【呪術廻戦】本誌231話のネタバレ考察｜決着へのカウントダウン宿儺が”無限”に適応？

『呪術廻戦』本誌231話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。

【呪術廻戦】第231話のネタバレ

（呪術廻戦芥見下々 / 集英社）

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!

前回230話のおさらい

・宿儺が魔虚羅を召喚し、「無量空処」を破壊する。
・これまで宿儺は、伏黒恵に”適応”の過程を肩代わりさせていた。
・五条悟が再度領域を展開しようとするも、脳の限界に達した。
・宿儺は五条のトドメを刺そうとするも、「無量空処」のダメージが祟り、五条同様に限界に達する。
・領域を失った両者は、現実空間における戦いを再開する。

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【呪術廻戦】本誌231話のネタバレ

以下は、『呪術廻戦』本誌231話「人外魔境新宿決戦⑨」のネタバレです。

五条の本気

(『呪術廻戦』231話芥見下々 / 集英社)

『呪術廻戦』第231話は、日下部篤哉の問いかけから始まります。

「この中で五条に本気で殴られたことあるやついるか？」

肯定で答えたのは、乙骨憂太と秤金次の2名です。

2人は、「無下限呪術を応用した打撃」を体験したことがあるとのこと。

五条悟の”本気の一撃”は、呪力強化を行った拳に、「無下限呪術『蒼』」の「吸い込む反応」を重ねることで放たれます。

実際に食らった秤は、そんな五条の打撃を、「カウンターもらったみたいな感覚になる」と表現しました。

虎杖の回想内の七海は、五条悟を指した上で、「あの人は自分が苦労して出すクリティカルヒットをジャブ感覚で出します」と発していました。

そして日下部は、「五条が何をやってんのかこれ以上の事は知らん」と一言。

”現代最強の呪術師”は、もはや一般呪術師が想像可能なスケールを超えた域に立っている様です。

異次元の戦闘

観戦サイドの談話シーンの後、五条悟と両面宿儺の戦闘シーンが再開されました。

後頭部に「法陣」を浮かべる宿儺に対して、五条は「無下限呪術」の順転「蒼」を絡めつつ、猛攻を仕掛けていました。

「領域展延」を使用しつつ、五条の攻撃を捌く宿儺。

一方の五条は、次から次へと新たな手を繰り出し、果ては原理不明の”分身”まで披露しました。

(『呪術廻戦』231話芥見下々 / 集英社)

しかし、宿儺にとっては”分身”など子供騙しに過ぎない様子。

背後の本体の手を握り、五条悟に一撃を与えました。

……このタイミングで、なんと宿儺の「法陣」が回転。

「領域展延」の使用中は”適応”が中断されるものの、それ以外の状況で、宿儺は常に”適応”を進めていたようです。

しかし、そのまま戦闘は再開。宿儺は「魔虚羅(まこら)」を顕現させることもしません。

どうやら”無限”に適応するためには、複数回の「法陣」の回転が必要である様子。

そして五条は、その回数を「あと3回」と断言しました。

(『呪術廻戦』231話芥見下々 / 集英社)

敗北するのは五条か、それとも宿儺か。

決着へのカウントダウンが始まります……！

【呪術廻戦】魔虚羅(まこら)の全てを紹介｜能力を詳しく解説使用者は誰？『呪術廻戦』に登場する「魔虚羅」について解説・考察している記事です。魔虚羅のこれまでの活躍や、術式についての詳しい解説を記述しています。...

232話へ続く。

【呪術廻戦】第231話の考察と感想｜次回の展開は？

楽しげな2人

次回でいよいよ10話目を迎える「人外魔境新宿決戦」編。

”強者ゆえの孤独”を抱えていたであろう二者は、互いの全力をぶつけることのできる相手を前に、どこか楽しげな様子を浮かべていました。

また、『呪術廻戦』第231話の最終コマで描かれた鹿紫雲(かしも)も、2人に同調するかのような清々しい表情を浮かべています。

『呪術廻戦』における名戦闘シーン入りは確実であろう、五条悟と両面宿儺の戦い。

”現代最強”と”史上最強”。軍配が上がるのは、果たして……？

次回以降の展開は？

タイムリミット

(『呪術廻戦』231話芥見下々 / 集英社)

両面宿儺が「”適応”の肩代わり」を始めたことにより、「人外魔境新宿決戦」の展開にわかりやすい”カウントダウン”の要素が追加されました。

五条の推測によると、”無限”への適応にかかる「法陣」の回転数は、4回。

第231話中に1度回転していることから、残り回数は3回です。

おそらくは「六眼」によって残回数を読み取ったであろう五条。

しかし、仮に宿儺がなんらかの”ブラフ”を張っていた場合、状況は一気に悪化してしまう可能性があります。

仮に”無限”への適応にかかる「法陣」回転数が、実際は合計3回以下だった場合……。

新宿で続く”最強”同士の決戦に、いよいよ終わりが見えてきそうですね。

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【呪術廻戦】231話以降の展開予想・考察

無限への適応

前回(第230話)、既に「無量空処」に適応した状態の魔虚羅(まこら)を顕現させ、五条悟の領域を破壊した宿儺。

それを受けて、五条はもう一度「領域展開」を行おうとしたものの、脳の限界によって領域の使用が不可能になってしまいました。

一方の宿儺も、「無量空処」による脳へのダメージが深刻であり、領域「伏魔御廚子」を展開することができない様子。

互いに領域を失ったいま、戦いはどのように変わっていくのでしょうか。

これまでの宿儺

(『呪術廻戦』 217話芥見下々 / 集英社)

万(よろず)戦では、戦闘の序盤から法陣を出現させ、”適応の肩代わり”を行っていた宿儺。

一方の五条戦では、相手に自身の意図を悟らせないため、伏黒恵の魂に”肩代わり”を行わせていました。

それゆえに宿儺は、自身の頭上に法陣を浮かべておらず、領域に付与された術式と「領域展延」のみで戦闘を行っていたようです。

これからの戦い

さて、伏黒恵に”肩代わり”を行わせたことで、魔虚羅は”「無量空処」への適応”を果たしました。

次なる宿儺の狙いは、”無限への適応”です。

五条悟から一撃で破壊されてしまう可能性を恐れ、魔虚羅をすぐさま引っ込めた宿儺。

ここからの戦いでは、伏黒でも魔虚羅でもなく、”適応”を自身で引き受ける腹積りでしょう。

五条悟は、生得術式「無下限呪術」により、攻守に優れた戦闘を可能としている術師です。

一方で、そんな術式の”タネ”である「無限」に適応されてしまった場合……一躍ピンチに陥ることは、語るまでもなさそうです。

果たして”法陣の回転”は、どのような条件の下で行われるのでしょうか。

”適応”されてしまうのか、”適応”される前に倒すのか。

やるかやられるかの勝負は、まだまだ続きそうですね。

宿儺の術式

五条悟と両面宿儺の決戦が描かれている、「人外魔境新宿決戦」編。

激しい戦いを振り返ってみれば、両面宿儺は伏黒恵の「十種影法術」をフル活用して戦っています。

そして宿儺は、『呪術廻戦』第230話にて、「じゃあな最強俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と吐き捨てていました。

しかし、1000年前に両者が相見えていたと仮定すると、「十種影法術」を持たない宿儺は、五条悟に敗れてしまっていたのではないででしょうか。

現在の宿儺は、”魔虚羅”の能力を使用して「無量空処」を完封する、言わば「十種影法術」ありきの作戦を頼りにしていました。

そして、新宿決戦の描写を見るに、宿儺は”魔虚羅”がいなければ敗れていたはずです。

あるいは、「十種影法術」を手に入れられなかった場合のため、他にも五条悟を屠る手段を有していたのでしょうか。

現時点で明かされている宿儺の術式は、「伏魔御廚子」に付与されている斬撃と、”フーガ”による炎のみ。

とても五条に勝てる術式であるようには思えません。

宿儺の絶対の自信を見るに、彼の生得術式には更なる秘密が隠されているのかもしれませんが、果たして……？

【呪術廻戦】本誌231話のネタバレ予想｜無限への適応？勝負は新たな展開へ！『呪術廻戦』本誌230話のネタバレ予想記事です。これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を予想しています。...

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