【呪術廻戦】193話までのネタバレ
呪術廻戦の概要
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!
『呪術廻戦』本誌193話のネタバレ
奮起する加茂
加茂憲紀に対して、凄まじいスピードで打撃を加えた直哉。
しかし、加茂はインパクトの瞬間に血を割り込ませることで、五体満足の状態で耐えてみせました。
”加茂家次代当主”として加茂憲紀のことを認識していた直哉は、「やるやん」と一言。
直哉の圧倒的な速さと強さから、「一瞬でも気を抜けば死ぬ」と察した加茂は、「赤鱗躍動」で動体視力を向上させます。
成れの果ての直哉
加茂の援護に駆けつけた真希が、剣を用いて直哉を急襲。
さらに加茂が「赤縛」を用いて援護しますが、直哉は自信を高速回転することで、真希の剣を受け流します。
間合いが離れた一瞬、「コイツは禪院直哉の成れの果てだ!!」と情報共有する真希。
それを聞いた加茂は、呪いに転じた術師が生前の自我を完全に残していることに驚きを見せます。
さらに真希は「コイツは使うぞ 術式」と一言。
同じ御三家ゆえか、直哉が実父・直毘人と同じ「投射呪法」を継いでいると知っていた加茂は、「道理で……」と口にしました。
マッハ3
直哉は、「手に触れた対象を1秒間フリーズさせる(※)」能力を用いて、空気を固定。
※厳密には、手に触れた対象に”1/24刻みの動き”を強制させる能力。失敗した場合に1秒間のフリーズが与えられる。
その空気を打撃によって爆ぜさせることで、2人の視界を奪います。
その直後、地面を蹴って大きく距離を取り始めた呪霊直哉。
以前戦ったことがある真希は、直哉の行動が”加速”であることを理解しています。
「投射呪法」は術式発動時の加速度に制限があり、”初速から音速で動く”などの芸当は不可能です。
一方で、絶えず術式を重ねて加速し続ければ、体が耐えられる分だけスピードを得ることができます。
ソニックブームが発生していたことにより、呪胎の状態ですら音速を超えていたことが明白な呪霊直哉。
真希と加茂は、相手が”音速以上で突っ込んでくる”ことを理解しているがために、「攻撃を置く」という戦法を取ることに決めます。
一方その頃 呪霊直哉は、同じ場所を円形に周回しつつ、術式の重ねがけによって加速を続けていました。
呪霊直哉は、体に備わった吸気口から空気を取り込み、空気抵抗と呪力による圧力で圧縮。その空気を体外に排気することで推進力とし、更なる加速を可能としていました。
そんな直哉のトップスピードは、なんとマッハ3。
ギフテッドたる真希ですら反応不可能なスピードであり、攻撃をまともに食らってしまいました。
呪霊直哉は、吐血する真希を前に、「こんなんに俺一度負けたん?」と口にします。
194話へ続く。
【呪術廻戦】194話以降の展開予想・考察
直哉特攻の恐ろしさ
193話のラスト、呪霊直哉の高速攻撃をまともに食らってしまった真希。
攻撃を加えた呪霊直哉のスピードは、作中解説によるとマッハ3…すなわち時速約3675kmにまで達していました。
物理的な側面から、呪霊直哉の攻撃の恐ろしさを見ていきましょう。
まず、運動エネルギーは、1/2、質量、速度の2乗を掛け合わせることで求めることができます。
呪霊直哉の質量を(低く見積もって)仮に50kgとした場合、時速3675kmの運動によって生じるエネルギーは、26,052,517[J]です。
また、比較対象として、例えば10t(=10,000kg)トラックが時速100kmで突っ込んできた際のエネルギーは3,858,025[J]です。
つまり、呪霊直哉に突撃された真希は、10tトラックが時速100kmで突っ込んできた際の衝撃の、実に6.75倍に相当する衝撃を受けたこととなります。
通常の人間であれば、10tトラックが時速100kmでぶつかってきた時点でミンチになってしまうはずですが、その数倍にも及ぶ衝撃を受けてなお吐血程度で済む真希の頑丈さには驚くばかりです。
とはいえ、描写されている表情を見る限り、軽傷では済まないはず。
呪力を持たない真希は、反転術式で己を癒すこともできませんから、言うまでもなく大ピンチです。
加茂が耐え繋ぐ?
上述したように、田の追随を許さない圧倒的なスピードによって、異次元の攻撃性能を手にした呪霊直哉。
大ダメージを受けたであろう真希が、死なずとも直ぐには動けないであろう状況を考えると、加茂が奮起するほかありません。
望みとしては、後述するような他の強者による助太刀です。
”速さ”を持つ直哉を前に、逃げは悪手。また、直哉は、高速飛行による衝撃波で、広範囲の建物を破壊しながら進撃することができるため、隠れることも難しいでしょう。
そうなると、加茂に与えられた役割は、助っ人の登場、あるいは真希の復活まで、直哉をその場で食い止めること。
加茂に与えられた役割は極めて重大です。
助っ人参戦か
桜島結界の状況は芳しくなく、現時点では助っ人なしにして勝利を手にすることができるとは思えません。
助っ人として考えられるは、現時点で動向が明らかになっていない京都校3年 東堂と、冥冥です。
まず、加茂や西宮、三輪などが動いていることから、京都校の一部の面々が死滅回游平定を目指していることは間違い無いでしょう。
その一部に東堂も含まれていた場合、助っ人参戦は十分にあり得ます。ネックと言えば、真人との戦いで欠損した片腕でしょうか。
もし反転術式によって腕が癒えていなかった場合、術式なしで特級上位相当の呪霊 直哉と矛を交えることになってしまいます。
後者の冥冥については、今となっては数少ない禪院家の生き残り 真希と(表向きは)加茂家嫡流である加茂憲紀を救うことが”金になる”と判断した場合、参戦する可能性は十分にありそうです。
また、秤、あるいは乙骨によって”結界間の移動が可能となる総則”が追加された場合、他結界に滞留していた泳者による助太刀も現実味を帯びてきます。
真希を救うのは、果たしてどのキャラクターなのでしょうか。
最悪のケース
上述したような助っ人が参戦せず、真希、加茂が殺された場合、考えられる最悪のケースは、”総則の追加による直哉の結界間移動”です。
憂憂によって京都校メンバーが”伝達役”として動いているいま、西宮によって情報が共有された秤はもちろん、乙骨にも既に情報がいっていることでしょう。
西宮が秤に伝えた内容は、「”真希が結界を素通りできる”+”長距離移動系の術式保持者 憂憂が協力姿勢にある”ことを理由に、”結界間の連絡手段の確立”を後回しにするべき」と言うもの。
これにより、秤、もしくは乙骨が”結界間の移動を可能とする総則”を追加した場合、直哉が桜島結界外に解き放たれてしまいます。
そして、(現時点では)結界外に情報を持ち帰ることのできる唯一の人物 真希が死んだ場合、呪霊直哉という強力な”悪意”の出現は、誰も事前に知ることができません。
呪霊直哉には、自身から”禪院家当主”の座を奪った伏黒や、自身を敗北にまで追い込んだ脹相など、恨むべき相手が他にも存在します。
もし呪霊直哉が解き放たれれば、次は東京第1結界が苛烈な戦場となるかもしれませんね。
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