『呪術廻戦』に登場する「受肉した過去の術師」の記事です。「受肉した過去の術師」を一覧でご紹介するとともに、その概要を詳しく解説しています。
【呪術廻戦】作品の概要
（呪術廻戦 芥見下々 / 集英社）類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!
各キャラクターの現在状況はこちら！
【呪術廻戦】受肉した過去の術師の概要
受肉した過去の術師とは
受肉した過去の術師とは、文字通り、現代に受肉した過去の術師を指すワードです。
過去の術師たちが受肉……すなわち現代人の肉体を乗っ取る形で蘇った背景には、羂索(けんじゃく)と「死滅回游」が絡んでいます。
羂索は、自身の目的を達成する手段として、術師たちの殺し合いたる「死滅回游」の開催を狙いとしていました。
そこで、自らの悠久の生を利用し、様々な時代の猛者たちと”縛り”を結んだのです。
”縛り”の内容は、
・羂索がその人物を「呪物」へと変化させ、遠い未来で受肉させる。
・晴れて受肉を果たしたその人物は、死滅回游に参加する。
……以上のようなものと考えられます。
なお、「死滅回游」については下の記事にて詳細に解説しています。
受肉した過去の術師の一覧
両面宿儺
(『呪術廻戦』237話 芥見下々 / 集英社)両面宿儺(りょうめんすくな)は、呪術全盛の1000年前(平安時代)を生きた術師です。
当時は孤高の”最強呪術師”として猛威を振るい、史上最強の呪術師として現代でもその名声は轟いています。
「人外魔境新宿決戦」編では、”現代最強の呪術師”こと五条悟にも勝利しました。
裏梅
(呪術廻戦 7巻 芥見下々 / 集英社)裏梅(うらうめ)は、呪術全盛の1000年前(平安時代)を生きた術師です。
”人間料理”を専門としていた裏梅は、両面宿儺に気に入られている数少ない人物。
現代でも宿儺から認知されており、「痒い所に手が届く」などの言葉をかけられました。
天使
(呪術廻戦 173話 芥見下々 / 集英社)天使(てんし)は、呪術全盛の1000年前(平安時代)を生きた術師です。
ルーツが安倍家である天使は、その他の安倍家の精鋭とともに両面宿儺に挑むも、返り討ちにされています。
自身の信条を「神」と簡潔に表現している天使は、両面宿儺を「堕天」と呼び、憎悪しています。
レジィ・スター
(呪術廻戦 170話 芥見下々 / 集英社)レジィ・スターは、時代は不明ながら過去を生きた術師です。
”契約を再現する”生得術式の他、基礎的な体術や呪力操作術を高いレベルで身につけており、領域対策も完備していました。
最終的には伏黒恵に敗れ、その人生を終えています。
黄櫨折
(『呪術廻戦』169話 芥見下々 / 集英社)黄櫨折(はぜのき いおり)は、時代は不明ながら過去を生きた術師です。
レジィが死んだ後は途端に戦う気を失っており、古くから彼を知っている様子。
自身の身体部位を爆発させる強力な術式を有していることから、現在も生存しているのではないかと予想されます。
ドルゥヴ・ラクダワラ
(呪術廻戦 173話 芥見下々 / 集英社)ドルゥヴ・ラクダワラは、2世紀後半の「倭国大乱」の時代を生きた術師です。
現代における受肉は2度目。1度目の受肉時に羂索と出会い、”縛り”を結んだのでしょう。
3度目の人生では、乙骨憂太の手によって早い段階で退場させられています。
石流龍
(呪術廻戦 180話 芥見下々 / 集英社)石流龍(いしごおり りゅう)は、400年前(慶長〜元禄あたり)を生きた術師です。
1度目の人生で”デザート”たる戦いを味わうことができず、微妙な”渇き”を抱いていました。
乙骨との戦闘で”渇き”を見たした石流は、そのまま2度目の人生を終えるかに思われましたが、当の乙骨の反転術式によって命を拾うことになります。
……しかし、乙骨が仙台結界を去った後、両面宿儺と対峙。戦闘になだれ込むも、瞬時に倒されてしまいました。
烏鷺亨子
(呪術廻戦 173話 芥見下々 / 集英社)烏鷺亨子(うろ たかこ)は、呪術全盛の1000年前(平安時代)を生きた術師です。
藤氏直属の暗殺部隊「日月星進(じつげつせいしん)隊」を隊長として率いており、滅私奉公に生きました。
かつて両面宿儺に部隊ごと敗れた過去を持っており、受肉した後も宿儺に対する過剰なまでの怯えを見せる烏鷺。
宿儺が仙台に降り立った際は、怯えのあまり子鹿のように震えていました。
鹿紫雲一
(『呪術廻戦』237話 芥見下々 / 集英社)鹿紫雲一(かしも はじめ)は、400年前(慶長〜元禄あたり)を生きた術師です。
当時は敵なしの人物であり、老いてなお負けなしの”最強”でした。
そんな鹿紫雲が”未来での受肉”を望んだのは、ひとえに両面宿儺と戦うため。
芯からのバトルジャンキーである鹿紫雲は、自身を超える存在と拳を交えたかったのです。
大道鋼
(『呪術廻戦』 195話 芥見下々 / 集英社)大道鋼(だいどう はがね)は、過去を生きた”天下無双の名も無き剣豪”です。
呪霊が目視できないものの、”呪霊以外の全て”を感知することができるが故に、呪霊との戦闘を行うことを可能としています。
「死滅回游」では桜島結界に滞留しており、禪院真希の覚醒に寄与しました。
三代六十四
(『呪術廻戦』 196話 芥見下々 / 集英社)三代六十四(みよろくじゅうし)は、過去を生きた相撲大好き術師です。
「相撲を取ること」に特化した領域を会得しているなど、ただひたすらに取り組みを愛しています。
「死滅回游」では桜島結界に滞留しており、禪院真希の覚醒に寄与しました。
万
(『呪術廻戦』 219話 芥見下々 / 集英社)万(よろず)は、呪術全盛の1000年前(平安時代)を生きた術師です。
生得術式として「構築術式」を有する万は、藤氏直属の征伐部隊「五虚将」を単騎で返り討ちにした実力者。
その後、藤原氏に取り立てられた万は、両面宿儺に言い寄るなどの独特な人生を歩みました。
『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧
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