『ワンピース』本誌1084話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【ワンピース】1084話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1083話のおさらい
・「カマバッカ王国」に帰還したサボは、マリージョアでの出来事を報告する。
・革命軍は、マリージョアへの”兵糧攻め”を行なっていた。
・ドラゴンは、”神の騎士団”の動きを警戒している。
・サボの回想として、「世界会議(レヴェリー)」中の出来事が明らかになる。
・コブラ王が五老星との面会を希望する。
【ワンピース】本誌1084話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1084話「天竜人殺人未遂事件」のネタバレです。
ボニーとサボ
「聖地マリージョア」のパンゲア城内に侵入していたサボは、同じく侵入していたジュエリー・ボニーと出会いました。
ボニーの目的は、革命軍の”任務”の一つであるバーソロミュー・くまの解放です。
ボニーは革命軍の記事を意識して追いかけていたようであり、くまの身柄を革命軍に任せるつもりである様子。
サボは既に守衛室から”鍵”を盗み出しており、カラスのススススの実の能力で生成された烏に鍵を預けました。
また、サボは本部に戻るよう軍隊長らに指示。彼自身には、まだ”用”があるようです。
そんな折、駆けつけた守衛たちに気がついたサボは、ボニーを抱えてパンゲア城の梁(はり)へと逃げ込みました。
複数の守衛のうち1人が、「この塔の衛兵また減ったよな」と一言。
違う衛兵が、「何だお前しらねェのか そういうのはだいたいアレよ」と言い放ちました。
”アレ”とは、”幻の部屋”を見てしまったことを指している様子。
マリージョアの内部に潜む”謎”を前に、サボの表情は険しいものとなりました。
その後、無事にボニーを城外に送り届けたサボは、「エッグヘッド」が新世界に位置することを教え、ボニーを見送ります。
五老星との謁見
場所は変わり、「虚の玉座」前。
五老星との面会許可を得たコブラ王は、「世界政府」の成り立ちについて話し始めました。
”天竜人”の起源や、「虚の玉座」の意義、アラバスタのネフェルタリ家のみが”天竜人”にならなかったことなど、五老星と「世界政府」を巡る歴史について再確認したコブラ。
その後コブラは、本題に入りました。
それは、アラバスタに存在する文献の中に”リリィ女王の名前が存在しない”というもの。
リリィ女王とは、上述した”天竜人”にならなかった、当時のアラバスタ国王の名です。
その後アラバスタを治めたのはリリィ女王の弟。つまり、リリィ女王当人はアラバスタに帰還していないのです。
五老星は、大昔のことゆえ「知る由もない」と返答。
次にコブラは、「”D”とは?」とさらに踏み込んだ問いを投げかけました。
途端に険しい顔となった五老星。
コブラは、「800年前の彼女の短い”手紙”が代々王家に受け継がれているのだが…」と話し始めました。
天竜人殺人未遂
パンゲア城内、「社交の広場」ーー。
そこでは、”無敵奴隷”くまを操るチャルロス聖により、鎖で捕獲されてしまった”人魚姫”しらほしの姿がありました。
フカボシらがチャルロス聖を攻撃しようと決断するも、立ちはだかるはバーソロミュー・くま。強力な攻撃を前に、フカボシらは苦戦を強いられます。
そんな折、ドレスローザ王国の護衛を努める”八宝水軍”のサイと、トンタッタ海賊団のレオが登場。
2人は容赦のない攻撃をチャルロスに浴びせ、しらほしの誘拐を阻止しました。
しかし、バーソロミュー・くまに下された攻撃命令はいまだに継続しています。
サイとレオに向かってレーザーが放たれようとした、その時。
地中から現れたモーリーが、くまを抱き締めました。カラスがサボから預かった”鍵”を持ち込み、くまを縛り付けていたものは解錠されたようです。
これが、「天竜人殺人未遂事件」のあらましでした。
イム様
場所は戻って「虚の玉座」前。
五老星と謁見するコブラ王の前に、人前に姿を見せないはずの「イム様」が現れ、「虚の玉座」に腰を降ろして……?
1085話へ続く。
【ワンピース】1084話の考察と感想
幻の部屋
『ワンピース』第1084話にて守衛の1人が語っていた、見てしまった者は消されるとされる、「幻の部屋」。
その部屋の正体は、察するにイム様が控えていた「花の部屋」ではないかと思われます。
イム様の存在は、五老星を含む一部の人物しか把握していない、いわばトップシークレットです。
イム様の居住区画のひとつと考えられる「花の部屋」も当然の如く同程度の機密性を持っていることでしょう。
つまり、何らかの手違いによって「花の部屋」を見てしまった守衛は、「世界政府」から秘密裏に消されてしまっているのではないかと考えられます。
ビビやワポルについては、イム様の姿か、あるいは「花の部屋」を見てしまったのではないでしょうか。
現れたイム様
部外者の前には決して姿を見せなかったであろうイム様。
そんな人物がいま、コブラ王の前に姿を現し、あまつさえ「虚の玉座」に腰を降ろしたのです。
五老星すらも焦りを浮かべる異常な状況の中、イム様が発したのは「リリィ…」という名のみ。
”D”について問うたコブラ王に、果たしてイム様はなんと語りかけるのでしょうか。
急転直下の展開を前に、次回以降が待ちきれませんね。
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ここから下は、1084話が出る前の予想内容になります。
【ワンピース】1084話以降のネタバレ 予想と考察
イム様について
サボによって「世界会議(レヴェリー)」で起こった事件の顛末が語られている、現在の『ワンピース』。
起こった事柄のうち特にセンセーショナルな出来事として挙げられるのが、「コブラの死亡」と「王女ビビの失踪」です。
前者について、「世界政府」の偽装工作によってか、殺害の犯人はサボということになっています。
新聞には、死したコブラ王の前に立つサボの姿が掲載されていましたから、言い逃れをするには厳しい状況です。
さて、そんなサボと言えば、「ルルシア王国」を経由した間接通信により、「虚の玉座」について言及していました。
「虚の玉座」とは、本来であれば”世界の王など存在しない”ということを示す象徴としての玉座のはずです。
しかし、五老星が「イム様」と呼ぶ人物は、当然のように「虚の玉座」に座していました。
ーー話はサボに戻ります。「ルルシア王国」が攻撃を受ける直前、サボは「『世界の王』などいない筈の あの”玉座”には…」という言葉を発していました。
文面から察するに、サボがイム様を見てしまったことは確定と見て良いでしょう。
これに関連して、モルガンズに匿われていると判明した王女ビビとワポルについても、イム様を目撃してしまったのではないかと推測されます。
ワポル曰く、2人が知ってしまった情報は「政府に即消される」レベルのもの。
仮にイム様でなかったとしても、「世界政府」が持つトップシークレットを知ってしまったであろうことは間違いありません。
イム様がいよいよ登場か
”ビビとワポルが見てしまったもの”はともかくとして、サボがイム様を目撃したことは確定情報です。
現在の『ワンピース』が、サボの目線での「世界会議」について描かれている都合上、今後の回想シーンでイム様が登場することは間違いないでしょう。
少なくとも、サボが見ている前でイム様は”虚の玉座”に座すことは確定と見て良さそうです。
読者からすれば、イム様の”目的”……とまではいかずとも、世界に対するスタンスや、口調などが明かされて欲しいところですね。
”神の騎士団”の謎
『ワンピース』第1084話にて改めて名前が登場した「神の騎士団」。
最初に名前が登場したのは第1054話であり、「チャルロス聖殺人未遂」の解決にあたって「神の騎士団」が介入したことが明かされていました。
第1084話でシルエットとして描かれた「神の騎士団」の中には、”赤髪のシャンクス”のような人物の姿も見られます。
シャンクスか、もしくはシャンクスに酷似した風貌の人物が、マリージョアにて五老星との謁見を許可されていたことから、シルエットの人物はその人物と見て良さそうです。
仮にシャンクスであった場合、「神の騎士団」の戦力は個々が「四皇」級。ドラゴンが明確に警戒していたことにも合点がいきます。
とにかく、「神の騎士団」がマリージョアを守護するための大きな”戦力”であることに間違いはないでしょう。
今後の革命軍の戦いは、「神の騎士団」との戦いにシフトしていくのかもしれませんね。
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最終章の展開予想
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(C)尾田 栄一郎
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