【呪術廻戦】本誌203話のネタバレ予想｜天元護衛戦開始九十九の術式が判明か

『呪術廻戦』本誌203話のネタバレ予想記事です。これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を予想しています。

【呪術廻戦】202話までのネタバレ

呪術廻戦の概要

（呪術廻戦芥見下々 / 集英社）

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

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天元と九十九

冒頭、天元に対して、「天内理子以外に星漿体はいなかったのか」と問う九十九。

天元は、少しの間を置いた後に、「天内理子ほどの素質を持った子はいなかった」と返します。

つまり、素質の有無さえ置いておけば、星漿体は他にも存在したようです。

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しかし、事実として、12年前の天元は星漿体と同化をしませんでした。

その理由は、”同化せずに進化する”という現実を受容したからだと天元は語ります。

進化の果てに人類に害となる存在になる可能性もあったものの、天元自身にはそう(＝害に)ならないという予感があったようです。

現に天元は、自我が肉体の外にまで拡張されてしまったものの、結界術の利用によって理性を保っています。

しかし九十九は、天元が「理性」を語ったことに噛み付きました。

温められたお茶を一気飲みした九十九は、”星漿体”たる子供たちを利用してきた天元に対し、「クソジジィ」と強い言葉を使って批判。

さらに九十九は、盤星教が”星漿体の保護隔離”に舵取りしていた場合、「私は彼らの味方をしたよ」とも零しました。

(『呪術廻戦』 202話芥見下々 / 集英社)

元星漿体たる九十九は、術式か、あるいは特殊な体質によってか、天元の中の”星漿体たちの声”が聞こえる様子。

しかし九十九は、その声の内容を天元に教えません。そして、”同化”後の星漿体の声を伝えず、「天元を楽にさせない」ことこそが自身の責任だと語りました。

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羂索の襲来

11月16日0時0分。

(『呪術廻戦』 202話芥見下々 / 集英社)

薨星宮の直上に、天元を狙う羂索が出現しました。

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羂索の前に立ちはだかるのは、九十九とともに天元の護衛を買って出た脹相です。

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羂索に対して、漠然とした殺意が湧いてくるという脹相。

一方で、既に脹相への興味を失ってしまっている羂索は、つまらなそうな顔で「天元はどこにいる？」と問いました。

死滅回游が既に役割を終えており、”同化前の慣らし”が済んだと語る羂索。

そして彼は、映画館のような空間を作り出し、脹相に「終わりの可能性」の一つを見せると語ります。

大人しく席に着き、羂索が流す映像を見る脹相。

(『呪術廻戦』 202話芥見下々 / 集英社)

その途中、羂索は、術師の可能性と同時に、「呪霊の可能性も考えていた」と語ります。

”新しい呪力の形”を求める羂索は、呪霊のステージを上げようと考え、脹相のような呪霊と人間との混血を作り出した様子。

しかし、脹相ら混血児は、羂索の想像の域を出ませんでした。

ゆえに羂索は、現在進行している”進化後の天元と日本の非術師との同化”を目指したようです。

羂索が「一億人の呪力を孕んだ呪霊に成る」と予想している、”同化後に生まれる怪物”。

果たしてそれは、どのような姿をしているのでしょうか。

己の興味が赴くままに突き進む羂索。

果たして脹相は、護衛としての責務を果たすことができるのか……？

203話へ続く。

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【呪術廻戦】203話以降の展開予想・考察

天元護衛戦が開始

死滅回游開始前に各国首脳陣と密談を重ねていたことが明らかになった羂索。

回遊開始後の足取りは、仙台での(参加意思のない結界内の人間の)避難誘導を最後に描かれていませんでした。

そんな中、第202話の中盤、天元の座す薨星宮の直上に羂索が出現。

天元の護衛役を買って出た脹相と九十九による、天元の護衛戦が始まると思われます。

羂索の目的

まずは、侵略者たる羂索の目的を復習(さら)っておきましょう。

羂索の狙いはただ一つ。薨星宮に閉じこもり、日本呪術界の要として悠久の時を生きた不死の術師天元です。

天元は、12年前の星漿体との同化失敗を機に、日本全土に自我を拡張した、半ば呪霊のような存在へと”進化”を遂げました。

そして羂索は、生得術式「呪霊操術」が刻まれた夏油傑の体に寄生しています。

羂索の狙いは、そんな「呪霊操術」を用いた天元の使役です。

日本国内に自我を張り巡らせた状態の天元が、死滅回游によって”慣らし”を終えた非術師らと同化を遂げた場合、”1億人の呪力”を孕む存在が生まれ落ちます。

そんな存在の誕生を目にすることこそが現在判明している羂索の目的です。

羂索 vs 脹相

弟(＝虎杖悠仁)の身を案じる脹相は、羂索の思い描くカオスを阻止すべく、「穿血」によって戦いの火蓋を切って落としました。

そもそも脹相は、加茂憲倫として生きていた羂索の思惑によって生まれた、呪霊と人間の混血児。

現在は羂索から見限られてしまった存在です。

しかし、その実力は、次期禪院家当主筆頭として名高かった禪院直哉特別一級呪術師に勝利するほどのものであり、決して弱くはありません。

とはいえ、脹相を産んだ羂索が、その脹相に敗北する様子は……なかなか想像に難いですよね。

「お兄ちゃん」として高い読者人気を誇るだけに、なんとか生き残って欲しいものですが、果たして……？

九十九の術式が判明か

『呪術廻戦』第203話以降で本格的に描かれるであろう天元防衛戦。

久々に脹相の戦闘シーンが描かれるというだけでも興奮モノですが、バックには特級呪術師九十九由基も控えています。

九十九は、蛇のように胴体の長い式神(あるいは呪霊)を従えている様子こそ何度も描かれているものの、実力はまだまだ不明な人物。

「呪霊のいない世界」を目指しているとともに、未来ある子供たちのことを本気で考えている様子が描かれているからこそ、何だか応援してしまいますよね。

五条悟、夏油傑、乙骨憂太……”異次元”と言っても過言ではない3名の術師と並ぶ、九十九由基の実力とは……？

そして、そんな九十九に相対するは、常に飄々としており、掴み所のない術師羂索です。

今回の天元防衛戦を経て、羂索の本気の戦闘が描かれることに期待してしまいます。

呪術師拉致作戦の行方

薨星宮内における天元防衛戦と並行して、アメリカ合衆国が投入した”「日本人呪術師保護(拉致)」を掲げる部隊のその後”も気になるところです。

”天使”によって東京第1結界組はいち早く動き出すことができているものの、秤ら東京第2結界組や真希、加茂の桜島結界組、仙台結界の乙骨は異変に気付くことができているのでしょうか。

高専組が拉致される展開はショックが大きいため、避けてほしいところですが……？

死滅回游まとめ

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『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧

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