【呪術廻戦】本誌221話のネタバレ考察｜五条悟復活！羂索や宿儺との決戦の日が決まる

『呪術廻戦』本誌221話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。

【呪術廻戦】221話「得喪」のネタバレ

（呪術廻戦芥見下々 / 集英社）

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!

前回220話のおさらい

・羂索は死滅回游の構成に用いられている「浄界」を訪れていた。
・「浄界」の破壊による死滅回游強制終了を盾に、羂索は意のままの総則を追加する。
・羂索によって追加された総則は「11月18日21時9分をもって新規泳者の参加を打ち切る」と「夏油傑・伏黒恵を除く全泳者の死亡をもって死滅回游を終了する」の2つ。
・”天使”来栖華の生存が判明する。
・”天使”は術式の行使によって五条悟を「獄門疆」から復活させることに同意した。

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【呪術廻戦】本誌221話「得喪」のネタバレ

五条復活の場

虎杖悠仁と髙羽史彦は、五条悟の封印を解くべく、「獄門疆『裏』」を敷物の上にセットしました。

そんな2人に対して、「ここで解くつもりか？五条悟の封印を」と”天使”が話しかけます。

(『呪術廻戦』 221話芥見下々 / 集英社)

髙羽は「人を迎えるにはここじゃ味気ないかもな……」と発言しますが、”天使”の意図は別にありました。

五条悟が封印されている「獄門疆」の内部は、物理的な時間が流れていません。

その状態は、常に時間の中を生きる人間にとっては未知の領域。

(作中における)現実世界では、五条悟の封印からたった19日間しか経過していないものの、「獄門疆」内部でその19日間がどう感じられているかがわからないのです。

つまり、「獄門疆」内部の五条にとって、封印解除に至るまでの19日間は100年以上もの時間に相当する可能性すらあるということを意味しています。

そんな仮説から、”天使”は五条悟が錯乱状態に陥っている可能性について指摘したかった様子。

”現代最強の呪術師”の錯乱状態は、とても虎杖らでは止め切れません。

そこで、高専の面々は開けた場所で五条悟を迎えることにしました。

五条悟の復活

復活の場所は、高専の第四修練場としての顔を持つ、埼玉県木呂子鉱山です。

狗巻棘の合図を受け、”天使”来栖華が「邪去侮の梯子」を使用。

天からの”光”の直撃を受けた「獄門疆『裏』」は、その場から跡形もなく消えてしまいますが、そこに五条悟の姿はありません。

(『呪術廻戦』 221話芥見下々 / 集英社)

髙羽は「こうしてこの世界にまた一つ新たなトリビアが生まれた……」と呟きました。

……一方その頃。

(『呪術廻戦』 221話芥見下々 / 集英社)

羂索の前には、「獄門疆」からの脱出を成し遂げた五条悟の姿がありました。

五条の復活を阻止するため、「獄門疆」を三重の封印を施した上で日本海溝の底に配置していた羂索。

しかし、そんな措置をものともせず、五条は羂索の前に舞い戻ったのです。

約束

「お寛ぎ頂けたかな？」と軽口を叩く羂索に対して、「もっと言葉を選んだ方がいいんじゃないか？今際の際だぞ」と一言。

羂索を倒すべく攻撃を繰り出しました。

しかし、ここで現れたのが伏黒恵に受肉した両面宿儺です。

事態を察した五条は、宿儺を「悠仁から逃げた奴」と表現。

(『呪術廻戦』 221話芥見下々 / 集英社)

”主人”を罵倒されたことに裏梅が激昂しますが、五条の攻撃で吹き飛ばされてしまいました。

当の宿儺は特に表情を変えず、五条と対峙しています。

そんな折、「待て宿儺」と止めに入った羂索は「私との約束を果たしてもらう」と約束を優先するよう嗜めました。

宿儺はこれを了承し、五条との決戦は後日に持ち越されることに。

そして五条は、”決戦”の日を夏油傑の命日である12月24日に指定しました。

完全復活に近い宿儺を前に、状況が厳しいものであることを理解している五条。

しかし”現代最強の呪術師”は、それでも「勝つさ」と微笑みます。

222話へ続く。

【呪術廻戦】221話「得喪」の考察と感想

遂に五条が復活

復活を匂わせつつも、結局……という展開も危惧されていた中、『呪術廻戦』第221話、無事に五条悟が復活を果たしてくれました。

Twitterでも関連ワードが続々とトレンド入りし、五条復活旋風が巻き起こっています。

それもそのはず、作中では1ヶ月と経たぬ間に復活した五条ですが、現実では3年3ヶ月、日数にして1000日以上もの時が経過しているのです。

なお、近く始まるアニメ『呪術廻戦』第2期では、「懐玉・玉折」編と「渋谷事変」編が描かれることが確定しています。

つまり、原作では既に復活を遂げた五条が、来たる「渋谷事変」編にてアニメ版でも封印されてしまうのです。漫画原作では既に開けた長いトンネルが、アニメ勢に前に迫っています。

五条の今後

五条悟は、羂索や両面宿儺との”決戦”の日として、12月24日を指定しました。

つまり、ここはひとまず戦闘を取り止め、高専生らと合流するものと思われます。

高専に戻った五条を待ち受けるのは、伏黒恵や釘崎野薔薇の現況、七海や夜蛾学長の死、天元の奪取、などなど悲劇的な状況ばかり。

”教師”としての五条は、ボロボロの呪術高専を前に、どのような立ち回りを見せてくれるのでしょうか。

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【呪術廻戦】221話以降の展開予想・考察

五条悟が復活へ

”天使”と来栖華が生存していたことにより、一気に復活が現実味を帯びた、”現代最強の呪術師”五条悟。

『呪術廻戦』第221話以降、”天使”の「術式を消滅させる術式」により、遂に「獄門疆」から復活を遂げるのではないかと思われます。

さて、そんな復活のための障壁となるのが、やはり羂索の存在でしょう。

羂索のこれまで

悠久の時を生きた羂索は、天元と星漿体との同化を阻止するため、1000年の間で様々な策を講じてきました。

しかし、いつの時代にも現れた”六眼”と”無下限呪術”を有する五条家の術師により、これまでに2度の敗北を味わいます。

そんな折、禪院甚爾の介入によって天元が星漿体との同化に失敗。

意図せず目的への駒を一つ進めることに成功したのです。

さらに羂索は、五条悟の親友の死体をも手に入れ、一気に目的達成への距離を縮めます。

水面下で呪霊との協力関係を構築し、暗躍を続けた羂索。そして運命の10月31日、「渋谷事変」にて、遂に五条悟の封印を成し遂げました。

羂索は「裏」を認知しているか

さて、上述の流れで五条悟を封じた羂索は、自身の目的を達成するため、”死滅回游”をスタートさせました。

一方その頃、高専の面々は五条悟の復活を目指し、天元経由で「獄門疆『裏』」の存在を知ります。

ここで気になるのが、”羂索が「裏」の存在を知っているのかどうか”です。

もし「裏」を認知しているのであれば、裏門から術式を解除されて五条悟が復活してしまう可能性について、考えが及ぶのではないでしょうか。

(五条悟によって現存していないものの)特級呪具「天逆鉾」やミゲルの「黒縄」など、呪具に絞っても2種類の開門方法が存在します。

さらには、羂索自身が”縛り”によって復活させた”天使”も、「術式を消滅させる術式」を用いて獄門疆を開門することが可能です。

そもそも「裏」を認知していないのであればともかく、仮に「裏」を知っていたのであれば、五条の復活対策に何らかの策を講じていてもおかしくはないでしょう。

…とは言え、”天使”の介入という外的要因で獄門疆の術式さえ解けてしまえば、その後どのような邪魔立てが入ろうとも、五条悟であれば突破してくれるようにも思われますが。

五条悟 vs 両面宿儺

獄門疆から五条悟が脱出した場合、見てみたいのは両面宿儺との戦いですよね。

”十種影法術”を我が物とした上、”浴”を経て魔の力を深めてしまった両面宿儺。

ただでさえ強力であった「呪いの王」は、さらに一段階上のステージへと進んでしまっていました。

いかに”現代最強の術師”と言えども、現在の両面宿儺はとにかく盛り過ぎの強さを持っています。

今回ばかりはさすがに五条の敗北がチラつく戦いとなるのではないかと思われますが、その行方は……？

魔虚羅で”無限”攻略か

五条悟vs両面宿儺の戦いとして考えられるのが、”八握剣異戒神将魔虚羅”の「適応」を用いた無限攻略です。

魔虚羅は、背部の方陣を回転させることにより、あらゆる事象に対して「適応」することができます。

この「適応」が”無限”に対して行われた場合、五条悟は相当厳しい位置に立たされるのではないでしょうか。

とは言え、「適応」でもしてくれない限り、(「領域」を除けば)宿儺の攻撃は五条に当たらず、まともな戦いになりません。

無限を攻略された後の激戦に期待が高まります。

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