【チェンソーマン】 96話のネタバレ・感想・考察

漫画「チェンソーマン」96話のネタバレ

（チェンソーマン藤本タツキ / 集英社）

悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!!

悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!

勝利の余韻に浸りつつ、「チェンソーマンの心臓」を大切に抱きかかえるマキマ。

その時、マキマの背後で、一人の男が立ち上がりました。

気付いていない様子のマキマでしたが、”ヴヴン”というエンジンの駆動音が聞こえたことにより、振り向きます。

そこに立っていたのは、チェンソーを持ったデンジでした。

(チェンソーマン 11巻藤本タツキ / 集英社)

デンジはそのままチェンソーを振り下ろし、マキマの胴を切り裂きます。

状況が理解できず、作中で初めて困惑の色を見せたマキマ。

デンジはマキマの手から零れた「チェンソーマンの心臓」を手に取り、自身の胸へと戻します。

なんと今までマキマが戦っていたのはデンジではなく、心臓から蘇ったチェンソーマン本体だったようです。

心臓を欠いたデンジは、パワーに貰っていた血を用いて絶命を免れた様子。

また、デンジの持つチェンソーも、パワーの血によって作られたものでした。

体内に入ったパワーの血が暴れ、マキマの再生を阻害。傷を再生させることが出来ず、重い傷によって動けないマキマに対し、デンジはチェンソーを向けました。

場面は変わり、デンジの家。

冷蔵庫には大量の”何か”が搬入されており、デンジはそのうちの一つを手に取り、台所に立ちます。

内閣総理大臣との契約により、”攻撃”が通じないマキマ―― そこでデンジが考えたのは、「一つになる」ということでした。

――完成した料理は、生姜焼きと味噌汁です。

出来上がった料理を口に運ぶデンジは、「マキマさんってこんな味かぁ…」と呟きました。

97話(最終話)へと続く。