呪術廻戦

呪術廻戦「1巻」のネタバレと考察・まとめ

呪術廻戦 1巻の概要

1巻のあらすじ

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

1巻の要約

・人間離れした運動神経を持つ主人公――虎杖悠二は特級呪物を持つ部活の先輩を助ける

・宿儺が受肉した虎杖悠二はそれを振り払い、死刑宣告される

・呪術高等専門学校東京校で宿儺の指を食べるという自身の目標の確立

・刑務所で発生した特級に対して立ち向かう虎杖悠二たち

 

収録は1話〜7話

呪術廻戦1巻は、1話から7話の計7話が収録されています。

収録話一覧

  • 1話「両面宿儺」
  • 2話「秘匿死刑」
  • 3話「自分のために」
  • 4話「鉄骨娘」
  • 5話「始まり」
  • 6話「呪胎戴天」
  • 7話「呪胎戴天ー弐ー」

呪術廻戦1巻のあらすじ前編

1話 両面宿儺

人間離れした運動神経を持つ虎杖悠仁は祖父の見舞いのために、5時で帰れる心霊現象研究会に所属します。

その後、虎杖悠仁に入部してほしいがために、部活の籍を書き換えた陸上部顧問と砲丸投げをすることになる虎杖。その結果、世界記録を大幅に超える30m越えを記録。

(呪術廻戦1巻 芥見下々 / 集英社)

さらに、虎杖悠仁は50m走3秒台で走れるようです。

つまり、虎杖悠仁は人間離れした運動神経を持っている

これは数値を見ていただければ、一目瞭然ですね。虎杖は過去か呪術に関係していそうです。

その後、虎杖悠仁は祖父の死を見届けますが、その時に興味深い死の考え方をします。

正しい死と間違った死

正しい死とは自然に死ぬことで、間違った死とは呪霊などに殺されることです。

このことから、虎杖は死に関して深い考えや拘りを持っているようです。

話しは進み、虎杖悠仁は特級呪物を探しに来ていた伏黒恵と会います。

虎杖悠仁が特級呪物を持っていないことがわかると、2人は学校で特級呪物を開けようとしている先輩のところへ向かいます。

だが、時すでに遅し。伏黒恵は開封されたことを知ります。

また、虎杖悠仁も圧を感じ取ります

この点はかなり不思議な点です。呪霊などを感じとれない虎杖悠仁。ですが、特級呪術が開封されたことは圧で感じ取れるのです。このことから、虎杖悠仁は宿儺と既に関係があったといえます。

進んで、勝手についていった虎杖悠仁は呪霊と出会い、祖父との約束である「人を助けろ」を守り、呪霊は呪いでしか払えないので、宿儺の指を食べてしまう。

普通なら、死ぬか、体が乗っ取られるのですが、虎杖悠仁は意識があった。

だが……

「呪術規定に基づき、虎杖悠仁お前を呪いとし払う」

伏黒恵は受肉したと勘違いするのであった。

2話 秘匿死刑

虎杖悠仁は五条悟と会い、五条悟はこう言います。

「宿儺と代われるかい?」

それは10秒間だけ宿儺と入れ替える危険な行為。

だが、虎杖悠仁は10秒間ぴったりで元に戻ります。それに驚愕する五条悟ですが、虎杖悠仁を気絶させる。

その狙いは、器としての期待

伏黒恵も虎杖悠仁を私事で死から救いたい。二人の利害が一致し、五条悟は虎杖悠仁を拉致します。

虎杖悠仁が目覚めると五条悟は虎杖悠仁に究極の選択を言い渡す。

(呪術廻戦1巻 芥見下々 / 集英社)

宿儺の指を全て食べてから死ぬか、今すぐ宿儺の呪いと死ぬか

猶予をもらった虎杖は、1日熟考。それもそうですよね、むしろ少ないくらいです。

その結果、虎杖悠仁は

「人を助けろ」

祖父の言葉を思い出し、宿儺の指を全て食べることを決意。

五条悟からもらった2本目の指も無事に食べ終わり、

1000年生れてこなかった逸材として東京にある呪術高等専門学校に向かうのだった。

3話 自分のために

東京校についた虎杖悠仁だったが、宿儺の制御ができずに宿儺の口が出現してしまう。

「力以外の序列はつまらんな」

最強の五条悟が学長でないことを知った宿儺。そこから五条悟と虎杖悠仁は宿儺の過去の歴史について話し合います。

「紛うことなき呪いの王だ」

1000年以上前。呪術全盛の時代術師が総力をあげて戦うが敗れる。かなり強い呪いだったようです。

そして、1000年生れてこなかった逸材と1000年以上前に存在していた宿儺

虎杖悠仁と宿儺はやはりどこか関係がありそうです。続きに期待ですね。

話しは進み、虎杖悠仁は学長である夜蛾正道と出会います。

学長は虎杖悠仁に「なんのために呪術師を目指す」と問う。

「遺言なんでね」

虎杖の言葉に学長は不合格を言い渡し、呪骸の人形で虎杖悠仁を攻撃させます。

(呪術廻戦1巻 芥見下々 / 集英社)

その理由は、窮地こそ人間の本音が出るから。他人任せの虎杖悠仁に学長はこの仕事はそんなに楽な仕事じゃないと言いたかったわけです。かっこよすぎます。

さらに学長は問います。

お前は自分が呪いに殺された時もそうやって祖父のせいにするのか

はい。物語では早めの転換点です。普通は成長面を後半に持っていくことが多いのですが、呪術廻戦では1巻でそれが行われます。

つまり虎杖悠仁は祖父の言葉を元に生きてきた。また、周りに合わせてきたことが今までの説明からわかりますよね。

ですが、学長は問うのです。そして虎杖悠仁は他人任せの人生ではいけないと悟ります。

「生き様で後悔はしたくない」

虎杖悠仁は1000年に1度の役割――自分にしかできない役割から逃げたらきっと後悔すると思うようになるのです。感動のシーンですね。

それからは、合格し3人目の1年生である、釘崎野薔薇を迎えに行くことになります。

呪術廻戦1巻のあらすじ後編

4話 鉄骨娘

無事に釘崎野薔薇をピックアップした東京校のメンバー。五条悟は観光に行こうと言います。テンションが上がる虎杖悠仁と釘崎野薔薇。

だが、着いた場所は廃墟。虎杖悠仁と釘崎野薔薇は落胆しつつも呪霊を倒すことに。

(呪術廻戦1巻 芥見下々 / 集英社)

「悠仁はさ、イカれてんだよね」

外で待機していた五条悟は伏黒恵に話ます。

その理由は、異形とはいえ生き物の形をした呪いを躊躇なく殺せる

はい。出ました。死に関してのところですね。正しい死と間違った死という概念を深く考えてきた虎杖悠仁だからこその行動ですね。呪術廻戦は『死』が大きなテーマになってきそうです。

「だから今日は釘崎のイカれっぷりを確かめたいのさ」

ここまでが4話の内容です。

5話 始まり

地方と東京では呪いのレベルが違う。

サクサクと進む釘崎野薔薇は隠れている子供を発見します。

ですが、実は呪霊が人質を取っていました。知性があることに驚く釘崎野薔薇。

(呪術廻戦1巻 芥見下々 / 集英社)

関係ない話で、アニメ版ですが、呪霊が存外かわいい動きをしていて感情移入してしまいました。

話しを元します。その呪霊は全く解放する気配がありません。そこで、釘崎野薔薇は考えます。

合理的に考えて私が助かったほうがいい

しかし、武器を捨てる釘崎野薔薇。かなり優しいキャラですね。そしてここまでの主要登場人物全てが、なにかしらで人助けをしている事が分かるかと思います。

だが、知的な呪霊はこどもを逃がしてはくれません。その瞬間、野薔薇は死を覚悟します。優しすぎますね。

ここで虎杖悠仁の登場です。虎杖は呪霊の後ろの壁をぶち破り、持っていた武器で呪霊の腕を切り落とします。完全にイカれていますね。

逃げた呪霊も無事に釘崎野薔薇が退治して五条悟からイカれ認定されます。

6話 呪胎戴天

窓と呼ばれる呪術師ではないが、視認できるものが受胎と呼ばれるものを刑務所で確認します。

ですが、慢性的な人手不足。本来なら五条悟クラスの呪術師が対応しますが、

特級がいる可能性がある場所へ派遣されることになった虎杖悠仁たち。

虎杖たちは五条悟クラスではないのに派遣される。ありえないことですよね。ここでの出来事がのちに関わる伏線になります。

さらに話が進んで、虎杖悠仁たちは受刑者正の母親に会います。閉鎖された刑務所に混乱する母親。それを見た虎杖悠仁と釘崎野薔薇は助けると意気込みます。

ですが、待ち受けていたのは3人の死体でした。その中には正もいました。

虎杖悠仁はせめて死体を持ち運ぼうとしますが、伏黒恵に止められます。

置いてけ」「正しい死に導くことに拘ってるな。助けた人間が人を殺したらどうする

(呪術廻戦1巻 芥見下々 / 集英社)

刑務所の人間で、死体まで救う気はない。実は正は無免許運転で女児をはねていました。しかも、無免許運転自体は2度目です。

じゃあなんで俺は助けたんだよ

伏黒恵の気持ちが伝わる瞬間であり、伏黒恵や虎杖悠仁の過去に繋がりそうな瞬間です。伏線としてチェックしてみるのもいいかもしれません。

その直後、特級が現れ釘崎野薔薇とは別れることになります。

7話 呪胎戴天ー弐ー

伊地知潔高「絶対に戦わないこと」

この言葉を無視したのは受刑者2名と死体を守りたかったからでしょう。

特級と戦いますが手を失います。勝てない。そう感じた虎杖悠仁は宿儺と代わることを決意します。ですが、宿儺は伏黒恵たちを先に殺すと宣言。

時間がなく、緊迫した状況の中、虎杖悠仁は決断します。

「釘崎連れて領域から逃げろ」「頼む」

男の決意と知った伏黒恵はその場から立ち去ります。

ですが、特級は圧倒的でした。ボコボコにされ、精神もボロボロになります。

『人を助けろ』

脳内に繰り返される遺言。果たして、虎杖悠仁は他人任せの過去から逃れたのでしょうか。

自分が弱いことを自覚する虎杖悠仁は自分が死ぬと悟ります。

この戦いによる死が、正しい死か迷う虎杖悠仁。

伏黒恵たちを守って死ぬことは正しいのか

もう何度もでている正しい死。そして、この戦いによる死は虎杖悠仁にとって正しい死ではありません。前にも言った通り、ただしい死とは自然に死ぬことです。

葛藤する虎杖悠仁ですが、ついに決断します。あまえんな。

この死が正しかったといえるように出し切れ

(呪術廻戦1巻 芥見下々 / 集英社)

ここで、虎杖悠仁は他人任せの生き方を止め、自分の意思で進むことを決意しました。

人を助けろという遺言から解き放たれ、自身が助けることを決意するシーンですね。

拳で特急を殴る虎杖。瞬間、伏黒恵から逃亡成功の合図が聞えて1巻は終了です。


次巻のネタバレはこちら

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