呪術廻戦

アニメ『呪術廻戦』第38話のネタバレ・感想と考察|”特級呪霊”陀艮との戦い 直毘人の術式が判明!

アニメ『呪術廻戦』2期 第38話のネタバレ記事です。本編の内容をご紹介しつつ、感想や考察を述べています。

アニメ『呪術廻戦』の概要

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!

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アニメ『呪術廻戦』前回(第37話)の振り返り

狗巻棘

伏黒と別れた後、渋谷駅へと向かっていた虎杖。

しかし、地上には大量の「改造人間」が跋扈(ばっこ)しており、非術師たちが危険に晒されていました。

もはや無視することのできない惨状を前に、”迷い”を見せる虎杖。

(アニメ『呪術廻戦』37話 芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

そんな折、特徴的な語彙とともに姿を見せたのが、呪術高専2年の狗巻棘でした。

狗巻は、生得術式の「呪言」を駆使することで、辺り一体の改造人間らを制圧。

援護を受けた虎杖は、無事に渋谷駅構内に到着しました。

虎杖vs脹相

(アニメ『呪術廻戦』37話 芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

渋谷駅にて虎杖を待ち構えていたのは、”呪胎九相図”1番の受肉体・脹相でした。

生得術式「赤血操術」を持つ脹相は、奥義「穿血(せんけつ)」を発射。

放たれた血液のビームは、虎杖に大きなダメージを与えます。発射直後のスピードが音速をも越える「穿血」は、虎杖をして回避が難しい大技です。

なんとか自身の得意分野たる”近接戦闘”に持ち込みたい虎杖ですが、一方の脹相はうまく距離を設けながら立ち回ります。

メカ丸の援護

難敵である脹相を前に、苦戦を強いられる虎杖。

ここで、ここしばらくの間フリーズしていたメカ丸が、突如としてサポートに入ります。

即座に相手が「脹相」であり、「赤血操術」の使い手であることを察したメカ丸は、虎杖にトイレへ逃げ込むよう指示。

さらに、トイレのあらゆる”水”を噴出させることで、脹相の体外ででの血液操作を封じてみせました

「穿血」を含む様々な技を封じられた脹相。

ここからの戦いは、虎杖の土俵たる「近接戦闘」です。

戦いの結果は

近接戦闘においては、やはり僅かに分がある様子の虎杖。

激しい戦闘の刹那、虎杖は「勝てる」という確信を抱きます。

……しかし、その直後。脹相が放った赤血操術「血星磊(けっせいせき)」が、虎杖悠仁の肝臓を貫いたのです。

それでも虎杖は、己を奮い立たせ、脹相へと挑み続けます。

それから間も無く。無情にも、決着の時はすぐに訪れてしまいました。

虎杖が脹相に向けて放った”渾身の一撃”が、”血の装甲”によって阻まれてしまったのです。

想定外の”手応え”を前に、固まってしまった虎杖。その瞬間、脹相による手痛い一撃が虎杖にクリーンヒットし、勝負が決しました。

存在しない記憶

(アニメ『呪術廻戦』37話 芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

弟を手に掛けた相手に止めを刺すべく、ゆっくりと近寄った脹相。

しかし、その瞬間、脹相の脳内に”存在しない記憶”が流れたのです。

その記憶の中では、”兄弟”たる呪胎九相図が勢揃い。……その中には、なんと虎杖悠仁が含まれています。

今日が初対面であるはずの虎杖と脹相。

このシーンの意味とは……?

訪問者

ED楽曲が開けた後、脹相に敗北して倒れ込む虎杖の前に、菜々子・美々子が登場して……?

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アニメ『呪術廻戦』第38話のネタバレ

以下は、アニメ『呪術廻戦』第38話「揺蕩」のネタバレです。

1.黒鳥操術

アニメ『呪術廻戦』第38話冒頭、描かれたのは特級特定疾病呪霊「疱瘡神」と対峙している冥冥・憂憂です。

疱瘡神に領域を展開され、窮地を迎えていた姉弟。

領域に付与された必中効果は、「①棺桶に拘束」「②墓石で埋葬」「③3(スリー)カウント開始」というもの。

3カウントが経過してしまった場合、術式対象者は疱瘡に罹患し死に至るようです。

なお、「②墓石で埋葬」のステップでも、術式対象者には大ダメージが与えられる様子。

 

冥冥は、「あと2回もくらえばいつもの動きができなくなる」という状況まで追い込まれました。

この状況を打破すべく、領域に巻き込まれた2羽の烏の内1羽を利用し、”「領域」の術式対象者”について分析を行った冥冥。

どうやら疱瘡神の領域は、範囲内の”呪力が強い者”を対象としているようです。

そこで冥冥は、弟たる憂憂に呪力を解放させ、意図して”術式対象者”に据えました。

たちまち「棺桶」に入れられてしまう憂憂でしたが、シン・陰流「簡易領域」の使用により、次のステップ「墓石で埋葬」には進みません。

(アニメ『呪術廻戦』38話 芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

困惑する疱瘡神に対して、冥冥「神風(バードストライク)」を使用。

冥冥の「黒鳥操術」は、術式対象である烏に「命を懸けた”縛り”」を強制するが可能であり、結果として烏の呪力を大きく引き上げることができるのです。

かくして疱瘡神の祓除に成功した冥冥。

いよいよ本丸たる”偽夏油”と対峙します。

2.呪胎・陀艮

場所は変わって井之頭線 渋谷駅 アベニュー口

(アニメ『呪術廻戦』38話 芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

時間は22時20分、禪院直毘人、禪院真希、七海建人の3名が、”特級呪霊”陀艮と会敵しました。

対象を”強敵”と認識し、武器を構えた真希と七海。

一方で、”特別1級呪術師”たる禪院直毘人は、凄まじいスピードで陀艮に接近し、先制攻撃を与えたのです。

腹に強烈な攻撃を喰らった陀艮は、凄まじい量の人骨を吐き出しました

その後、「じょうごぉ まひとぉ はなみぃ」と、陀艮は自身の”仲間”たる呪霊達の名を呼びます。

……そして。花御が”人間”によって祓われてしまったことへの”激怒”を抱いた陀艮は、怒りのままに変態。

呪胎から成体へと進化を遂げました

3.陀艮

変態を遂げた陀艮は、水を生み出す術式によって攻撃を開始します。

凄まじい物量の「水」を前に、困惑を露わにする真希。

一方の直毘人は、相変わらず余裕の表情。「呪霊よ」と呼びかけた後、昨今の「アニメ」がフレームレートを上げたがる風潮にあることに対する不満を述べ始めました。

対する陀艮は、自身が「呪霊」と呼ばれたことに対して怒りを抱いた様子。

自身の名が「陀艮」であるとともに、他の呪霊らにも「花御」「漏瑚」「真人」という「名前」があるのだと激怒します。

そんな問答の後、戦闘を再開した一行。

七海と直毘人が的確にダメージを与えていく中、真希が”足手纏い”であると示唆されるシーンも盛り込まれます。

4.領域展開

激しい攻撃が続き、やや押され気味となった陀艮。

掌印を結ぶことで「領域展開」を試みますが、直毘人はそれを許しません。

……しかし、”呪霊”たる陀艮は、自身の身体を用いて「呪印」を結ぶことを可能としていました。

(アニメ『呪術廻戦』38話 芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

陀艮の腹に呪印が浮かび、展開されたのは領域「蕩蘊平線(たううんへいせん)」

付与された必中術式により、直毘人、真希、七海の3名を「式神」が襲います。

”御三家”の一角たる直毘人は、「”秘伝”落花の情」を用いることで、必中術式へのカウンターを可能としていました。

しかし、領域対策を特に有していない七海と真希は、当然ながら苦戦を強いられてしまいます。

3名を畳み掛けるため、陀艮はさらに術式を解放。

大量の式神を解き放つ「死累累湧軍(しるるゆうぐん)」を発動しました。

5.侵入者

圧倒的窮地を迎えた3名。

そんな状況で現れたのは、領域「嵌合暗翳庭」を発動した伏黒恵でした。

(アニメ『呪術廻戦』38話 芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

真希に特級呪具「游雲」を届けるとともに、領域の維持によって「蕩蘊平線」の必中術式を阻害する伏黒。

この状況を維持するため、真希と七海は伏黒を守護する方向で戦いを進めます。

そんな折、1分間「死累累湧軍」を耐え抜き、右腕を失った直毘人も登場。

被害は甚大であるものの、戦闘が好転し始めます。

……しかし、陀艮と”領域の綱引き”を行っている伏黒に、限界が見え始めました。

そこで伏黒は、領域の”縁”に穴を空け、”全員で「蕩蘊平線」から脱出する”プランを提示。

それを聞いた七海は、陀艮に狙いを悟られぬよう「集合」とのみ発し、直毘人と真希を呼びつけました

(アニメ『呪術廻戦』38話 芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

そして伏黒は、狙い通り「蕩蘊平線」の脱出口をこじ開けます。

しかし、そこから現れたのは、招かれざる”天与の暴君”で……?

第39話へ続く。

アニメ『呪術廻戦』第38話|感想と考察

原作のどこからどこまで?

アニメ『呪術廻戦』第37話では、単行本12巻の第106話中盤から、単行本13巻の第109話までの内容が描かれました。

また、前回カットされた単行本12巻の第102話序盤の内容(冥冥・憂憂vs疱瘡神)の戦いも序盤に盛り込まれていました。

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アニメオリジナル要素

今回ご紹介したアニメ『呪術廻戦』第38話では、禪院直毘人の術式が原作よりも早い段階で開示されていました。

禪院家相伝の術式である「投射呪法」

直毘人がその使い手であると判明するのは、原作『呪術廻戦』第111話です。(アニメでは次回の尺に含まれる?)

視聴者のストーリー理解の妨げにならぬよう、考えられた上での改変であると思われます。

冥冥が偽夏油と対峙

特級特定疾病呪霊「疱瘡神」を退け、偽夏油の元にまで辿り着いた冥冥

弟にして”領域対策”として連れている憂憂に加えて、攻撃手段たる「烏」達を無数に従えており、戦闘の準備は万端です。

一方の偽夏油は、プラン通り五条悟を封印してみせた”智謀”の他には、まだまだ明らかになっていない要素が多い人物。

夏油傑の肉体に刻まれた「呪霊操術」は使用することができるようですが、その実力とは……?

甚爾の参戦

”特級呪霊”陀艮領域「蕩蘊平線」に囚われた禪院直毘人、禪院真希、七海建人。

必中術式によって着実に肉体を蝕まれ、3名は窮地を迎えます。

そんな中、伏黒恵が領域を展開することで侵入したことで、状況が一変。

しかし、さらにもう1名……「伏黒甚爾」が領域に侵入したことにより、状況はさらにもう一段変化しました

覚醒前の五条悟にも勝利した実績を持つ伏黒甚爾。

その実力が圧倒的なものであることは述べるまでもなく、一部の特級呪霊など遥かに凌駕しているはずです。

混沌に次ぐ混沌が展開として押し寄せている『呪術廻戦』は「渋谷事変」編。

次回以降、どのような展開が待ち受けているのでしょうか。

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(C)芥見 下々
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