チェンソーマン登場キャラクターの最強ランキング
選考の基準
本記事では、『チェンソーマン』に登場する数多くのキャラクターを、強さ順にランキング形式でご紹介しています。
まず選考の基準ですが、登場キャラクターを順位付けするにあたって、本記事では「作中で描かれた戦闘シーン」を重視しました。したがって、戦闘シーンが存在しないキャラクターについては、ランキングの対象外となります。
また、口述する『チェンソーマン』の世界観設定より、”悪魔”はその名前への恐怖の度合いも選考の根拠としています。
対象外のキャラクター

戦闘シーンが存在しないキャラクターをランキング対象外とすることは前述した通りですが、戦闘シーンが描かれているキャラクターも、一部は対象外としています。
その筆頭が、「宇宙の魔人」コスモです。
彼女は対象の頭に宇宙の記録を流し込むことで、対象に「ハロウィン」以外の思考を不可能にさせる能力を持っていますが、作中でこの能力の発動条件は明かされていません。
発動条件次第ではTOP5入りも見込めるような能力ですが、推測の域を出ないため、対象外としました。

また、『チェンソーマン』第二部にて、戦争の悪魔や飢餓の悪魔などの新悪魔が登場していますが、正確な強さが判明次第ランクインしていきます。
用語解説
ランキングに移る前に、作中に登場する”強さ”に関係した概念についてご紹介します。
悪魔
『チェンソーマン』に登場する架空の種族であり、基本的に人間に敵意を抱いている存在です。
全ての悪魔は生まれながらに名前を持っており、その名前が恐怖されていればされている程に力を増します。
例えば人間は基本的に「コーヒー」を恐いとは思いませんから、「コーヒーの悪魔」が存在したとしてもあまり強くはない、といった具合です。
魔人
上述の悪魔が、人間の死体を乗っ取った状態を指す言葉です。
頭部の形状が人間のそれとは異なることから、一見しただけで魔人であると判別が出来ます。
特筆すべきは、魔人になれば悪魔であった頃よりも力が弱くなってしまうということです。
武器人間

主人公デンジのように、悪魔の心臓を持つ人間の通称です。
作中世界ではとある事情によって彼らを指す言葉は存在しませんが、サブタイトルとして「武器人間」という言葉が用いられているため、本記事でも「武器人間」という名称を用いています。
武器人間について特筆すべきは、”不死身”であるということです。
デンジであれば胸から生えたスターターを引くことで、レゼであれば首から生えたピンを引き抜くことで、致命的な傷を負っても再生することが可能であり、その再生力は悪魔のそれすら凌ぎます。
極めて便利な能力ですが、斬首等で即死させられてしまった場合、他者の介入なしに生き返ることは出来ません。
チェンソーマン 最強キャラランキング TOP15
第15位 東山コベニ

・初登場:1巻 第10話
東山コベニは、公安対魔特異4課所属のデビルハンターです。
両親によって半ば強制的にデビルハンターとなったため、他のデビルハンターより悪魔への恐怖が強いものの、姫野からは「かなり動ける」と評価されていました。
そんなコベニの実力が明かされたのは、4巻 第28話です。特異課を襲撃し、デンジを持ち去ろうとした沢渡・サムライソードを相手に、包丁を得物に身軽な動きで応戦。瞬く間にデンジを取り返し、2人を退却に追い込みました。
契約悪魔は不明であり、まだまだ全力を見せていない人物ですから、第2部での活躍が期待されます。

第14位 サムライソード

・初登場:3巻 第23話
サムライソードは、刀の悪魔の心臓を宿す「刀の武器人間」です。
公安襲撃の主犯の1人であり、アキに大けがを負わせ、姫野を死に追いやりました。
「居合」を用いた高速移動+斬撃が持ち味ですが、武器人間としての練度はまだまだ低く、油断も多い印象です。
最終的にはデンジに敗れて拘束されますが、10巻でマキマの部下として再登場。
第2部でも再登場する可能性も残されたキャラクターです。

第13位 早川アキ

・初登場:1巻 第3話
早川アキは、登場初期は狐の悪魔・呪いの悪魔と契約していた人物です。
呪いの悪魔は、寿命を代価に相手の命を奪うことが出来る点で極めて強力ですが、相手に”釘の刀”を当てる動きがなければ使いこなすことが出来ません。
そんな中アキは、「刀の武器人間」を相手に無傷で立ち回り、3回”釘の刀”を打ち込んで見せました。狐の悪魔の能力も使いこなしており、デビルハンターとしての戦闘能力が高い人物として描かれています。
また、「公安襲撃」編以降は未来の悪魔と契約を結んでおり、持ち前の体術と”未来視”能力を用いることで、これまで以上の強さを獲得しました。

第12位 吉田ヒロフミ

・初登場:7巻 第55話
吉田ヒロフミは、世界から集まる”刺客”からデンジを護衛する役目を担う、民間デビルハンターです。
蛸の悪魔と契約を結んでおり、自身の体術に蛸の悪魔の能力を合わせる形で立ち回っていました。
人類最強クラスのクァンシを相手に一撃を入れることに成功しており、高校生ながら高い実力を持っていることが明かされています。
第2部の登場が確定しているため、活躍次第ではさらに順位が上がることも予想されるキャラクターです。

第11位 デンジ

・初登場:1巻 第1話
デンジは『チェンソーマン』の主人公であり、第一部では公安対魔特異4課に属していたキャラクターです。
「チェンソーの武器人間」に変身することで、頭部や腕、足からチェンソーを生やして戦う事が可能であり、比較的高い攻撃力を持っています。
武器人間ゆえに不死身であるデンジは、時に常人はおろか悪魔ですら考えつかないような奇策を講じる頭のネジが外れたデビルハンター。
まだまだ武器人間としての練度は低いものの、第2部での成長が期待されます。

第10位 エンジェル(天使の悪魔)

・初登場:4巻 第34話
天使の悪魔は、公安対魔特異4課に所属(特異課襲撃後)する悪魔です。
掌で触れた相手の寿命を吸い取ることが可能であり、吸い取った寿命は”武器”に変換することが出来ます。
相手の寿命に直接干渉するという反則級の能力を持つ上、作り出された寿命武器は極めて高性能であることからこの順位に。
公安所属ではなく、一般人の寿命を無差別に吸い取る野良悪魔として現れれば、さらに厄介な存在だったことでしょう。

第9位 岸辺

・初登場:2巻 第14話
岸辺は「最強のデビルハンター」を自称する人物であり、公安対魔特異4課の隊長です。
元々は対魔1課の所属であり、過去にはクァンシのバディとして数多の戦場を駆け抜けました。

ナイフ・爪・針の悪魔と契約を結んでおり、基本的なスタイルはナイフ+体術による近接戦闘のようです。
デンジ・パワーを瞬殺、未知の魔人4名を相手に無傷で圧勝、クァンシとほぼ互角の打ち合い、など強さを示す描写は多数存在。
指導者や指揮官としての能力も高く、第2部での活躍も期待されます。

第8位 パワー(血の魔人/血の悪魔)

・初登場:1巻 第4話
パワーは、デンジのバディとして公安対魔特異4課に属する魔人です。
比較的恐れられている”血”を冠するだけあってそれなりに強いキャラクターですが、相手が格上であれば即逃げるという潔さ(?)を併せ持っています。
一方で、操ることが出来るのは基本的に自身の血のみであり、身体能力が極端に高いというわけでもないことから、手が付けられないほどの強さとは言い難いでしょう。

そんなパワーでしたが、11巻 第90話にて、とある方法で「血の悪魔」の姿に戻ったことから事情は変わります。
自身より格上の悪魔の肉を食らったパワーは、なんと他者の血の操作も可能に。
つまり、対象の血を凝固させて刃にすることで、相手を体内から殺害することが出来るようになったのです。
この状態のパワーは、通常の人間であれば手が付けられない強さであるため、やや高めの順位付けとなりました。

第7位 ドイツのサンタクロース

・初登場:7巻 第54話
ドイツのサンタクロースは、人形の悪魔と契約を結んでいるデビルハンターであり、マキマを殺害するために来日した刺客です。
人形以外にも地獄の悪魔や闇の悪魔とも繋がっており、8巻の「地獄」編では、デンジの心臓を闇の悪魔に献上したことで「闇の悪魔の肉片」を獲得しました。
作中最強格である「闇」の力を得たサンタは非常に強く、宵闇の中デンジを圧倒して見せます。
最終的にはデンジの猛攻により敗れてしまいますが、大きなインパクトを残しました。
第6位 レゼ

・初登場:5巻 第40話
レゼは主に6巻で活躍した、爆弾の悪魔の心臓を持った少女です。
「爆弾の武器人間」に変身することが出来る彼女は、とにかく規格外の火力を有しており、武器人間としての練度も作中トップクラス。
単騎で対魔2課を壊滅に追い込み、デンジとの戦闘も終始圧倒していました。
台風の悪魔を使役していたことも相まって、レゼが招いた街への被害は甚大なものに。
サムライソードやクァンシと同じく10巻・11巻にて再登場を果たしており、第2部での再登場も期待されているキャラクターです。

第5位 クァンシ

・初登場:7巻 第54話
クァンシはデンジの心臓を狙う刺客の一人であり、中国から来日しました。
弓矢の悪魔の心臓を持つ彼女は「弓矢の武器人間」に変身することが可能であり、圧倒的な速さと手数の多さで対象を圧倒します。
「最初のデビルハンター」としてデビルハンタ―界隈では名の知れた人物であるクァンシ。

彼女は武器人間に変身せずとも人類トップクラスの実力を持つ、とにかく盛り過ぎのキャラクターです。
まだまだ不明な点や気になる過去を多く持つ魅力的な人物であり、第2部での登場が期待されます。

第4位 銃の悪魔

・初登場:9巻 第75話
銃の悪魔は、過去に世界中を蹂躙(じゅうりん)した、人類の恐怖を一身に集める悪魔です。
作中ではアメリカ合衆国大統領がマキマを殺害するために運用し、秋田県にかほ市をはじめ、日本に再び恐怖と死をまき散らしました。
銃の速度で移動し無数の銃を乱射する、というとにかく圧倒的な火力と速度を併せ持つ悪魔であり、人類からの恐怖の大きさも相まって、作中最強クラスであることは確かでしょう。
第3位 マキマ

・初登場:1巻 第1話
マキマは、公安に所属する内閣官房長官直属のデビルハンターであり、「支配」を冠する悪魔です。
自身より格下だと思える対象を支配する能力を持っており、支配した人間が契約していた悪魔の能力を強制的に行使することが出来ます。
また、支配は悪魔に対しても有効であり、支配した悪魔の能力はノーリスクで強制的に行使することが可能です。
いわゆる”ラスボス”格の圧倒的な強能力であり、デンジやチェンソーマンを苦しめました。

第2位 チェンソーマン

・初登場:1巻 第1話/ 10巻 第83話
デンジの相棒「ポチタ」の正体であり、全ての悪魔が恐怖しているとされる存在です。
非常に強力な存在であり、チェンソーとチェーンを使いこなしていとも簡単に相手を切り裂きます。
地獄に君臨する「超越者」らに敵視されつつ、地獄で”ヒーロー”として活躍を続けており、畏怖や崇拝、憎悪を一身に浴びていました。
終盤ではマキマの策によって弱体化してしまいますが、間違いなく作中最強キャラクターの1人でしょう。

第1位 闇の悪魔

・初登場:8巻 第64話
『チェンソーマン』における”最強キャラクター”としてご紹介するのは、闇の悪魔です。
人類の根源的恐怖とされる「闇」を冠する悪魔であり、8巻の第64-66話にかけて地獄に落ちたキャラクターらを蹂躙(じゅうりん)しました。
現世で活動している悪魔である支配の悪魔、銃の悪魔らと異なり、生まれてから一度も死を経験したことのない”超越者”である闇の悪魔。この事実だけでも”作中最強”である根拠としては十分でしょう。

まとめ
最強は「超越者」
今回のランキング、いかがでしたでしょうか。
本記事では”最強”として闇の悪魔を1位に据えましたが、存在が匂わされている死の悪魔や飢餓の悪魔、戦争の悪魔などが登場すれば、第1位の座が変動するかもしれません。
「戦争」や「支配」は人類史によって”恐怖”が高まったであろう悪魔ですが、「死」や「飢餓」は「闇」と同様に人類や動物に根付いた根源的な恐怖です。
第2部でさらなる強者の登場が期待されますね。
第2部次第では入れ替えも?
今回作成したランキングには独断や偏見も含まれており、第2部次第で順位が入れ替わることは十分にあり得ます。
特に東山コベニや吉田ヒロフミ辺りは、第2部で更なる強さを見せてくれるかもしれませんね。
また、チェンソーマンの戦闘方法を見て成長したデンジも、デビルハンターとして更なる強さを手に入れたことでしょう。
第2部の展開が、今から待ちきれませんね!
単行本のネタバレ一覧
チェンソーマンの単行本一覧 | ||||
---|---|---|---|---|
1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 |
6巻 | 7巻 | 8巻 | 9巻 | 10巻 |
11巻 | 12巻 | 13巻 | 14巻 |
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(C)藤本タツキ
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