モモの助を連れて鬼ヶ島へと逃走を図るカン十郎。河松が一度は阻止するも、カン十郎の隠された能力に翻弄されとり逃してしまう。一方で麦わら達はカイドウ軍の船に思わぬ苦戦を強いる。しかしそこへついにジンベエが現れ…
ワンピース976話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「ワンピース」の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回975話のおさらい
・しのぶの生存が確認できるも、港で捕まった状態
・サニー号は宝樹アダムの強度により無事だった
・傳ジローが羅刹町の侍を解放し、赤鞘とついに合流
・約束の港が刃武港の波止だったと判明する
・5400名の勢力を従えてついに討ち入りへ
ワンピース本誌976話のネタバレ
別の約束の港を伝え、見事カン十郎を出し抜いた錦えもん。しかし、錦えもんに長く連れ添ってきた赤鞘九人男は、ただの勘違いにすぎないと気づいていた。
赤鞘たちに問い詰められ、一生分の運を使い果たしたと、自分の間違いを素直に認める錦えもん。
それでも赤鞘は、運を使い果たしたであろう錦えもんに全く失望していない。共におでんに仕えた身として、死ぬまで連れ添うと覚悟を決めていたのだ。
赤鞘たちに激励を受けた錦えもんは、共におでんの無念を晴らそうと大声で叫び、侍たちを鼓舞する。
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侍の大船団を目の当たりにしたカン十郎は、モモの助を連れて鬼ヶ島へ向かおうとしていた。カン十郎を静止するため、河松が海へと潜り常影港へ移動し、カン十郎を攻撃する。
しかしカン十郎はすでに逃走への布石を打っていた。足元から巨大な鶴が現れ、カン十郎とモモの助を乗せて空高く飛び立ってゆく。
カン十郎は言う。日和も必ず探し出し殺してやると。そして討ち入りの船団は、カイドウの軍隊には力及ばず、鬼ヶ島に入ることすらできぬと。
麦わらの一味も、カン十郎が内通者であったとようやく気づくのであった。高所に怯えるモモの助を助けるため、サンジが空を闊歩しカン十郎へ向かってゆく。
しかし、侍の大船団の上に突如黒雲が現れ、雲から黒い矢が降り注ぐ。この攻撃は、カン十郎がいまだに隠していた技「浮世夕立絵図」だった。
墨で描かれた矢は殺傷能力が凄まじく、侍たちを次々と葬ってゆく。サンジもすかさずナミを庇う。
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降り注ぐ矢を見たモモの助は、泣きながらカン十郎に攻撃を止めるように言う。このままではみんな死んでしまうと。
しかしカン十郎は攻撃を止めない。なぜならこの場にいる侍たちは、おでんとトキの言葉に希望を抱いて死期が20年引き延ばされただけに過ぎないのだから。
モモの助を嘲笑うカン十郎。
しかしそれでも、モモの助の心は決して折れなかった。自分がおでんに足る存在では無いと1番に分かっていたが、大将としての責務を少しでも果たそうとしていたのだ。
モモの助は大声で叫び、侍たちの大船団に伝える。1人で必ず逃げてみせるから、自分のことは気にせず、カイドウとオロチを倒しワノ国を守って欲しいと。
モモの助の言葉は、ワノ国の侍だけでなくルフィにも届いていた。そしてルフィはモモの助に約束する。必ず助けに行く、友達だからと。
モモの助は泣きながらルフィに頭を下げ、鬼ヶ島へと去ってゆく。
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カイドウ軍の船を一隻逃してしまったが、麦わらたちは問題無いだろうと全く気にしていない。
しかし突如、侍たちの乗った船が大爆発する。どうやら逃げたカイドウ船が、長距離砲で攻撃を仕掛けてきたようだった。
カイドウ船に反撃したいところだったが、ルフィたちの射程よりも離れており、船で近づくしかなかった。侍たちの船が次々と破壊されてゆく。
まさかの危機に直面してしまう船団。
しかし突如、カイドウ船の胴体が槍のようなもので突き刺され、長距離砲も破壊される。麦わらたちの危機に駆けつけたのは、なんと海峡のジンベエだった。
元七武海の麦わらの一味への加入に、ローとキッドは驚きを隠しきれない。
一方でルフィたちは、約束通り生きて戻ったジンベエの登場に大いに湧いていた。
977話へと続く。
977話のネタバレはこちら
登場キャラの現在状況一覧
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ここから下は、200話が出る前の予想内容になります。
976話のネタバレ予想
錦えもんから討ち入り作戦が語られる？
975話にて、意図せず敵だけでなく味方までも欺いた錦えもん。「策士」と称えられていました。このまま策士キャラを通すのか素を出すのか、気になるところです。
975話での錦えもんの様子を見ると、このまま策士キャラを貫き通す可能性が高いと思います。討ち入り前に作戦会議を行っており、その場にカン十郎がいたことから、新たな作戦を堂々と発表するのではないでしょうか。
鬼ヶ島の入り口「冬」が描かれる？
討ち入り2日前のロビンの発言の中に、「鬼ヶ島の入り口は冬」という言葉がありました。
さらに975話では、サンジとウソップが意味深に手袋をし、ルフィがマントをつけています。どちらも防寒具を連想させるため、976話でついに鬼ヶ島の入り口までが描かれるのではないでしょうか。
モモの助としのぶを救出か
カン十郎に捕らえられてしまったモモの助としのぶ。カイドウの指示によりモモの助が殺されることはありませんが、討ち入り前に救出する展開になりそうです。
しかし、主要な登場人物は既に海上に出ており、モモの助は人質に取られた状態。カン十郎の意識も海へ向いており、海側からの救出は少し難しいように思えます。
そのためワノ国の本土にいる誰かが、救出するのではないでしょうか。
考えられる救出パターン
海上戦でルフィたちがカイドウ軍を圧倒！
三災害などの主力はいなさそう
危機迫る赤鞘たちを救う形で登場したルフィローキッドの3海賊団。嵐の吹き荒れる中でも、難なく反撃し赤鞘たちを保護します。
カン十郎及びカイドウ軍は、小舟を1隻沈めるだけと考えていたようで、ルフィたちの登場は想定外の様子。主力メンバーが乗っているとは考えにくく、ルフィたちが海上戦で圧倒するでしょう。
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(C)尾田 栄一郎
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