【チェンソーマン】 97話(最終話)のネタバレ・感想・考察

漫画「チェンソーマン」97話のネタバレ

（チェンソーマン藤本タツキ / 集英社）

悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!!

悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!

様々な種類の料理を試し、マキマの肉を食べきったデンジ。結局マキマは復活せず、真に倒すことが出来たようです。

デンジは、かつてマキマが飼っていた5頭の犬を引き連れ、岸辺に結果を報告しました。

岸辺は、中国からある1人の少女を盗んできたとのこと。

なんとその少女は、輪廻転生を経て再び現世に生まれ落ちた「支配の悪魔」です。マキマは完全に死んでおり、記憶も残っていないと岸辺。

しかし、このまま国に任せて育てさせれば、再びマキマのようになってしまうようです。

だからこそ岸辺は、「支配の悪魔」である少女をデンジに託し、去っていきました。

(チェンソーマン 11巻藤本タツキ / 集英社)

少女の名はナユタ。デンジが「肉以外」で食べたいものを聞くと、ナユタは「食パン」とだけ答えます。

犬と共に帰った2人は、食パンを食べ、布団に入りました。ナユタを布団で寝かせて自身は床で寝ているデンジ。

その夜、デンジは夢の中でポチタと再会しました。ポチタは、自身の”夢”が「誰かに抱きしめてもらう事」だったのだと述べます。

一方で、「支配の悪魔」の夢は、「他者との対等な関係を築く」ということだったようです。恐怖の力でしか他者と関係を築けなかった「支配の悪魔」は、”家族”という存在にあこがれを抱いていたとのこと。

ポチタはデンジにその”夢”を叶えてあげるよう頼みます。

「どうやって……？」とデンジが問い返すと、にっこり笑いながら「たくさん抱きしめてあげて」とポチタ。

――デンジはナユタを抱き寄せ、抱きしめながら眠りました。

時は経ち、街で怪獣のような巨大悪魔が暴れています。

人々が逃げ惑う中、悪魔に向かって歩みを進める少年が一人。

少年は学生服姿のデンジであり、悪魔を殺すべく右手でスタータを引きました――

(チェンソーマン 11巻藤本タツキ / 集英社)

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(C)藤本タツキ

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