【呪術廻戦】黄櫨折の全てを紹介｜爆発を操る危険な術師やがて羂索と戦闘へ？

『呪術廻戦』に登場する「黄櫨折」について解説・考察している記事です。黄櫨折のこれまでの活躍や、術式についての詳しい解説を記述しています。

【呪術廻戦】黄櫨折とは

(『呪術廻戦』209話芥見下々 / 集英社)

爆発を操る術師

黄櫨折(はぜのきいおり)は、死滅回游では東京第1結界に滞留していた術師です。

死滅回游では、レジィ、針、麗美からなる”レジィ一派”の一員として動いていました。

後述する術式の都合上、かなりインパクトのある風貌の黄櫨。

今回の記事では、そんな黄櫨折の来歴や生得術式について詳しくご紹介していきます。

来歴

1度目の人生？

『呪術廻戦』第227話時点で、黄櫨の過去については一切明かされていません。

一方で、レジィに強い信頼を向けていたことや、明らかに戦闘や痛みに慣れた様子であり、なおかつ反転術式を修めていることから、レジィ同様に受肉した過去の術師では無いかと推測されます。

2度目の人生？｜初登場

黄櫨折は、『呪術廻戦』19巻の第168話にて初登場しました(術式のみ167話で先行登場)。

自身の身体部位を爆発させる術式を持つ黄櫨は、初登場シーンから左目を欠いた状態で描かれており、インパクトは十分。

その後も、自身の歯や目を小型爆弾とすることで、伏黒恵を苦しめました。

死滅回游｜東京第1結界にて

(『呪術廻戦』169話芥見下々 / 集英社)

東京第1結界に滞留している黄櫨は、レジィ、針、麗美と徒党を組み、死滅回游の点数を集めていました。

その後、麗美に釣られてやってきた伏黒恵がレジィとの戦闘を開始すると、援護する形で黄櫨も登場。

上述した通り、歯や目を爆発させる術式を使用し、伏黒を苦しめます。

そんな折、突如としてやってきたのが”芸人術師”髙羽史彦でした。

2対1の状況を見かねた髙羽は、伏黒恵の味方として戦うことに。かくして、黄櫨vs髙羽のマッチアップが完成しました。

死滅回游｜黄櫨vs髙羽

黄櫨が相対する髙羽は、本人が”ウケる”と確信したイメージを実現させる術式である「超人(コメディアン)」の持ち主。

まさに超人的な術式性能を前に、黄櫨は当然のごとく苦戦を強いられます。

また髙羽は、並々ならぬ身体能力も有しており、純粋な蹴りだけでも相当な威力。

黄櫨と髙羽の戦いのペースは、終始髙羽が握る状態となってしまっていました。

髙羽の術式の正体がわからず、困惑の色を隠せない黄櫨。そんな折、気を利かせたコガネが、「レジィの死」を報告。

”一派の主”を失った黄櫨は、これ以上の戦闘を無意味と判断し、髙羽に点数を与えた上で去っていきました。

死滅回游｜その後

「帰る」とだけ発し、髙羽との戦闘を終えた黄櫨。

しかし、閉じられた「死滅回游」の結界から出ることは叶わず、その後も東京第1結界内に滞留するほかありません。

(『呪術廻戦』209話芥見下々 / 集英社)

そんな状況の中、羂索から唆された米軍の部隊が登場し、「呪術師」を求めて泳者たちを襲い始めたのです。

黄櫨は、術式をフル活用して抵抗。『呪術廻戦』第227話時点で死亡は確認されていません。

一方で、鹿紫雲や日車、髙羽とは異なり、高専と行動を共にしているわけでもない様子。

今後の動向に注目しておきたいところです。

【呪術廻戦】黄櫨折の術式と強さ

生得術式

黄櫨折は、自身の身体部位を爆発させる術式を有しています。

作中では、抉った目玉や折った歯を用いた爆撃で戦闘を行なっていました。

この術式は、”歯爆弾”を用いた小規模爆発で爆風を生み、本命の”目玉爆弾”を遠くへ飛ばす……といった応用も効く様子。

個人戦はもちろん、1対多も十分にこなすことができる、殺傷能力に優れた術式であると言えそうです。

反転術式

上述の通り、黄櫨の術式を使用するためには、必ず”自傷”が伴います。

だからこそ黄櫨は「反転術式」を修めており、抉った目玉や折った歯を即座に癒すことで、戦闘の継続を可能としていました。

なお、乙骨や家入のような、「反転術式」の他者へのアウトプットは現時点では確認されていません。

【呪術廻戦】黄櫨折の性格・魅力

レジィとの関係

(『呪術廻戦』173話芥見下々 / 集英社)

初登場時点から、レジィ・スターと組んで動いていた黄櫨。

伏黒や髙羽との戦闘も、レジィと連携する形で行なっていました。

そして、『呪術廻戦』第173話。コガネからレジィの死を聞いた黄櫨は、目を見開いて驚き、即座に戦闘を中止したのです。

最後までレジィとの関係は明かされなかったものの、”かつての仲間”などの何らかの深い繋がりがあったのではないでしょうか。

【呪術廻戦】黄櫨折についての考察

羂索と戦闘へ？

ーー12月24日。

五条悟と両面宿儺が「決戦」を始める日、羂索は死滅回游の泳者狩りをスタートさせました。

その理由は、死滅回游の終了のため。羂索が追加した＜総則14＞により、夏油傑と伏黒恵を除く全ての泳者の死亡をもって、死滅回游は終了となります。

そして現在、鹿紫雲や髙羽らと異なって、黄櫨は高専と行動を共にしていません。

浮いた駒であるからこそ、他の高専に与していない泳者ら同様に、羂索から真っ先に狙われることになるのではないかと予想されます。

黄櫨の術式は非常に強力ですが、羂索と比べれば遥かに劣ることは言うまでも無いでしょう。

髙羽経由で高専サイドに合流することができれば、生き残ることができるかもしれませんね。

『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧

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