白ひげ海賊団に連れて行ってもらえるよう頼む光月おでんだったが、むげに断られてしまう。それでも諦めきれないおでんは、無理やり海賊船に乗り込もうとして3日間寝ずに船に引っ張られて耐える。努力が実り認められ、正式に白ひげ海賊団の一員となったおでん。その裏では、ワノ国で黒い変革が起きようとしていた……
ワンピース965話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「ワンピース」の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回964話のおさらい
・これまで何度も出国を試みるがことごとく失敗していた光月家おでん
・白ひげ海賊団に入れてもらおうとお願いするが、むげに断られてしまう
・諦めきれないおでんは、無理やり船に食らいついて3日海上を引きづられつづける
・約束の3日を迎えようとしていたとき、天月トキを助けるために手を離して上陸してしまう
・約束は果たせなかったものの根性が認められ、正式に白ひげ海賊団に迎え入れられる
本誌965話のネタバレ
他の海賊たちから救い出したトキは、自分の生まれを知らないが両親がワノ国出身だったということで、ワノ国を目指していたようだった。
おでんは、しばらくワノ国には戻らないと言う。しかしトキは、おでんと一緒にいられるならそれでも構わない返す。白ひげ海賊団の船員がこっそり見守る中、トキとおでんの間には愛が芽生えていた。
白ひげ海賊団とともに冒険する中で、おでんは様々な経験をする。海軍に追いかけられたこと、トキとの間に「モモの助」が産まれたこと、海賊団の2番隊隊長になったこと、など。
その頃、おでんが出国したワノ国では変革が起きようとしていた。
将軍である光月スキヤキが危篤となり、将軍の座を別の者に譲る必要が出てきたのだ。本来はおでんが就くはずだったが、今は国外を冒険中。
それまでの代理として、スキヤキからは黒炭オロチの名が上がった。オロチは、「黒炭家」の汚名返上を全力してしていきたいと意気込んで挨拶をする。
しかし、いつの間にオロチがスキヤキの信頼を得たのか、康イエは疑問に思っていた。
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黒炭オロチが子どもだった時代まで遡る。
黒炭の家系は元々、祖父の代で権力闘争のために大名家に毒を盛ったことで切腹刑となった。それが原因で、オロチの代まで人々から蔑まれ貧乏な生活を強いられてきたのだ。
貧乏な生活は自分の家柄が悪いのだと受け入れていた幼少期のオロチだったが、それをそそのかす老婆がいた。おそらく、祖父の黒炭の妻だった人物だろう。
マネマネの実を食べていて人に変装できるその老婆は、オロチを将軍にして黒炭の家に再び天下を取らせようと暗躍を始める。
まずオロチは、康イエの城に(黒炭の名を隠して)奉公することにする。人の良い康イエは、不憫なオロチを受け入れる。が、ほどなくしてオロチは城の金庫から金を持ち出してトンズラしてしまう。
オロチは次におでんの元へと行き、ひたすらに金の無心を始める。また、光月スキヤキのもとにおでん(の姿になった老婆)と行き、自分を城に置くように仕向ける。
すべては光月家から将軍の座を奪うため、オロチは幼い頃からずっと周りを欺き続けてきたのだ。
そして、おそらく光月スキヤキの食事に毒を盛り続け、おでんが出国した後スキヤキを亡き者へとした。さらにマネマネの実を使ってスキヤキに変装した老婆に、「将軍はオロチにする」と言わせて今の座に就くことになる。
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そんなこともつゆ知らず、おでんは白ひげ海賊団として航海を続け、はや4年が経っていた。
船を進めていると、どうも魚たちの様子がおかしい。異変の大本らしい島に上陸してみると、今度は猛獣たちが逃げ惑っている。
どんな怪物がいるのかと考える白ひげ海賊団だったが、実はその島には伝説の「ロジャー海賊団」が上陸しており、海軍と一戦構えた後だったのだった。
ロジャーは、白ひげもこの島に上陸したことを知り、白ひげと「最後の戦い」をしようと奮い立つ。そう、ロジャーにはもうわずかの寿命しか残されていないのだ。
ロジャーと白ひげの戦いの行方は……!?
966話へと続く。
登場キャラの現在状況一覧
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(C)尾田 栄一郎
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