『ワンピース』本誌1079話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【ワンピース】1079話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1078話のおさらい
・戦桃丸の勧めにより、エッグヘッドの島民が脱出準備を始める。
・S-スネークにより、ウソップとリリスが石化。フランキーも半身が石化し、窮地に陥る。
・現在起こっている出来事は、やがて「エッグヘッド事件」として世界に衝撃を与えると明かされる。
・”裏切り者”がヨークであったことが明らかになる。
【ワンピース】本誌1079話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1079話「『四皇』赤髪海賊団」のネタバレです。
近付く影
骨つき肉を頬張りつつ、ヨークはセラフィム達と作戦会議を行なっていました。
世界政府が自身らベガパンク「猫(サテライト)」をも消そうとしていることを察知したヨークは、”作戦”を立案。
その内容は、ひとまずヨークとベガパンク本体、地下の人質(＝サイファーポール)を残した上で、他の者を皆殺しにすること。
また、ヨークが裏切り者であることを悟らせないため、S-スネークには事前に石化を命じていたようです。
かくして巻き起こったエッグヘッド内での騒動。
(『ワンピース』 1079話 尾田栄一郎 / 集英社)そして、そんなエッグヘッドに、”黒ひげ海賊団”の旗を掲げた船が近付いていました……。
エルバフにて
場所は変わってエルバフ。
キッド海賊団の前には、複数の”赤髪海賊団”の傘下の海賊船が並んでいました。
その内訳は水たまり海賊団、ソシアルクラブ、ブルジョワ海賊団、などなど。
いずれもキッドから見れば「ザコ」であり、新世界に似つかわしくない顔ぶれです。
エルバフにて出航準備を行なっていたシャンクスは、全船に退避を命令。
そしてシャンクスは「ウチの傘下は『弱い』で有名なんだからよ」と楽しげに話します。
傘下の海賊団の多くは、赤髪海賊団の”旗”によって庇護されているようです。
(『ワンピース』 1079話 尾田栄一郎 / 集英社)……そして、船に乗り込んだシャンクス。
ラッキー・ルウが「いいよ おれ達でやっとく」と述べますが、シャンクスは相手が「30億の首」であることから、自身も出る構えを見せました。
壊滅
赤髪海賊団の傘下の海賊達を前に、キッドは「電磁砲(ダムド・パンク)」を準備。
相手を一掃しようという考えのようです。
船で戦いの準備を整えていたシャンクスは、”見聞色の覇気”によって未来を読み、キッドの攻撃による被害を察知しました。
そしてシャンクスは、”未来の被害”があまりに甚大だったことから、単騎での出撃を決意。
(『ワンピース』 1079話 尾田栄一郎 / 集英社)突如としてキッドの目の前に現れると、”海賊王”ゴール・D・ロジャーも使用した”神避(かむさり)”により、キッドを撃破しました。
迸る”覇王色の覇気”で、キッド海賊団所属の何名かは気を失ってしまっています。
攻撃を受けたキッドと、その援護に入ったキラーも倒れ、狼狽したキッド海賊団の面々。
彼らは降参を宣言し、”ロード歴史の本文(ポーネグリフ)”を差し出します。
そんな折、シャンクスがその場から離れると、エルバフから”覇国(はこく)”が放たれました。
ドリーとブロギーによるその一撃は、キッド海賊団の船を見事に穿ちます。
かくして、ユースタス・”キャプテン”キッド率いるキッド海賊団は、新世界に散りました。
1080話へ続く。
【ワンピース】1079話の考察と感想
シャンクスが強過ぎる
第1079話、今や30億の賞金首となったユースタス・”キャプテン”キッド率いるキッド海賊団と相対した赤髪海賊団。
大頭の”赤髪のシャンクス”は、カタクリと同じかそれ以上と思しき”見聞色の覇気”を有しており、キッドが傘下の海賊たちに大砲を撃つ前に撃退してしまいました。
それも、使用した技はロジャーと同じとあって、他の「四皇」達と同じく底知れぬ強さです。
傘下が弱くとも、シャンクス自身がそれを補って余りある強さを有している赤髪海賊団。
今後もシャンクスからは目を離せません。
キッド海賊団がドロップアウト
ここにきて、無慈悲にもドロップアウトとなってしまったキッド海賊団。
”赤髪のシャンクス”相手に一隻で挑んだわけですから、当然と言えば当然の結果です。
とはいえ、仮にもビッグ・マムを倒した男が、こうもあっさりやられてしまうとは……。
ここはシャンクスの強さを誉めるべきでしょうか。
30億の賞金首となり、「四皇」に次ぐ位置にまで上り詰めていたキッド。しかし、”新世界”の壁は厚く、大海賊を相手に一瞬にして壊滅してしまいました。
時を同じくして「四皇」”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチと戦闘を行なっている”ハートの海賊団”についても、覚悟しておいた方が良いのかも知れませんね……。
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ここから下は、1079話が出る前の予想内容になります。
【ワンピース】1079話以降のネタバレ 予想と考察
エッグヘッド編は一時休憩？
ベガパンク「欲(ヨーク)」の裏切りという衝撃展開が描かれて締められた、第1078話。
その直前、モノローグにて「エッグヘッド事件」の”結末”が世界に衝撃を与えると明言されていました。
また、ルフィらとセラフィムとの戦いが描かれたこれまでの展開が、「『エッグヘッド事件』の前日の一部始終」とも説明されており、次回以降は一時的に舞台が他に移るのではないかと思われます。
具体的には、現在同時に進行している複数の”戦い”の続編です。
以下、近く描かれるであろう展開を予想していきます。
ウィナー島の戦い
(『ワンピース』 1063話 尾田栄一郎 / 集英社)ワノ国を出港した後、トラファルガー・ローを待ち受けていたのが、「四皇」”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチでした。
ティーチは、ワノ国の”ロード歴史の本文(ポーネグリフ)”を欲しており、麦わらの一味、キッド海賊団、ハートの海賊団のいずれかがウィナー島を通ると見て張り込んでいた様子。
ティーチの予想は見事に当たり、”天上決戦”の立役者の一人たるローがウィナー島に到着。
黒ひげ海賊団とハートの海賊団は、海戦へと突入しました。
極寒の”北の海(ノースブルー)”で海戦の腕を鍛え上げたというハートの海賊団ですが、やはり「四皇」は船長や幹部の”個の強さ”が強力です。
黒ひげ自らが前線に出張ってきていることも相まって、やや劣勢のハートの海賊団。
そんな2海賊団による戦いの続きが、今後の展開で描かれるのではないかと思われます。
エルバフの戦い
(『ワンピース』 1076話 尾田栄一郎 / 集英社)続いては、エルバフです。
ワノ国の”天上決戦”にて、ローと共に「四皇」”ビッグ・マム”シャーロット・リンリンを倒したキッド。
続く島で待っていたのは、またも「四皇」の”赤髪のシャンクス”でした。
かつて”赤髪海賊団”に挑んだことがあったキッド海賊団。しかし、その際は終ぞシャンクスの顔を見ることすら叶わず、キッドの片腕を奪われた上で敗走を余儀なくされたようでした。
つまり今回は、キッドにとってはリベンジ戦。
ビッグ・マムを倒したことで勢いに乗っているであろうキッド海賊団ですが、戦いの結末は……？
ハチノスの戦い
現在進行形で起こっている事態として、”海賊島”ハチノスに拉致されたコビーについても忘れるわけにはいきません。
ハチノスには、現在ヘルメッポらを伴ったガープが向かっており、コビーを奪い返すために殴り込みをかける様子。
ティーチ、バージェス、オーガー、ドクQの4名はウィナー島にて姿が確認されていますが、その他の黒ひげ海賊団幹部たちは(おそらくは)ハチノスにおり、激戦は避けられないでしょう。
ともすれば、新たに幹部となったクザンが出張ってくる展開も考えられそうです。
ハチノスで繰り広げられるであろうコビー奪還戦では、ガープの真なる強さがいよいよ明かされるのでしょうか。
くまの過去
エッグヘッド編に入って以降、度々描かれている「バーソロミュー・くま」の過去。
ボニーは、研究所内のルームNIKYUにてくまの記憶に触れており、1078話では大粒の涙を流す様子が描かれていました。
特殊な種族の出身であろうくまは、かつて迫害を受けていた様子。
ソルベ王国の国王となった後、”暴君”として海に繰り出し、革命軍幹部や王下七武海を経て”改造人間”となったくまの人生の裏には、どのような物語があったのでしょうか。
今後の展開では、そんなくまの過去も何らかの形で読者に明かされるのではないかと思われます。
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最終章の展開予想
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(C)尾田 栄一郎
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