チェンソーマン 11巻の概要
11巻のあらすじ
(チェンソーマン 11巻 藤本タツキ / 集英社)残酷で無慈悲なマキマの支配が、デンジを追い詰める!! 大切なものを奪い尽くされ、糞詰まっていく心―― そんなデンジの耳に響く”チェンソーマン”を呼ぶ声…!!
かくしてデンジとマキマは血みどろの荒野で殺し合い、交わることなき”想い”の果て、衝撃の結末が炸裂する!!
11巻の要約
・パワーの活躍によってデンジが復活
・岸辺の手引きでマキマから逃亡
・熱烈なチェンソーマンコールを受け、デンジが立ち上がる
・再びチェンソーマンとなったデンジが、最後の血戦へ
・マキマと決着し、第1部「公安編」が完結
単行本ネタバレ
| 単行本一覧 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 |
| 6巻 | 7巻 | 8巻 | 9巻 | 10巻 |
| 11巻 | 12巻 | |||
収録は89話〜97話
チェンソーマン11巻は、89話から97話の計9話が収録されています。
収録話一覧
- 89話「がんばれチェンソーマン」
- 90話「超パワー」
- 91話「パワー・パワー・パワー」
- 92話「バニラスカイ」
- 93話「君と糞映画」
- 94話「チェンソーマン対武器人間ズ」
- 95話「チェンソーマンvs支配の悪魔」
- 96話「こんな味」
- 97話「愛・ラブ・チェンソー」
チェンソーマン11巻のネタバレ前編「目覚め」
89話「がんばれチェンソーマン」
武器人間との戦いを終え、コベニのもとへと戻ってきたチェンソーマン。蘇ったマキマが2人のもとに現れました。
その時、チェンソーマンの口から大量の血が飛び出ました。
なんとマキマは、テレビ放送を用いて、これまでのデンジの活躍を「チェンソーマンの活躍」として大々的に放映させたのです。
悪魔はその名前への「恐怖」が力となりますから、”チェンソーマン”という名に人類が親しみを持った結果、チェンソーマンは弱体化してしまったようです。
90話「超パワー」
冒頭、暗闇の中で目覚めたパワー。
隣にはポチタがおり、デンジを助けるよう懇願します。現在のパワーは、かつてデンジに飲ませた”血”が形となった存在であり、このままでは消えてしまう脆弱な状態のようです。
デンジの”バディ”であるパワーは、二つ返事でデンジ救出を承諾。ポチタこと「チェンソーマン」の肉片を食べることで、「血の悪魔」として蘇りました。
91話「パワー・パワー・パワー」
強者には付き従う性格から、チェンソーマンをマキマに差し出したパワー。しかし彼女は、デンジとの日々を脳に巡らせ、再びマキマに攻撃を仕掛けます。
パワーにとってデンジは、初めてできた友達。常に自身の保身を優先してきたパワーでしたが、自身の命を懸けてチェンソーマンを救い出しました。
――デンジが目を覚ますと、そこはゴミ箱の中。恐らく精神世界のような場所であり、目の前にはパワーがいました。
チェンソーマン11巻のネタバレ中編「最後の血戦」
92話「バニラスカイ」
岸辺に連れられ、東山コベニと共に小さな路地裏の倉庫に入ったデンジ。コベニは知り過ぎてしまったため、念のため身を隠すようです。
そんな中、マキマの影響でテレビに流れる「チェンソーマン」関連のニュース。
いつの間にかチェンソーマンは多くのファンを抱えており、チェンソーマンコールに沸いている街の様子が放映されました。
93話「君と糞映画」
チェンソーマンの活躍が大いに褒められる様子を見て、ついに涙し始めたデンジ。「普通」を目指してデビルハンターになったデンジでしたが、既に思い描いていた「普通」には飽いてしまい、新たな夢を思い描いていたようです。
だからこそデンジは、「チェンソーマンになりたい…！」と思いの内を岸辺にぶつけました。しかし、チェンソーマンになって活躍でもしようものなら、たちまちマキマに見つかってしまいます。
マキマを殺害する方法について思案を巡らせるが、思い浮かぶのは様々なマキマの表情のみ。デンジは、自身がまだマキマを想っているのだと再認識します。
94話「チェンソーマン対武器人間ズ」
マキマは、支配下に置いている「ゾンビの悪魔」のゾンビを用いて攻撃を開始。
とんでもない人数差ですが、デンジはチェーンを巧みに使って地面を抉り出し、うまくゾンビを処理して見せました。
しかしマキマは、7人の武器人間も従えています。一斉に攻撃を受け、ややピンチを迎えるデンジ。
95話「チェンソーマンvs支配の悪魔」
デンジはマキマの血によって復活した瞬間、彼女の首に向けてチェンソーを振り抜きました。文字通り首が飛んだマキマですが、すぐさま復活してしまいます。
いままで「支配」の力を用い、あまり自身の素の力を見せていなかったマキマ。しかし彼女の戦闘能力はかなり高く、デンジとの殴り合いは互角かそれ以上です。
激しい殴り合いが続きますが、徐々にデンジが劣勢に。そしてついに拳で腹を貫かれてしまったデンジは、そのまま畳みかけられ、心臓を引きちぎられてしまいました。
チェンソーマン11巻のネタバレ後編「公安編 完結」
96話「こんな味」
勝利の余韻に浸りつつ、「チェンソーマンの心臓」を大切に抱きかかえるマキマ。
その時、マキマの背後で、一人の男が立ち上がりました。
気付いていない様子のマキマでしたが、”ヴヴン”というエンジンの駆動音が聞こえたことにより、振り向きます。
そこに立っていたのは、チェンソーを持ったデンジでした。
97話「愛・ラブ・チェンソー」
様々な種類の料理を試し、マキマの肉を食べきったデンジ。結局マキマは復活せず、真に倒すことが出来たようです。
岸辺は、中国からある1人の少女を盗んできたとのこと。なんとその少女は、輪廻転生を経て再び現世に生まれ落ちた「支配の悪魔」です。岸辺は少女をデンジに託し、去っていきました。
少女の名はナユタ。デンジが「肉以外」で食べたいものを聞くと、ナユタは「食パン」とだけ答えます。
チェンソーマン11巻の感想・考察
チェンソーマンはまだ続く！
今巻をもって第1部の幕を閉じた『チェンソーマン』ですが、その熱はまだまだ冷めません。
高校生編である『チェンソーマン』第2部は、ジャンプ＋にて連載が予定されており、また、放送時期は未定ですがアニメ化も決定しています。
製作会社は『呪術廻戦』を手掛けた「MAPPA」であり、チェンソーの駆動がどのように描かれるのか期待が高まりますね！
人気キャラクターが再登場？
『チェンソーマン』には、主人公であるデンジを始めとした「武器人間」が複数登場します。
武器人間は通常の悪魔であれば死ぬような攻撃を受けても、血を飲んで”変身”することで蘇ることが可能です。
レゼやクァンシ、サムライソードといった武器人間らは、第2部で再び活躍の場が与えられるかもしれませんね。
また、今巻でデンジは「パワーを見つけ出す」契約を結んでいます。
第2部で再びパワーの虚言を聞ける日は来るのでしょうか。
それ以外にも、『チェンソーマン』には多くの魅力的な設定がありますから、第2部の展開が楽しみですね！
単行本のネタバレ一覧
| チェンソーマンの単行本一覧 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 |
| 6巻 | 7巻 | 8巻 | 9巻 | 10巻 |
| 11巻 | 12巻 | 13巻 | 14巻 | |
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(C)藤本タツキ
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