ワンピース1027話のネタバレ解説。カイドウとルフィが1対1で対峙し、その隙にモモの助ヤマトは鬼ヶ島の落下阻止へ。花の都への激突はあと5分を切っていた。一方ライブフロアでは、ゾロとキングの戦いが激化し…
ワンピース1027話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「ワンピース」の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1026話のおさらい
・花の都に鬼ヶ島が急接近
・モモの助がカイドウに噛み付く
・その後モモは鬼ヶ島落下を止めに向かう
・ルフィカイドウの覇気がぶつかり天が割れる
・天が割れて月が再び現れる
・イヌネコがスーロン化しジャックペロスを討伐
・オロチは生存しており戦いを盗み見ている
ワンピース本誌1027話のネタバレ
鬼ヶ島の外縁部にて。
ペロスペローに勝利したネコマムシに、キャロットが「ネコマムシの旦那！」と飛びつく。
ネコマムシは「気いつけや、スーロンになるぜよ。どういうわけかのう、すっかり月が出ちゅうぜよ」とキャロットに話しかける。
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一方モモの助とヤマトは、ルフィとカイドウ2人の戦いを見て、おでんの航海日誌に書かれていた内容を思い出していた。
その内容とは、「ロジャーと白ひげが激突した時、天が割れた」ことだった。
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戦いを見ていたヤマトに異変が。頭部から大量の血が流れ始める。
どうやら、カイドウの雷鳴八卦を防御したつもりが、完全には無理だったようだ。
膝をついて倒れるヤマト。
そんなヤマトに対し、ルフィは「あの根性なし（モモの助）を助けてくれ！」と頼む。
なぜならルフィの視線の先には、鬼ヶ島から飛び立てずにいるモモの助の姿があったから。
モモの助は「誰が根性なしだーー！頭ではわかっておるが、人がそう簡単に変われると思うな！」とルフィに反論する。
すると、ヤマトがモモの助に背中へ。モモの助が空を飛べるようアシストする様子。
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空を飛ぼうとする2人に対し、カイドウが「おいヤマト！モモの助！どこへ行く気だァ！」と迫りくる。
錦えもん・お菊がカイドウから守ってくれたことを思い出すモモの助。
しかしカイドウが迫っていても、モモの助は未だ足が震えており、その場から動くことはできない。
カイドウがモモの助に向かって金棒で攻撃を放つ。
そんなカイドウの攻撃をヤマトが金棒で静止。さらにルフィがカイドウの首に足を巻きつけ、カイドウの動きを止める。
ルフィは「ヤマ男！」と声をかけた。
ヤマトは「わかってる！1人でやりたいんだろ？」とルフィの気持ちを察し、モモの助と落下するように空へ飛びたって行った。
ルフィは「ああ！」と笑顔で答える。ルフィVSカイドウ、1対1の戦いが開始。
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一方で、一直線に落下中のモモの助ヤマト。
「わああああ死ぬ〜〜！」と叫んでいるモモの助。
ヤマトはモモに助言する。「空をつかめ！龍は飛ぶのではなく、雲を生み出し、雲をつかみ、空を駆ける」のだと。
「飛べたァ！」
モモの助は空を飛ぶことに成功する。
ヤマトは言う。「その雲の名は”焔雲（ほむらぐも）”！」
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空を飛ぶことに成功したが、ヤマトは慌て気味に「島から離れて！」とモモの助に伝える。
なぜなら、鬼ヶ島が徐々に崩れ始めており、その巨大な瓦礫が落下してきていたから。
カイドウの力が弱まり始めたことをきっかけに、焔雲が不安定になり、ヒビ割れた岩盤を支えきれなくなっていたのだ。
鬼ヶ島を落下させるわけにはいかないと、モモの助は鬼ヶ島に突進する。しかし鬼ヶ島はびくともしない。
さらに、花の都が目の前に迫ってきており、もう5分と経たずに到着してしまう。
ヤマトは唯一の解決策を言う。
「焔雲を出すんだ！カイドウの焔雲を押し返すような、より強い焔雲を出すしかない」と。
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「無理だ！」というモモの助。それにカイドウと同じ力があるとは限らないと。
そんなモモの助に対し、ヤマトは事態の深刻さを語り始める。
カイドウの思惑通り着陸したとしても、花の都で多くの犠牲者が出る。
一方で、万が一カイドウを倒したとしても、カイドウの焔雲が消えて鬼ヶ島は地上に叩きつけられてしまう。
鬼ヶ島の内部には、信じられない量の兵器がある。火薬もある。鬼ヶ島は巨大な爆弾と同じであり、もう都の人達の避難だって間に合わない。
島が落下すれば、敵も味方も全滅だ。事態は想定していたよりも遥かに深刻だった。
ヤマトの話を聞いて「ルフィを止めないと」と言うモモの助。
ヤマトは「ばかーっ！」とモモの助を叱責する。
「全てを背負ってギリギリで立ってるルフィに、この状況を伝えるべきではない。誰にも知られずこの危機を乗り切るんだ！」とヤマトは言う。
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その頃、ライブフロアにて。
大看板のキングが敵味方問わず斬撃を飛ばし、フロア中を切り刻む。ゾロも斬撃を受け止めるのに精一杯な様子。
キングは、ゾロにマスクを傷つけられたことでキレてしまい、無差別の斬撃を繰り出していた。
キングは素顔を明かしたくないようで、その素顔は誰も知らないと、カイドウの部下がつぶやいている。
キングの斬撃に吹き飛ばされたゾロ。その先にはフランキーが居た。
ゾロを追うキングは、プテラノドンに変身。「丹弓（タンキュウ）極（ウル）、皇（ドン）」という突撃技を繰り出す。
一方のゾロは「三刀流虎狩り」を繰り出した。両者の攻撃がぶつかり合う。
ゾロの攻撃はキングのマスクを捉えたが、ゾロはそのまま激しく吹き飛ばされてしまった。
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ライブフロアの壁を突き破って飛んでいくゾロ。なんとそのゾロに対してキングが追撃する。
キングはプテラノドンに変身し、吹き飛んでいるゾロにさらに突撃。鬼ヶ島から落下させようとする。
「落ちる！」
鬼ヶ島の外へ吹き飛ばされたゾロは、二刀流「空狸槍（クリアランス）」を繰り出し、その反動でなんとか鬼ヶ島に復帰。
「ハー…ゼェゼェ、危ねえ」と息を切らすゾロ。
「せめて剣で死なせろ！許さん！」と言いながら、ゾロは再び立ち上がる。
一方のキングも「貴様もな！！」とゾロに言い放った。
そういってゾロを睨みつけるキングのマスクが、徐々に剥がれ始めていた。
キングの素顔とは？
1028話へと続く。
1028話のネタバレはこちら
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ここから下は、1027話が出る前の予想内容になります。
1027話までのネタバレ予想
日和がついに再登場か
前回1026話にて、ルフィモモヤマトが屋上に集結。さらにオロチが再登場したことで、光月日和が鬼ヶ島の戦いに登場する可能性が高まっています。
日和の再登場説について解説していきます。
説1：桃太郎の雉として、モモに天羽々斬を渡す
1つ目の可能性は、日和が屋上の戦いに現れてモモの助に「天羽々斬」を手渡すこと。
天羽々斬はおでんが使用していた刀であり、8歳のモモの助が使用することは不可能でした。しかしモモが28歳の大人になった今、刀を扱うことは可能です。
さらに屋上の戦いは、桃太郎（モモの助）、猿（ルフィ）、犬（ヤマト）VS鬼（カイドウ）と、桃太郎の物語に沿っています。
雉の着物を身につけている日和が登場してもおかしくありません。雉として屋上に現れ、モモの助に「天羽々斬」を手渡すのでは無いでしょうか。
説2：オロチを討つために登場
可能性の2つ目は、黒炭オロチと対峙し、日和自らオロチを倒すこと。オロチの生存が確認された今、誰かがオロチを討たねばならない状況です。
そして、その人物とは日和が濃厚。というのも、日和は討ち入り前に「オロチは自らの手で殺したい」と発言していたのです。
日和の発言が未だ回収されていないことから、日和が生き残ったオロチを倒す展開になりそうです。
オロチの残り首はあと1本？
8本首で7本斬られている
カイドウに首を斬られ、赤鞘に首を斬られながらも生存していたオロチ。しかし、残されたオロチの首は残り1本であることが濃厚です。
というのもオロチの能力は八岐大蛇であり、文字通り8つの首を持つ生物をモチーフにしています。
そしてカイドウに首を1本斬られ、6人の赤鞘に首を斬られたことから、7本の首が切断されたことになります。オロチはもうあと1本しか首が残っていないでしょう。
最後にオロチを追い詰めるのは日和になるでしょうから、オロチは命乞いをするのでは無いでしょうか。
ゾロがついに左目を開眼？
飛び六胞が全滅したことで、次は大看板との戦いがメインに描かれるでしょう。ゾロサンジは現在キングクイーンと戦闘中ですが、キングは未だ変身形態を残している状態。
それにも関わらず、キングは現在ゾロと対等に戦闘中。今後キングが悪魔の実を使用すれば、ゾロが窮地に陥ることは確実です。
そこで考えられるのが、ゾロが左眼を開眼させ、覇王色の覇気を纏えるようになるなど、新たな力を覚醒させること。レイリーが右目を開眼させているように、ゾロも開眼により、副船長としての力を確立するのではないでしょうか。
キッドが覇王色の覇気を纏えるように？
現在キッドは、ローと共にビッグマムと戦闘中。しかし別フロアにいるホーキンスの身代わりとなってしまい、いつ死んでもおかしくない状況です。
ホーキンスとキッドの位置は離れているため、キッドが直接ホーキンスを下すことはできない状態。
そこで考えられるのが、キッドが覇王色の覇気を身にまとい、ホーキンスの能力を無効化する展開。キッドは覇王色の素質を持ち、さらに覇王色には悪魔の実の能力を無効化できる力があります。
ビッグマムも覇気で能力を防いだ
というのも、ビッグマムはソルソルの実という「魂を抜き取る能力」にも関わらず、なぜかローのオペオペの実の能力を無効化。マムは覇王色の覇気を纏うことで能力を無効化したと考えられます。
マムと同じように、キッドは覇王色の覇気を纏うことでホーキンスの能力を無効化。そのままキラーがホーキンスを倒すのではないでしょうか。
サンジの外骨格が発達か
キングクイーンとの戦闘において、サンジは体に違和感を覚える描写がありました。結論から申すと、この異変は、サンジの外骨格の発達を示しているのではないでしょうか。
というのも、サンジ以外のヴィンスモーク家の子供たちは、超硬度の外骨格を持つことが度々言及されていました。サンジだけが外骨格を発達できていない描写もすでに登場済み。
つまりサンジが今後兄妹のように成長するならば、その成長とは「外骨格の成長」を示す可能性が高いです。サンジが今よりも鋼の肉体を手に入れ、クイーンの鋼鉄の体を打ち破るかもしれません。
1028話のネタバレはこちら
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(C)尾田 栄一郎
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