『ワンピース』本誌1090話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【ワンピース】1090話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1089話のおさらい
・「海賊島」”ハチノス”の事件が世界を駆け巡る。
・「ルルシア王国」が地図上から消滅した6日後、世界中で地震が発生。
・世界を巻き込む巨大地震の影響で、海面が1メートル上昇した。
・9名の海軍本部中将と、大将”黄猿”、「五老星」サターンが率いる艦隊が「エッグヘッド」を取り囲む。
・「エッグヘッド」内部では、既に”麦わらの一味”が状況を制圧していた。
【ワンピース】本誌1090話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1090話「黄猿」のネタバレです。
命の価値
冒頭、「五老星」との電伝虫を繋いだルフィは、いつものように「海賊王になる男だ!!!」と述べた後、海岸の船をどけるよう言い放ちます。
情報を引き出そうとした「五老星」でしたが、なんでも素直に喋りかねないルフィを前に、気を利かせたロビンが通話を切断。
艦隊の指揮者として現場に出張ってきていた「五老星」ジェイガルシア・サターンは、ドーベルマン中将に対し、守るべきものが以下3つである旨を伝えました。
「ベガパンク”欲(ヨーク)”の身柄」
「Dr.ベガパンクの脳(=パンクレコード)」
「マザーフレイムを生む『融合炉(パワープラント)』」
ドーベルマン中将は、内部のロブ・ルッチらエージェントの身を案じますが、サターンは「人間の命など”虫”だと思え」と冷酷にも言い放ちました。
被害状況
一方その頃、泣きじゃくるヨークは、「あたいに手を出せば この島ごと消えるよ!! ”オハラ”みたいに!!」と脅し文句を並べていました。
”オハラ”を例に出したことにキレたナミは、怒りの表情でヨークを殴りつけます。
そんなナミの姿に笑顔を見せたロビンは、どうやら怪我を負っている様子。
誰よりも早くベガパンク”本体(ステラ)”のもとへ辿り着いたためか、ヨークやセラフィムらの攻撃を受けてしまったのでしょう。
一方で、CP0に所属するカクも重傷を負っていました。
また、ベガパンクは”正(シャカ)”と”知(ピタゴラス)”の2名が死亡してしまったようであり、被害は甚大です。
さて、そんな被害の元凶となったセラフィムは、海のエネルギーが配合された「バブルボール」に囚われていました。したがって、現時点で「エッグヘッド」内部の脅威は完全に排除されたようです。
なお、石化させられていたはずのウソップとフランキーは、セラフィムのS-スネーク本人に能力を解除してもらった様子。
ハンコックと同じく”ルフィを好きになる血統因子”を有しているのか、石化解除の頼みを聞き入れてしまったのです。
そんな事象を前に、ベガパンクは興味深そうにメモを取っていました。
次なる島は
さて、上の述べた通り、目下の脅威は過ぎ去った「エッグヘッド」”研究層(ラボフェーズ)”内。
しかし、海軍の大艦隊という”脅威”は健在であり、フロンティアドームを開放した上で逃げ去る必要があります。
まず決まったのは、次に一行が目指すべき島です。
ナミのログポースを見ると、指針が定まっているのは1本の航路のみ。
……そう、キッドらが向かい、そして散っていった「エルバフ」です。
憧れの巨人島を前に、ルフィとウソップは肩を組んで喜び合いました。
そこで問題となるのは、いかにして海軍の包囲網を抜けるか。
「ベガフォース1」を用いることで、空路を用いて逃げることはできるものの、「エッグヘッド」の気候空域を抜けた後に落下してしまうという問題点がありました。
その問題を解決するのが、サニー号の”クー・ド・バースト”です。
「ベガフォース1」で艦隊を抜き去った後、”クー・ド・バースト”で1km空を飛ぶ……そんな脱出プランが定まりました。
「フロンティアドーム」を解除することさえできれば、一行は「エッグヘッド」を離れることができるようです。
船の準備にあたり、リリス、ルフィ、フランキー、ボニーの4名は船へと走り始めました。
なお、”父の記憶”を見たであろうボニーは、どこか吹っ切れたような顔を見せています。
黄猿の襲来
方法は不明ながらも、ルッチは艦隊に現在の状況を報告した様子。
しかし、現在の状況は極めて複雑かつ難解です。
閉じられたフロンティアドーム、「エッグヘッド」海域内に潜む無数の「海獣兵器」と50体の「パシフィスタ」、そして”麦わらの一味”……。
……が、海軍側も黙って待つつもりはない様子。
艦隊は無言で「戦闘準備」の号令を共有しており、いよいよ本格的な作戦へと乗り出すようです。
そして、先陣を切ったのはやはり”黄猿”。
「八咫鏡」によって「エッグヘッド」への架け橋を作った”黄猿”は、戦桃丸との戦いを始めました。
そんな折、上層のルフィは”強者”の襲来を察しており……?
『ワンピース』第1091話へ続く。
【ワンピース】1090話の考察と感想|次回の展開は?
大将の襲来
今回ご紹介した『ワンピース』第1090話終盤、「海軍本部」大将”黄猿”が満を辞して登場し、「エッグヘッド」に上陸しました。
迎え討つは、「世界一の防御」を自称する戦桃丸です。
2年前、”麦わらの一味”を完膚なきまでに叩きのめした”黄猿”。
一方の”麦わらの一味”は、この2年間でとてつもない成長を遂げました。
いよいよ2年前のリベンジが描かれるのでしょうか。
次回以降の展開は?
次なる島は「エルバフ」
海軍の大艦隊の襲来という事態を前に、緊急で他の島へと移ることになった”麦わらの一味”。
そんな状況下で白羽の矢が立ったのは、「エッグヘッド」北東に位置する「エルバフ」です。
ワノ国出航時の3択の中にも存在した、「エルバフ」という選択肢。
ルフィとウソップが上陸を熱望していた以上、訪れないことはないと思われていたため、「やはり」と思った読者の方は少なくないでしょう。
また、「エルバフ」は、”麦わらの一味”がリトルガーデンで出会ったドリー/ブロギーや、「オハラ」の一件でロビンと縁のあるサウロが住まう島。
加えて、巨人族の面々は”ビッグ・マム”シャーロット・リンリンを禁忌としているため、それを討ったルフィらに一目置いているのではないかと予想されます。
”赤髪のシャンクス”が直前に停泊していたことなど、話題が尽きない島である「エルバフ」。
今からすでに期待が膨らんでしまいますね。
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ここから下は、1090話が出る前の予想内容になります。
【ワンピース】1090話以降の予想・考察
次回以降の展開は?
サターン来訪の意図
「海軍本部」大将”黄猿”とともに、大艦隊を率いた上で「未来島」エッグヘッドを訪れた、「五老星」ジェイガルシア・サターン。
第1089話では、中将のドーベルマンに自身の存在を伏せるよう命令している様子が描かれました。
存在を伏せる理由として、その表情に怯えの色が一切見えないことから、”存在がバレれば狙われるから”などの消極的な理由ではないと予想されます。
それでは、サターンはなぜ自身の存在を伏せたいのでしょうか。
次回以降の展開では、サターンらの動向に注意を向けておく必要がありそうです。
黒ひげ海賊団の影
これからの「エッグヘッド」編において覚えておきたいのが、”黒ひげ海賊団”の存在です。
『ワンピース』第1079話にて描かれた、エッグヘッド近海に佇む”黒ひげ海賊団”の海賊船。
これまでのストーリーから考えると、船にはラフィットが乗っているのではないかと思われます。
”能力者狩り”を筆頭に、手広く活動している様子の”黒ひげ海賊団”ですが、今回は何を企んでいるのでしょうか。
最終章の展開予想
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(C)尾田 栄一郎
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