ワンピース971話のネタバレ考察｜おでんが釜茹でに！オロチとおでんの交わした5年前の約束も判明

「釜茹での刑」の執行日当日。おでんはカイドウ・オロチに交渉を持ちかけ「伝説の1時間」が幕を開ける。おでんは赤鞘九人男を担ぎながら釜茹でに。処刑を見るしのぶはついに耐えきれなくなり……

ワンピース971話のネタバレ

〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!

時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。

そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!

・おでんとカイドウが兎丼の森にて対峙
・おでんら10人VSカイドウ軍1000人の戦いが始まる
・おでん軍にしのぶが加勢し11人に
・おでんの二刀流でカイドウの体に傷をつける
・おでん達は敗れ、おでんと赤鞘は釜茹での刑に処されることに

おでんと赤鞘九人男の「釜茹での刑」の執行日。おでん城にてトキ・モモの助・日和は、家臣に毒味を依頼していた。

モモの助は、自分たちの命が狙われている理由を、トキに尋ねる。トキ曰く、父上が偉大で、あなたはいつかこの国を背負って立つ男だからよ、という。

おでん達の処刑を知っているモモの助は、大粒の涙を流す。一方日和はまだそのことを知らないようだ。

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巨大な釜に油が注がれ、公開処刑の準備が整う。釜茹での刑の物珍しさ目当てに、民衆は公開処刑を見に来ている。

処刑人が足を滑らせて釜に落ちると、一瞬で黒焦げになった。釜茹での恐ろしさに言葉を失う民衆。

鎌を前にしたおでんは、カイドウとオロチに交渉を持ちかける。「十人全員で釜に入り、カイドウ達の決めた時間を耐えきった者がいたら解放してくれ」と。

カイドウは交渉をのみ、1時間耐え抜けば解放すると約束する。約束を確認したおでんは、ついに釜の中に入っていく。

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釜に入ると一瞬で体が焼け上がった。おでんは叫び声を上げる。

赤鞘九人男も釜に入ろうとするも、おでんはそれを制止。おでんは自分の担ぐ橋板に乗れと命令をする。超高温の油に浸かりながら9人を担ぎ続ける「伝説の1時間」が始まるのであった。

雷ぞう曰く、橋板の上にいても熱気だけで焼け死にそうなほどだという。おでんの体からは、早くも血が噴き出す。

4分が経過した頃に民衆は、処刑が想定より長引いており誰も悲鳴もあげないことを、つまらないと口々に言い始める。おでんのことをバカ殿とも罵る。

そこでしのぶは耐えきれなくなり、おでんがバカ殿を演じた理由をついに民衆に明かす。

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しのぶは、5年前のおでん・オロチ・カイドウの会合を屋根裏で聞いていた。

オロチは、スキヤキを殺してまで将軍になった理由をおでんに話す。ワノ国を滅ぼすために、将軍の座についたのだという。

昔オロチの祖父が事件を起こした際、祖父は切腹に処され黒炭家は転落。そこまでは納得するオロチだが、残された親族まで”正義の味方”に追い回され殺されたことに、不満を抱いていたのだった。

黒炭家の出身であるオロチは、何もしていないのに罪人のような扱いを受けてきたことを明かす。

オロチにとって、ワノ国の人間は全て復讐して然るべき対象であった。オロチは「将軍」でも「独裁者」でもない。人の上に立ちたいのではない。ワノ国を滅ぼし復讐を企んでいたのだった。

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話を終えたオロチは、カイドウへの2つの貢物を奥の部屋から取り出す。

・大量の武器
・誘拐された数百人の人々

囚われた人々を見たおでんは怒り、カイドウに斬りかかる。そこでオロチが提案をする。

毎週定時刻に「黒炭家」への謝罪の裸踊りをすれば、1回あたり100人の命を救う。また、作っている船が5年後に完成すれば、オロチとカイドウの2人はこの国から出航すると。

人質となった人たちが引き渡されたら、およそ人間としての人生を送ることはできない。

元よりオロチはワノ国に興味もない復讐者。このまま戦争を仕掛けても、勝敗より大きなものを失うのは明らかだと、おでんは考える。

約束を信じたおでんは提案を飲み、裸踊りをすることを決意。バカ殿と言われながらも、毎週各郷を巡回し民衆に変わりがないか確認し続けた。

おでんがバカ殿を演じた理由を明かしたしのぶ。最後には、「誰がバカ殿だ。言ってみろ。」と泣き叫びながら民衆に訴えるのだった。

972話へと続く。