【呪術廻戦】21巻「東京第2結界 -豪運-」の概要
21巻「東京第2結界-豪運-」のあらすじ
(『呪術廻戦』 21巻 芥見下々 / 集英社)高得点所持者の鹿紫雲（かしも）を狙い東京第2結界（コロニー）に赴いた秤とパンダだが、突入の際に分断され秤は漫画化志望の泳者（プレイヤー）・シャルルと相対する!! 一方、予期せず鹿紫雲と遭遇したパンダは圧倒的な力量さで追い詰められ…⁉️
【呪術廻戦】21巻「東京第2結界-豪運-」の要約
・乙骨が190点を獲得する。
・東京第2結界に舞台が移り、秤金次とシャルルが戦闘を行う。
・秤金次の術式が明らかになる。
・パンダが鹿紫雲によってやられた直後、シャルルを倒した秤が参戦。
・秤と鹿紫雲は激戦を繰り広げるも、なんとか秤が勝利する。
・敗れた鹿紫雲は、”両面宿儺との戦い”を条件に、高専への協力を約束。
・舞台は桜島結界へと移る。
収録は181話〜190話
『呪術廻戦』単行本21巻には、181話〜190話の計9話が収録されています。
収録話一覧
- 181話「東京第2結界①」
- 182話「東京第2結界②」
- 183話「東京第2結界③」
- 184話「東京第2結界④」
- 185話「バイバイ」
- 186話「東京第2結界⑤」
- 187話「東京第2結界⑥」
- 188話「東京第2結界⑦」
- 189話「東京第2結界⑧」
- 190話「東京第2結界⑨」
【呪術廻戦】21巻のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』単行本21巻に収録されている181話〜190話の内容をネタバレ有りでご紹介します。
181話「東京第2結界①」
乙骨と激戦を繰り広げた烏鷺と石流は、乙骨の反転術式によって命を救われたようでした。
そんな乙骨に対して「甘すぎだ」と忠告する石流。
しかし、乙骨の狙いは虎杖(日車)によって追加された＜総則＞による、所持得点の譲渡にありました。
かくして乙骨は、合計190点を仙台結界にて獲得。死滅回游平定に向けて、着々と歩みを進めます。
(呪術廻戦 181話 芥見下々 / 集英社)そして舞台は移り、東京第2結界。
漫画家志望の死滅回游泳者(プレイヤー)シャルル・ベルナールは、秤金次と観覧車に乗っていました。
戦う理由が欲しいというシャルルに対し、秤は罵詈雑言を吐いて……？
182話「東京第2結界②」
(呪術廻戦 182話 芥見下々 / 集英社)秤と戦う理由を見出したシャルルは、「G戦杖」を持って戦闘を始めます。
著者コメントの引用など、独特の語りを見せつつも戦闘を行うシャルル。
そんな彼の術式は、相手の血で「G戦杖」のインクを満たすことにより、相手の体に漫画のコマを埋め込む、というもの。
シャルルは、コマを埋め込んだ相手の数秒先の未来を視ることができるようです。
しかし秤は、”未来視”を行ってもなお追いつけない速度で立ち回り、相手の”死角”もうまく活用しつつ、戦いを有利に進めます。
一方のシャルルも、なんとか秤の血液を再び回収。さらなる未来視を可能としました。
2秒先の未来を得たシャルルは、秤が未来で見せた”妙な構え”にツッコミを入れました。
その”妙な構え”とは掌印。秤はなんと、「領域」を展開しました。
183話「東京第2結界③」
領域「坐殺博徒」を展開した秤。シャルルの脳内には、秤の領域内で行われる「CR私鉄純愛列車」の情報が開示されました。
予告演出やリーチアクションが描写されつつ、比較的早いテンポでゲームが進行します。
シャルルは、相手が「大当たり」を引けば自身が負けるだろうと予想している様子。
だからこそシャルルは、積極的に距離を詰めて攻撃を行います。
(『呪術廻戦』 183話 芥見下々 / 集英社)そんな折、シャルルの前には期待度の高い「金扉」が現れて……？
184話「東京第2結界④」
184話では、秤vsシャルル戦のひと段落を経て、同じく東京第2結界のパンダの様子が描かれます。
コンテナの並ぶ倉庫に座していたパンダは、立ち込める血の臭いを受け、付近にいるであろう術師を警戒していました。
(『呪術廻戦』 184話 芥見下々 / 集英社)しかし、そんなパンダの警戒も虚しく、動き出した瞬間に”泳者”鹿紫雲一(かしも はじめ)と遭遇してしまいました。
”脱走パンダ”としてやり過ごそうとしたパンダでしたが、鹿紫雲はコガネに問いかけることでパンダを”泳者”として認識。
迅雷の如き速さで距離を詰め、強烈なパンチを見舞いました。
電気のような性質の呪力を持つ鹿紫雲は、パンダに電荷を溜めた上で放電。
不可避の稲妻を食らわせ、パンダを瀕死にまで追い込みました。
185話「バイバイ」
(『呪術廻戦』 185話 芥見下々 / 集英社)瀕死の重傷を負ったパンダの中では、パンダ、ゴリラ、トリケラトプスと3つの核によるストーリーが繰り広げられていました。
鹿紫雲によって3つ中2つの核を完全に失ってしまったパンダ。
彼の中では、そんな2つの核…お兄ちゃんの”ゴリラ核”とお姉ちゃんの”トリケラトプス核”とのお別れが行われていたようです。
核を失った上、首だけの状態となり、パンダは文字通りの大ピンチを迎えます。
そんな中、秤が駆けつけて……？
186話「東京第2結界⑤」
(『呪術廻戦』 186話 芥見下々 / 集英社)ほとばしる呪力と共に、音楽を鳴り響かせながら登場した秤。圧倒的な呪力量と呪力出力により、鹿紫雲の呪力性質(＝電気)をほとんど無視できているようです。
秤を即座に”強敵”と認定した鹿紫雲は、名の名乗るとともに構えを取りました。
秤は、領域展開時に”大当たり”を引いた直後、4分11秒の間”無限に湧き出る呪力”と”フルオートで回り続ける反転術式”を得る様子。つまり、「不死身」です。
さらに、そんな不死身を得ている「ラウンド」が終了すると、元々の呪力と焼き切れた術式が回復するため、再び領域展開が可能となります。
2度目の領域展開により、鹿紫雲の脳内に「CR私鉄純愛列車」の情報が流れ込みました。
187話「東京第2結界⑥」
(『呪術廻戦』 187話 芥見下々 / 集英社)前回の領域展開時に”奇数図柄”を揃えていた秤。
2度目の領域展開たる今回、秤は”確率変動”へと突入し、早い段階で「大当たり」を引き当てました。
再びラウンドに入り「不死身」を得た秤は、湧き出る呪力とともに鹿紫雲に立ち向かいます。
一方の鹿紫雲は、「ラウンド中」の4分11秒の間に相手を殺し切るつもりで攻めを行う様子。
2人によるアツ過ぎる戦いの第2ラウンドが開始します。
188話「東京第2結界⑦」
(『呪術廻戦』 188話 芥見下々 / 集英社)秤と鹿紫雲は、付近のコンテナを殴り飛ばし合い、互いに牽制を行います。
半ばキャッチボールのようにコンテナを殴り合った後、距離を縮めた2人は、コンテナを隔てて殴り合いを始めました。
ここで、コンテナの扉を持った鹿紫雲は、秤の頭部を攻撃。
さらに”稲妻”も秤の頭部に向けて発射され、秤は「死」を感じ取りました。
その刹那、秤は脳を反転術式で癒しつつ、鼻から”稲妻”のエネルギーを排出。
咄嗟の機転により、なんとか死を免れました。
ラウンド終了まで残り数秒となったところで、秤は大胆な攻めを敢行し続けます。
そしてラウンド終了直前。鹿紫雲の稲妻が、秤の腹を貫いて……？
189話「東京第2結界⑧」
(『呪術廻戦』 189話 芥見下々 / 集英社)鹿紫雲に腹を貫かれつつも、領域を展開した秤。
大当たりを引く前に死亡するかに思われましたが、豪運で突発的な大当たりを手繰り寄せて見せました。
かくして、再び「不死身」を得た秤。はじまった第3ラウンドの舞台は、海上です。
鹿紫雲の術式は電気の特性を帯びており、それゆえに水中では呪力が漏出してしまいます。
海中へと落ちてしまった鹿紫雲は、大量の呪力漏出を許してしまいました。
そんな様子を空から見守っていた秤でしたが、突如として意識が遠のいてしまいます。
なんと鹿紫雲は、海水の電気分解により、塩素ガスを生成した様子。
毒を食らった状態で海中に引き込まれてしまった秤は……？
190話「東京第2結界⑨」
(『呪術廻戦』 190話 芥見下々 / 集英社)海中の決戦を経て、まず姿を現したのは鹿紫雲でした。
その直後、左腕の先を失ったものの、秤も姿を現します。既に鹿紫雲の呪力は失われており、もう戦う意志はない様子。
秤vs鹿紫雲。東京第2結界で繰り広げられた激戦の勝者は、秤金次となりました。
そして鹿紫雲は、「両面宿儺との戦い」を条件に、秤と共闘することとなり……？
【呪術廻戦】単行本21巻の感想・考察
乙骨が190点を獲得
仙台結界での活躍により、190点もの大量得点を獲得した乙骨憂太。
さすがは上級生。そして、さすがは特級術師、といったところでしょうか。
また、仙台結界の烏鷺と石流が生存していることも確定しました。
乙骨を含む仙台の3名は、「領域展開」をまだ見せていませんから、今後のストーリーでその辺りが明らかになるのではないかと思われます。
ひとまずは、190点を手に入れた乙骨がどのような総則を追加するのかに注目しておきたいところですね。
怒涛の激戦
(『呪術廻戦』 189話 芥見下々 / 集英社)『呪術廻戦』21巻の最大の見どころは、やはり秤金次と鹿紫雲一が繰り広げた激戦でしょう。
秤は”不死身”、鹿紫雲は”電気”と、見応えのある強力な術式を持つ2人による戦いは、誰がどう見ても特級術師レベルのものでした。
驚くべきは、鹿紫雲の戦闘が体術と呪力操作のみで行われていたこと。
作中で明かされている通り、鹿紫雲は術式を有しているものの、「一発それっきり」のため宿儺にしか使うつもりがないようです。
両面宿儺と鹿紫雲一の戦いが気になるところですが、果たして鹿紫雲は”呪いの王”と渡り合うことはできるのでしょうか。
次なる舞台は……
(『呪術廻戦』 190話 芥見下々 / 集英社)今回ご紹介した『呪術廻戦』21巻では、秤金次と鹿紫雲一の戦いをメインとする東京第2結界編が描かれました。
そして、続く22巻の舞台となるのは、禪院真希と加茂憲紀が滞留する桜島結界です。
桜島結界では、甚爾と同じレベルのフィジカルを得た真希が無双し、攻撃的な術師、呪霊の排除が行われていた様子。
そんな折、空から落ちながら、とある呪霊が桜島結界に侵入しました。
芋虫のような見た目のその呪霊の正体は、果たして……？
各キャラクターの現在状況
『呪術廻戦』本誌の発売日をベースに、各キャラクターの現在の状況をまとめています。
最新話時点の重大なネタバレを含むため、本誌未読の方はご注意ください。
『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧
| 18巻以降 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 162話 | 163話 | 164話 | 165話 | 166話 |
| 167話 | 168話 | 169話 | 170話 | 171話 |
| 172話 | 173話 | 174話 | 175話 | 176話 |
| 177話 | 178話 | 179話 | 180話 | 181話 |
| 182話 | 183話 | 184話 | 185話 | 186話 |
| 187話 | 188話 | 189話 | 190話 | 191話 |
| 192話 | 193話 | 194話 | 195話 | 196話 |
| 197話 | 198話 | 199話 | 200話 | 201話 |
| 202話 | 203話 | 204話 | 205話 | 206話 |
| 207話 | 208話 | 209話 | 210話 | 211話 |
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| 237話 | 238話 | 239話 | 240話 | |
漫画のネタバレ一覧
| 単行本 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 |
| 6巻 | 7巻 | 8巻 | 9巻 | 10巻 |
| 11巻 | 12巻 | 13巻 | 14巻 | 15巻 |
| 16巻 | 17巻 | 18巻 | 19巻 | 20巻 |
| 21巻 | 22巻 | |||
| 0巻 | ||||
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