【呪術廻戦】22巻「桜島結界-転生-」の概要
22巻「桜島結界-転生-」のあらすじ
(『呪術廻戦』22巻 芥見下々 / 集英社)桜島結界（コロニー）に突如飛来した謎の呪霊！ それは死後呪いに転じた、真希の因縁の人物だった…!! 呪胎から成体へと、凄まじいスピードで進化する呪霊に追い込まれていく真希と憲紀。そこに、さらなる闖入者達がーー!?
【呪術廻戦】22巻「桜島結界-転生-」の要約
・禪院直哉が呪霊に転じ、桜島結界に現れた。
・呪霊となった直哉と対峙するのは、禪院真希と加茂憲紀。
・呪霊直哉は強化された「投射呪法」を用いており、真希と憲紀を圧倒する。
・手詰まりとなった状況下で、泳者の大道鋼と三代六十四が乱入。
・大道と三代の姿から学びを得た真希は、甚爾と同じステージにまで到達する。
・”鬼人”となった真希は、呪霊となった禪院直哉を殺害した。
・舞台は東京第1結界に戻り、伏黒と虎杖は”天使”と出会う。
収録は191話〜199話
『呪術廻戦』単行本22巻には、191話〜199話の計9話が収録されています。
収録話一覧
- 191話「桜島結界①」
- 192話「桜島結界②」
- 193話「桜島結界③」
- 194話「桜島結界④」
- 195話「桜島結界⑤」
- 196話「桜島結界⑥」
- 197話「桜島結界⑦」
- 198話「桜島結界⑧」
- 199話「仇名」
【呪術廻戦】22巻のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』単行本22巻に収録されている191話〜199話の内容をネタバレ有りでご紹介します。
191話「桜島結界①」
加茂家の本家に戻ってきた呪術高専京都校3年の加茂憲紀は、到着後すぐに”異変”に気がつきました。
(『呪術廻戦』 191話 芥見下々 / 集英社)なんと加茂家は、既に羂索によって掌握されてしまっていたのです。
呪術総監の”保守派”の母体たる存在であった加茂家。羂索は、そんな加茂家の25代目当主の座についた他、総監部内の邪魔な存在の始末を完了させていました。
それを知った加茂憲紀は、長い髪と共に加茂家に別れを告げ、現在は死滅回游の平定に向けて動いています。
場面は戻り、桜島結界。突如現れた芋虫型の呪霊の正体は……。
192話「桜島結界②」
呪力を持たない人間(＝真希の母親)によって殺害されたため、死後”呪い”に転じた禪院直哉。
そんな相手に対し、加茂は”血”を付着させた弓でを発し、真希も刀を用いて攻撃を組み立てます。
一方の直哉は、息をするように嘘を吐きつつ、空中で”呪胎”から”成体”への変態を開始しました。
憲紀は「穿血」を用いて直哉を攻撃。
(『呪術廻戦』 192話 芥見下々 / 集英社)しかし、変態を終えてしまった直哉は、禍々しい姿となって……？
193話「桜島結界③」
呪胎から成体へと変態を遂げた直哉は、更なるスピードを手に入れました。
攻撃を喰らった加茂は、インパクトの瞬間に血液を挟んだことにより、致命傷は避けた様子。それでもダメージは大きく、「一瞬でも気を抜けば死ぬ」と警戒度を引き上げました。
そんな折、直哉に攻撃を仕掛けた真希は、刀を振るいながら「コイツは禪院直哉の成れの果てだ」と情報共有を行います。
(『呪術廻戦』 193話 芥見下々 / 集英社)呪霊直哉は生前の生得術式「投射呪法」も使うことができるようであり、言うまでもなく強敵です。
さらに直哉は、人間から呪霊となったいま、更なるスピードを得ることが可能になっていました。
一旦その場を離れ、ソニックブームで辺りを破壊するほどのスピードにまで乗った呪霊直哉は、そのまま真希へと突っ込んで……？
194話「桜島結界④」
呪霊直哉によるマッハ3の突進を受けた真希は、口から血を吐きながら倒れてしまいます。
それでも死にはしない圧倒的生命力は、甚爾と同じ化け物じみたフィジカルの賜物でしょう。
ここで、重傷を負った真希を庇う形で加茂憲紀が現れました。
加茂は自己血を用いて術式を使用しており、真希が回復するまでの時間稼ぎを行うことに決めたようです。
「5分くれ」と述べた後、その場を離脱した真希。
呪霊直哉に勝利するため、加茂憲紀は心と命を燃やします。
185話「桜島結界⑤」
加茂が命を賭して時間を稼いでいた折、思わぬ闖入者が現れました。
死滅回游の泳者 大道鋼(だいどう はがね)と三代六十四(みよ ろくじゅうし)です。
現代に受肉した大道は、ただひたすらに「刀」を求めて桜島結界内を練り歩きます。
一方の三代は、相撲が取れる人物や場所を目指し、同じく結界内を練り歩いていました。
そんな彼らが行き着いたのが、加茂と呪霊直哉による”戦場”です。
ここで、離脱から3分と経っていないにも関わらず、真希が戻ってきてしまいました。
真希は、”外からの異物”を盤上に誘い込むため、大道鋼に刀を渡します。
(『呪術廻戦』 195話 芥見下々 / 集英社)刀を握った大道は、”天下無双”たる実力を遺憾なく発揮し、呪霊直哉に強力な攻撃を与えて……？
196話「桜島結界⑥」
大道鋼が呪霊直哉に牙を剥いた最中、相撲取りの”泳者”三代六十四は、真希に相撲勝負を持ちかけました。
戦いの舞台は、ただ”相撲を取るためだけの結界”です。
真希が相撲勝負を了承したことにより、領域は完成。
三代の心底嬉しそうな表情と共に、結界が閉じられました。
(『呪術廻戦』 196話 芥見下々 / 集英社)結界の中、さらに強くなる方法を求め、三代の胸を借りに突き進む真希。
三代と真希は、ただひたすらに相撲を取り続けます。三代との立ち会いを通じて、真希は甚爾や大道が持つ”強さ”の根源を理解した様子。
三代の領域が崩壊した時、真希はさらに上のステージの実力者へと進化しました。
187話「桜島結界⑦」
三代の領域は時間の流れが早く、1000を超える取組を行ったにも関わらず、現実では1分も経過していませんでした。
遂に禪院甚爾や大道鋼と同じステージに立った真希は、空気の”流れ”を視認することにより、空中で体勢を変えることすら可能とします。
三代や大道の助太刀もあり、徐々に追い詰められ始める呪霊直哉。
(『呪術廻戦』 197話 芥見下々 / 集英社)真希の戦いぶりに甚爾の姿を重ねてしまった呪霊直哉は、あまりの怒りに「領域」を展開して……？
188話「桜島結界⑧」
(『呪術廻戦』 198話 芥見下々 / 集英社)呪霊直哉が展開した領域「時胞月宮殿」には、大道鋼と三代六十四が巻き込まれてしまっていました。
呪霊直哉の背後にある”巨大な眼”に見つめられた2人には、フィルム状の物体が突き刺さります。
その直後、攻撃を行おうとした大道と三代。
しかし、2人の体からは大量の血が噴き出し、思うように動くことができません。
直哉の領域では「投射呪法」が必中効果となって相手を襲います。その効果範囲は「細胞一つ一つ」にまで及んでおり、領域内の人物は、細胞単位で1秒間に24回の動きを組み立てることを強制されてしまうようです。
動きを組み立てることができなければ、細胞はフリーズしてしまいます。
その結果、細胞の動きがズレ、体中がボロボロになってしまう様子。
なんともえげつない、直哉らしい領域です。
……しかし、そこには真希の姿がありませんでした。
呪力が全くない真希は、呪術上は”建物”などと同じ扱いです。領域展開時点で結界内に巻き込まれなかった真希は、時間をズラして領域内に侵入することで、呪霊直哉の背後を奪って……？
199話「仇名」
禪院甚爾に並ぶ”鬼人”の如き強さを得るに至った真希。
大道、三代、加茂の3名も、重傷を負いつつも生き残ったようです。
真希は加茂を担ぎ、その場からの移動を開始しました。
(『呪術廻戦』 199話 芥見下々 / 集英社)場所は変わって東京第1結界。
ホテルの一室で目を覚ました伏黒の前には、”天使”来栖華の姿がありました。
また、同じ室内にはバスローブを着込んだ虎杖悠仁の姿も見られます。
ここで、髙羽史彦も合流。計4名の泳者は、情報の共有を開始しました。
それぞれの泳者は協力の意思を持っているようであり、伏黒に得点を譲渡。
さらに仙台結界の乙骨、東京第2結界の秤から譲渡された得点も合わせると、伏黒の持ち点は359点に達しました。
また、”天使”と合流したことにより、五条悟復活の”目”も見え始めて……？
【呪術廻戦】単行本22巻の感想・考察
真希の覚醒
禪院家を壊滅に追い込んだ際、既に甚爾と同じステージにまで上り詰めたと思われた真希。
しかし、あの進化は”初期段階”に過ぎず、今回の桜島結界編を経て、ようやく甚爾と並ぶ人物に仕上がったようです。
そんな真希にとって、もはや呪霊直哉など相手ではありません。
音速を超えたスピードで攻撃を繰り出し、果ては「領域」まで使用した呪霊直哉でしたが、あえなく敗北。
さすがは”鬼人”と言ったところでしょうか。
”天使”が合流
桜島結界編が終わると、舞台は東京第1結界へと移りました。
レジィとの戦闘で消耗した伏黒恵は、”天使”来栖華に安全な場所へと運ばれ、虎杖悠仁と髙羽史彦もそこに合流。
4名は協調することとなります。
”天使”は五条悟復活の鍵となる「術式を消滅させる術式」の持ち主。
そんな彼女が現代の術師に対して敵意を持っていないことは、高専サイドにとっては大きなアドバンテージでしょう。
しかし、”天使”はとある信条を有しており、その信条が五条救出の最大の障壁となって立ちはだかります。
果たして虎杖と伏黒は、獄門疆から五条悟を救い出すことができるのでしょうか。
今後の展開について
第22巻に至るまで、東京第1結界、仙台結界、東京第2結界、桜島結界と4つの結界を巡る戦いが描かれてきた『呪術廻戦』。
ここからストーリーは大きく動き始め、死滅回游は思わぬ方向へと進んでいくこととなります。
本サイトでは、『呪術廻戦』最新話のネタバレ記事も随時更新していますので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
各キャラクターの現在状況
『呪術廻戦』本誌の発売日をベースに、各キャラクターの現在の状況をまとめています。
最新話時点の重大なネタバレを含むため、本誌未読の方はご注意ください。
『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧
| 18巻以降 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 162話 | 163話 | 164話 | 165話 | 166話 |
| 167話 | 168話 | 169話 | 170話 | 171話 |
| 172話 | 173話 | 174話 | 175話 | 176話 |
| 177話 | 178話 | 179話 | 180話 | 181話 |
| 182話 | 183話 | 184話 | 185話 | 186話 |
| 187話 | 188話 | 189話 | 190話 | 191話 |
| 192話 | 193話 | 194話 | 195話 | 196話 |
| 197話 | 198話 | 199話 | 200話 | 201話 |
| 202話 | 203話 | 204話 | 205話 | 206話 |
| 207話 | 208話 | 209話 | 210話 | 211話 |
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| 237話 | 238話 | 239話 | 240話 | |
漫画のネタバレ一覧
| 単行本 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 |
| 6巻 | 7巻 | 8巻 | 9巻 | 10巻 |
| 11巻 | 12巻 | 13巻 | 14巻 | 15巻 |
| 16巻 | 17巻 | 18巻 | 19巻 | 20巻 |
| 21巻 | 22巻 | |||
| 0巻 | ||||
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