呪術廻戦

【呪術廻戦】本誌210話のネタバレ考察|東京第1結界組の結束 来栖華の過去が明らかに

『呪術廻戦』本誌210話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。

【呪術廻戦】210話「未知への供物②」のネタバレ

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

前回209話のおさらい

・多くの特殊部隊員が結界内に侵入する。
・力のない泳者は即座に捕縛されてしまうも、一部の強者は軍人を返り討ちにする。
・行軍は夜間に行われており、呪霊が活性化し始めた。
・羂索の狙いが、呪霊による軍人の殺害に起因する、”死の間際の呪力放出”であると判明。
・術師を欲する軍人が、伏黒らにも迫り来る。

【呪術廻戦】本誌209話のネタバレ考察|捕らえられる泳者たち 羂索の目的は・・・『呪術廻戦』本誌209話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。 【...

各キャラクターの現在状況はこちら!

【呪術廻戦】主要キャラクターの現在状況|新宿決戦の行方は?(10/30 更新)『呪術廻戦』に登場する主要キャラクターをまとめています。各キャラクターの最新の状況を記載しているため、アニメ・単行本派の方はご注意くださ...

【呪術廻戦】本誌210話「未知への供物②」のネタバレ

不気味な子守

(『呪術廻戦』 210話 芥見下々 / 集英社)

冒頭、荒れに荒れた廃屋の中、数人の幼い少女が描かれます。

目的は不明ですが、腕が6本、顔が6つという歪な姿を持つ呪霊が、そんな少女らにご飯を与えていました。

”ご飯”といってもまともなものではなく、ある少女に配給されたものの中には、薄汚れたネジが入っていた様子。

異常な状況の中、相手が”母”ではないことを理解しつつも、少女達は黙ってその状況に従います。

状況把握

場面が変わり、虎杖・伏黒サイド。

209話ラストで軍人らの急襲を受けた伏黒らは、見事に脅威を跳ね除け、”情報源”を手に入れることに成功していました。

情報源とは、軍の現地ガイドを務めていた日本人

髙羽が「この…っ!! ”売国奴”!!」とその日本人に詰め寄りますが、来栖によって「売国奴って言ってみたかったんですね」という鋭いツッコミが入りました。

さて、その日本人からの情報提供により、伏黒は羂索のおおよその狙いを把握します。

(『呪術廻戦』 210話 芥見下々 / 集英社)

”天使”来栖華と伏黒の会話から、結界内の軍人が呪霊の恐怖に晒されていることを知った虎杖は、「助けよう」と一言。

髙羽が「俺達を拉致して体をイジくろうって連中だぜぇ?」とやや否定的な態度を見せる中、”天使”は「ダメだ」と虎杖の提案を一蹴してしまいました。

”天使”は、東京第1、第2結界は、その展開の速さから”既に呪力で満たされている”と発言。

虎杖の「だから何だよ」という返答を受けた”天使”は、人を助けることに意味がないと断言します。

それでも「だから何だよ」と返答する虎杖に対し、”天使”は自身と来栖が共生関係にあることを強調した上で、”リスク”を減らすためにも「意味のない争いに彼女を巻き込むのはやめてくれ」と言い切りました。

それに対して虎杖は、「指図すんな 俺はオマエらを信用してない」と、側から見れば”天使”も来栖華も突き放すかのような発言を見せます。

顔を歪めた来栖は、「不愉快です」と静かに発言しました。

来栖華と人助け

場面は変わり、東京第1結界内の某所。

そこでは、知性ある呪霊が”釣り針”に人間を刺し、階下の呪霊を釣り上げようとしていました。

魚のような呪霊が見事に”餌”に掛かると、付近の呪霊らが”共食い”を始めます。

そんな様子を見ていた一人の軍人は、目の前の”間違った死”を前に、恐怖を感じていました。

今まさに新しい”釣り餌”とされてしまうそうなところ、突如として呪霊が絶命します。

(『呪術廻戦』 210話 芥見下々 / 集英社)

呪霊を倒したのは”天使”来栖華。

210話冒頭の廃屋で呪霊と暮らしていた少女の一人は来栖であり、伏黒の”玉犬”によってその状況から抜け出すことに成功していたようです。

ゆえに来栖は、伏黒に感謝していました。

彼女の行動原理は、伏黒の隣にふさわしい人間になること

そのためにも来栖は、もとより「人を助ける」ことを信条としていました。

 

再び場面が変わると、虎杖の異変を察知した伏黒が「いつもの虎杖なら もう少し来栖に気を遣ったろ」とツッコミを入れていました。

虎杖は、伏黒と合流したいま、年が近く”女性”である来栖が、”釘崎の代わり”のような存在になることが我慢ならなかったようです。

「…後で謝る」と反省をあらわにした虎杖。

目の前には来栖が舞い降り、「何か言うことるんじゃないですか?」と一言。

紆余曲折ありつつも、東京第1結界組には確かな結束が生まれ始めていました。

211話へ続く。

【呪術廻戦】210話「未知への供物②」の考察と感想

「運命の人」の意味

(『呪術廻戦』 199話 芥見下々 / 集英社)

今回ご紹介した『呪術廻戦』210話では、来栖華の過去が断片的に描かれていました。

199話で伏黒を「運命の人」と呼称していた来栖。

その言葉は、凄惨な過去から引き上げてくれた伏黒への信頼に因るものだったようです。

本格的に登場する以前は、”術式を消滅させる術式”と言う物騒な能力も相まって、非常に不気味な存在であった”天使”来栖華でしたが、良い協力キャラクターとして定着し始めてきましたね。

とはいえ、そんな来栖と共生する”天使”が、虎杖と共生する”堕天”こと両面宿儺を最優先目標として掲げていることは変わりない事実です。

約束された協力関係の破滅を前に、東京第1結界組は今後どのような動きを見せるのでしょうか。

総則追加が急務か

虎杖は”間違った死”に晒されている軍人らを助けることを決めました。

しかし、”天使”の言葉を借りると、その行為には(大局的には)意味がありません。

羂索の狙いを止めることを前提として動くのであれば、東京結界ほどは死滅回游が活性化していない他の結界で呪力の漏出を防ぐことでしょう。

とはいえ、現在は他の結界に移動する手段がありません。

そこで必要となるのが、新たな〈総則〉です。

死滅回游を最大限に利用することこそ、羂索の裏を突くことに繋がるのではないかと思われます。

『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧

18巻以降
162話 163話 164話 165話 166話
167話 168話 169話 170話 171話
172話 173話 174話 175話 176話
177話 178話 179話 180話 181話
182話 183話 184話 185話 186話
187話 188話 189話 190話 191話
192話 193話 194話 195話 196話
197話 198話 199話 200話 201話
202話 203話 204話 205話 206話
207話 208話 209話 210話 211話
212話 213話 214話 215話 216話
217話 218話 219話 220話 221話
222話 223話 224話 225話 226話
227話 228話 229話 230話 231話
232話 233話 234話 235話 236話
237話 238話 239話 240話  

漫画のネタバレ一覧

単行本
1巻 2巻 3巻 4巻 5巻
6巻 7巻 8巻 9巻 10巻
11巻 12巻 13巻 14巻 15巻
16巻 17巻 18巻 19巻 20巻
21巻 22巻      
0巻        

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

漫画版呪術廻戦を無料で見れる!

呪術廻戦を無料で読む

※アニメ呪術廻戦も見放題!

アニメ呪術廻戦全22話が配信中!U-NEXTでは無料トライアル登録をするだけで「無料」で見ることができます! 30日以内に解約すれば料金は一切かからない上に、U-NEXTで配信している漫画版も見放題なので、気軽に体験して無料でアニメを見ちゃいましょう。 アニメ版呪術廻戦を無料で観る

【呪術廻戦】210話以降の展開予想・考察

事態を把握

209話ラストでは、米国所属の分隊規模程度と思しき軍人が虎杖らを急襲しました。

スタングレネードが投げ込まれたものの、虎杖は即座に対応。

髙羽はギャグのような身のこなしで銃弾を避け、他の面々も思い思いに銃撃から身を守りました。

さて、続く210話では、虎杖や伏黒による反撃が描かれることと思われます。

虎杖の超人的な身体能力はいまさら述べるまでもないですが、相手が非術師相手であることに鑑みると、伏黒の生得術式は虎杖以上に飛び抜けた効果を持つはずです

(『呪術廻戦』 201話 芥見下々 / 集英社)

その理由は、羂索が特殊部隊を圧倒できた理由と同じ、非術師は”呪い”に干渉することができない点にあります。

呪力をほとんど持たない”非術師”は、死の間際などの特殊な状況下でない限りは呪霊を見ることができず、当然祓うこともできません。

”式神”は”呪霊”とは異なりますが、”呪い”によって姿を現し、”呪い”によって術者に制御されるという意味では、羂索の「呪霊操術」と大きな差は無さそうです。

したがって、次回110話では、伏黒の式神によって瞬く間に職業軍人が無力化されるのではないかと予想されます。

呪霊の脅威

上述したように、虎杖や伏黒にとって職業軍人は(実弾による急襲等の戦略的攻撃を除けば)脅威ではありません。

いま高専サイドの彼らが”脅威”とするべきは、羂索とその””にあります。

209話で明かされたところによると、羂索の目的は結界内を呪力で満たすことです。

その方法は、宵闇によって活性化した呪霊たちによる、非術師狩り。正確には、まんまと狩場に現れた1000人規模の職業軍人を呪霊に襲わせ、死の間際に漏出する”呪力”によって結界を満たす…という内容です。

”天使”は既に羂索の作戦に気付いており、自身の考えを伏黒らに伝えているため、呪霊による非術師の脅威は共有されています。

(『呪術廻戦』 201話 芥見下々 / 集英社)

しかし、”非術師”として結界内に侵入した軍人らは、「非術師の拉致保護」という任務を掲げており、おとなしく呪霊から守られてくれるとも思えません

かなり難しい状況の中、伏黒らはどのような立ち回りを見せるのでしょうか。

総則の追加

刻一刻と状況が変わりゆく「死滅回游」編。

各結界に散った高専メンバーは思い思いに戦果を上げており、複数の総則を追加できるだけの点数を保有しています。

しかし、現時点では誰も総則追加の権利を行使しておらず、硬直状態といったところ。

全体の状況を把握することができていないため、決断することができないのでしょうか。

一方で、西宮が秤と接触していたように、京都校メンバーが伝達役として動いているシーンが描かれていたことを考えると、そろそろ何らかのアクションが起きても良い気はします。

情報共有や事態の把握を優先するためにも、”結界間の連絡手段の確立”が追加総則の中では一番無難でしょうか。

【呪術廻戦】本誌210話のネタバレ予想|虎杖らが事態を把握 呪霊が米軍を狩り始め・・・『呪術廻戦』本誌210話のネタバレ予想記事です。これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を予想しています。 【呪術廻戦】209話...
【呪術廻戦】「死滅回游」とは|ルールや泳者(プレイヤー)について徹底解説!死滅回游とは 目的 死滅回游は、羂索によって仕組まれた、術師同士の殺し合いです。 そもそも羂索とは”人間の可能性”を追...

『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧

18巻以降
162話 163話 164話 165話 166話
167話 168話 169話 170話 171話
172話 173話 174話 175話 176話
177話 178話 179話 180話 181話
182話 183話 184話 185話 186話
187話 188話 189話 190話 191話
192話 193話 194話 195話 196話
197話 198話 199話 200話 201話
202話 203話 204話 205話 206話
207話 208話 209話 210話 211話
212話 213話 214話 215話 216話
217話 218話 219話 220話 221話
222話 223話 224話 225話 226話
227話 228話 229話 230話 231話
232話 233話 234話 235話 236話
237話 238話 239話 240話  

漫画のネタバレ一覧

単行本
1巻 2巻 3巻 4巻 5巻
6巻 7巻 8巻 9巻 10巻
11巻 12巻 13巻 14巻 15巻
16巻 17巻 18巻 19巻 20巻
21巻 22巻      
0巻        

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

漫画版呪術廻戦を無料で見れる!

呪術廻戦を無料で読む

※アニメ呪術廻戦も見放題!

アニメ呪術廻戦全22話が配信中!U-NEXTでは無料トライアル登録をするだけで「無料」で見ることができます! 30日以内に解約すれば料金は一切かからない上に、U-NEXTで配信している漫画版も見放題なので、気軽に体験して無料でアニメを見ちゃいましょう。 アニメ版呪術廻戦を無料で観る

(C)芥見 下々
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。