イム様から五老星に向けた通信が入ります。
イム様は、ベガパンクが作った「マザーフレイム」なるものを使用したい様子。
実験の場としてイム様が挙げたのは、「ルルシア王国」でした。
五老星の1人が「ずいぶん人がいます」と発言するも、「構わぬ……」とイム様。
五老星一行は、「世界は創造主の思い通りゆえ」と完全にイエスマンのようです。
イム様が述べた「ルルシアを選んだ理由」は、「近い」から。
たったこれだけの問答により、「ルルシア王国」は地図上から消え去ってしまったようです。
なお、このタイミングで全ての五老星の本名が判明しました。
・「科学防衛武神」ジェイガルシア・サターン聖
・「環境武神」マーカス・マーズ聖
・「法務武神」トップマン・ウォーキュリー聖
・「財務武神」イーザンバロン・V・ナス寿朗聖
・「農務武神」シェパード・十・ピーター聖
また、イム様は、「ビビが欲しい……」とも付け加えました。
五老星の面々は、理由を聞くことすらせず、ただ「御意」とだけ返します。
イム様の正体
ーー場面は戻って革命軍サイド。
「世界会議」の経緯を話したサボは、「ルルシア王国」到着後に自身がコブラ王殺害犯と報じられていたことを知ったのだと話します。
真実を話したい気持ちを持ちつつも、「革命への士気」を感じたサボは、理性でもって言葉を飲み込んだようです。
その後、「ルルシア王国」が破壊される直前の間接通信は、海上から行っていた話すサボ。
船には革命軍への入隊希望者も乗り込んでおり、目の前で「ルルシア王国消滅事件」を目撃してしまったようです。
その時の出来事として、サボは「真っ黒い何かが雲の上を飛んでた」と話します。
ここで、イワンコフが「イム」なる人物の名前について、800年前を生きた”最初の20人”に、「『ネロナ家』の『イム聖』という王」が存在したと発しました。
また、作中世界には、「”不老”になる能力」※が存在しています。
※オペオペの実の「不老手術」を指していると思われる。
そこまで話したイワンコフは、”天竜人”の最高権威たる”五老星”がへりくだる相手たるイム様が、不老となった800年前の創造主当人ではないかと予想を立てました。
さらにイワンコフは、サボが見た空を飛ぶ”何か”の正体について、ベガパンクの製作物である可能性を指摘。
しかし、その可能性については、「ベガパンクはあからさまな人殺しの道具は作らない」とドラゴンが否定します。
すかさず「でしょ!?」とドラゴンを指差したイワンコフは、次なる説として「古代兵器」を挙げました。
イム様が800年前を生きた人物である場合、「古代兵器」を所持していても何らおかしくはありません。
処刑
そして現在。
聖地マリージョアでは、1人の”天竜人”の処刑が行われました。
多くの”天竜人”が見届けられているものの、世界に報じられない処刑。
執行人を務めるのは、”神の騎士団”の最高司令官たるフィガーランド・ガーリング聖です。
ガーリング聖は、ゴッド・バレーで活躍した”王者”である様子。
処刑対象は、魚人族をかばったドンキホーテ・ミョスガルド聖で……?
1087話へ続く。
【ワンピース】1086話の考察と感想
様々な”名”が明かされる!
今回ご紹介した『ワンピース』第1086話では、様々な”名前”が一挙に明かされました。
既に判明していたジェイガルシア・サターン聖を除く五老星の名前と、かつて存在したというネロナ・イム聖の名前、そして後述するフィガーランド・ガーリング聖です。
さすがは最終章と言ったところか、いずれのキャラクターも”強者感”に溢れた人物ばかりですよね。
それぞれの人物が今後どのような活躍を見せてくれるのか、今から既に楽しみになってしまいます。
フィガーランド家
”名前”を巡っては、第1086話の最終ページにて、「フィガーランド・ガーリング聖」という人物の名前が飛び出しました。
フィガーランド家とは、『ONE PIECE FILM RED』で初めて名前が登場した、「四皇」”赤髪のシャンクス”の家名です。
”神の騎士団”の中に、シャンクスらしきシルエットが存在することは本サイトでも言及していましたが、フィガーランド家の人間が”最高司令官”であることが判明した今、シャンクスの騎士団員説も真実味を帯びてきましたね。
その見た目から、強者であることは想像に難くないガーリング聖。
”神の騎士団”とは、一体どれほどの力を有しているのでしょうか。
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ここから下は、1086話が出る前の予想内容になります。
【ワンピース】1086話以降のネタバレ 予想と考察
ルルシア王国の消滅
泣く泣くコブラ王を置いて五老星らの魔の手から逃亡した、”革命軍”参謀総長のサボ。
いずれかの島に寄り道をしていないと仮定すると、次なる目的地は「ルルシア王国」であると予想されます。
そして「ルルシア王国」とは、イム様の命によって消滅の憂き目にあった国家です。
ーー「ルルシア王国」が消滅した日。
島を覆う黒い影が出現したかと思えば、天から複数のレーザーが放たれ、たちまち島を粉々にしてしまいました。
バスターコールなど目ではない破壊力は、いかにして生み出されたのでしょうか。
「世界会議」編が描かれている現在、イム様と五老星の動きに注目しておく必要がありそうですね。
ビビが”麦わらの一味”に加入?
本名が「ネフェルタリ・D・ビビ」であったことが判明し、作品内における重要性が急上昇したビビ。
父にしてアラバスタ国王のコブラを亡くした上、ともすればワポル経由でイム様の存在を知ってしまったやもしれません。
いまやビビは、ワポルと共に「世界政府」から狙われる立場。
「四皇」の立場にある”麦わらの一味”への加入が、安全性の面ではベストではないかと思われます。
ビビは、船に乗っていないだけであって、アラバスタ編が終わった時点で”麦わらの一味”の仲間です。
一味としてはビビの乗船に首を振る要素が存在せず、あとはビビ本人の気持ち次第のはず。
ワポルと共にモルガンズに匿われているビビは、今後どのような動きを見せるのでしょうか。
間もなくエッグヘッド編に戻る?
エッグヘッド編が一時中断され、「エルバフ」や「ウィナー島」、海賊島「ハチノス」に、現在の「世界会議」編と、複数の場所を転々とする形で進行している『ワンピース』のストーリー。
現在深掘りされている「世界会議」編が終了した後は、いよいよ「エッグヘッド」編が再開するのではないかと予想されます。
しかしながら、「四皇」側の勝利で決着がついた「エルバフ」と「ウィナー島」の戦いはともかくとして、ガープが乗り込んだ「ハチノス」の戦いは結末までを見届けたいものですよね。
現在のガープは、かつての一番弟子たるクザンと対峙しています。
予想がつかない戦いの結末とはーー?
最終章に入った『ワンピース』は、さまざまな場所でさまざまなストーリーが進行しており、とにかく目が離せませんね!
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最終章の展開予想
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(C)尾田 栄一郎
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