『呪術廻戦』本誌207話のネタバレ予想記事です。これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を予想しています。
【呪術廻戦】206話までのネタバレ
呪術廻戦の概要
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!
【呪術廻戦】本誌206話「星と油②」のネタバレ
空性結界
戦闘開始前、天元と共に羂索の攻略法を練っていた九十九。
天元曰く、九十九、脹相、羂索の戦いの舞台となる部屋は”空性結界(くうせいけっかい)”と呼ばれる空間であり、「結界術に長けた者であればある程度中の構造を設定できる」ようです。
したがって、天元と同様かそれ以上のレベルにある羂索は、結界内の構造を自由に設定できるとのこと。
しかし、あくまで結界の主は天元であるため、もし羂索が領域を展開した場合、その情報は天元に筒抜けになるとのこと。
羂索の領域を解体するにあたってかかる時間は、約10秒。
すなわち、九十九がその10秒間を耐え切れば、術式の焼き切れた羂索を一方的に叩くことができるようです。
そんな中、九十九は、自らが先に領域を展開することで、羂索に無理やり領域展開を使用させる案を述べました。
しかし天元は「駄目だ」と即座に否定します。
九十九が先に領域を展開してしまえば、領域の”外殻”が九十九の領域となり、内部の羂索の領域を中和する前に九十九の領域を消す必要に駆られるとのこと。
また、仮に九十九が先に領域を展開した場合、羂索が「簡易領域」や「彌虚葛籠」などの術式が焼き切れない手段で対抗してくる可能性もあります。
天元曰く、結界術の使い手として抜きん出ている羂索は、簡易領域でさえ他の術師と一線を画すものであるとのこと。
したがって、”羂索が自発的に領域を展開した後に天元がそれを解体する”という手段の他に有効な手立てがないようです。
羂索の領域
場面は現在へと戻ります。
悠久の時を生きた羂索は、両面宿儺の「伏魔御廚子(ふくまみづし)」と同様の、結界を閉じずに生得領域を具現化する”神業”たる領域展開をやってのけました。
そんな羂索の領域「胎蔵遍野」は、前述したように”結界が閉じられていない”ため、天元が解体するための”外殻”が存在しません。
…思わぬ誤算を前に、冷や汗を流す天元。
状況を把握していない九十九は、シン・陰流「簡易領域」を発動し、「胎蔵遍野」の術式から自身を守ります。
一方の天元は、「胎蔵遍野」の”必中効果範囲の縁”を領域の外殻と仮定し「空性結界ごと消す」という手段に出ました。
生得領域が剥がされてゆく様を横目に、天元の作戦に勘付いた羂索。
そんな中、九十九の身を守っていた「簡易領域」が完全に剥がれ、羂索の術式がヒットしてしまいます。
時を同じくして、空性結界と共に崩れ落ちる羂索の領域。
…が、時すでに遅し。
羂索の目の前には、血まみれで横たわる九十九の姿がありました。
反撃
九十九が倒れたことにより、ゲームセットかに思われた羂索戦。
勝利を確信した羂索は、「天元を信用した君が悪い」と述べた後、「天元は君達に重要な隠し事をしている」と不穏な一言を添えます。
…しかし、そんな羂索の前に、未だ健在な九十九の式神「鳳輪(ガルダ)」が現れました。
それはつまり、術者がまだ死んでいないことを意味します。
背後で立ち上がった九十九に羂索の意識が移ったその時、動き出した「鳳輪」。
攻撃を避けた羂索は、九十九が反転術式によって治癒を行う時間を使い、焼き切れた術式を回復しようと考えました。
しかし九十九は反転術式を使わず、ボロボロの体で羂索に立ち向かいます。
全ては術式が使用できない羂索を潰すため。
そんな中、羂索の背後に脹相が現れました。その手の中には、「百斂」によって圧縮された血液が用意されており……?
207話へ続く。
【呪術廻戦】207話以降の展開予想・考察
脹相の奇襲は…
206話ラスト、空性結界内に突如として現れ、羂索の背後を獲った脹相。
圧縮された血液も描写されているため、207話の冒頭には「超新星」か「穿血」のいずれかが使用されることでしょう。
一方で、羂索は背後の脹相に気付いているため、まともに食らうことはないのではないかと考えてしまいます。
仮に食らったとしても、羂索には極めて高度な反転術式がありますから、致命傷にはなり得ません。
…とはいえ、術式が焼き切れた状態で脹相と戦うのは、いくら羂索とて嫌がるはずです。
もし対脹相に時間をかけてしまえば、その時間を用いて九十九が回復してしまいます。
したがって、脹相の奇襲自体は失敗するものの、参戦には大きな意味があるのではないでしょうか。
九十九が領域展開
上述した通り、脹相が術式の焼き切れた羂索との戦いを請け負い、少しの時間を稼ぐことができたのなら、九十九は(おそらく使用できるであろう)反転術式によって回復することができます。
万全の状態に整ったのであれば、脹相との連携によって叩くもよし、生得術式や拡張術式を用いて一気にトドメを狙うもよし、いくらでもやりようはあるでしょう。
また、九十九はまだ領域を使用していませんから、羂索が術式を使用できない内に領域を使用する展開もあり得そうです。
結界術において天元と肩を並べる程の実力を持つ羂索は、簡易領域等も常人をはるかに上回る強度を誇るようですが、それでも本物の領域に対して打ち勝つことはできないはず。
何より、特級術師の領域展開はなんとしてでも見てみたいですよね。
羂索は一時撤退か
繰り返しになりますが、領域展開直後の羂索は、術式が焼き切れて使用困難な状態となっています。
そんな中で、脹相/九十九とやり合うのはかなりキツイはず。
メタ的に見ても、羂索がここで倒されてしまう…という展開は考え難いように思われます。
それゆえに、207話にて脹相と九十九が反撃に転じ、208話にて一旦羂索が撤退する…という流れが展開としてはあり得そうなところでしょうか。
死滅回游サイドでは、特殊部隊が乗り込んでくるなど大騒ぎ。
「血と油」「星と油」編を経て、結界内がどのような事態になっているのかに注目ですね。
死滅回游まとめ
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(C)芥見 下々
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