プリンシとは
マキマに従順な蜘蛛の悪魔

プリンシは「蜘蛛の悪魔」であり、マキマの命令に絶対服従する特異4課の一員です。
普段は人間に近い姿であり、比較的人間に友好的な悪魔であるようですが、癇癪で人を殺す一面も持っています。
そんなプリンシについて、早速来歴から見ていきましょう。

来歴
「特異課襲撃」編

プリンシは新生特異4課の一員として、『チェンソーマン』4巻 第34話にて初登場しました。
8本のブレード状の脚を用いて戦闘を行い、建物内のゾンビ殲滅に貢献しています。それ以上の目立った活躍は見られず、以降は出番に恵まれませんでした。
「地獄」編

マキマの命令を受け、デンジらを救出するため地獄に侵入しました。
8本の脚で闇の悪魔に攻撃を仕掛けますが、一瞬にして手足をすぐにもがれてしまいます。マキマに来ないよう進言するも、彼女の「呼べ」という命令に服従。自身の体のファスナーを開き、マキマを召喚して見せました。
プリンシの能力がなければ地獄に落とされた面々が生きて帰ることは不可能であったため、極めて大きな貢献だったと言えそうです。
「銃の悪魔」編

手足がもがれ、その後の生死は不明だったプリンシですが、『チェンソーマン』9巻 第76話にて再登場を果たします。
天使同様両腕はくっつかず、切断された脚も元には戻らなかったようですが、マキマによって強制的に能力を使用させられ、「銃の悪魔」討伐に貢献しました。
プリンシの強さ
戦闘能力

プリンシの基本的な戦闘は、8本の脚を用いた斬撃によって行われます。
足先がそれぞれブレード状になっており、かなり切れ味が鋭い様子。動きも比較的早く、手数も多いため、それなりに強い印象を受けます。
また、「蜘蛛」に恐怖を抱く人間は少なくありませんから、恐怖が力になる悪魔において、プリンシは比較的強い部類に入るのではないでしょうか。
一方、プリンシがまともに相手をしたのは極端に弱い”ゾンビ”と、極端に強い”闇の悪魔”のみであり、正確な実力は不明です。
地獄への侵入

プリンシは、現世から地獄へ侵入することが出来ます。
通常は、「地獄の悪魔」に多くの犠牲を払うことでしか生物を地獄に落とすことは出来ないようですが、プリンシは(恐らく)ノーリスクで地獄への侵入が可能です。
芥川龍之介の著した『蜘蛛の糸』に着想を得たのではないかという説が有力ですが、作中では明言されていません。
転送能力

プリンシは、任意の対象を自身のファスナーの中に呼び寄せる転送能力を有しいます。
作中では、現世のマキマを地獄まで呼び寄せることに成功していることから、距離による制約は特に存在しないようです。
非常に便利な能力であり、マキマvs銃の悪魔の戦闘では、マキマの遠隔攻撃のために転送能力が使用されました。
プリンシの性格・魅力
従順な性格

プリンシは、マキマに対して非常に従順であり、常に服従姿勢を取る悪魔です。
一方で、マキマの指示に盲目的に従うだけではなく、『チェンソーマン』8巻 第66話では、闇の悪魔が待つ地獄に「来てはいけません」と進言する描写も見られます。
恐らく、単なる主従関係以上の関係値が存在するようであり、察するにマキマの「支配」によって強制的に好意を持たされているのでしょう。
単行本のネタバレ一覧
チェンソーマンの単行本一覧 | ||||
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11巻 |
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(C)藤本タツキ
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