【呪術廻戦】東堂葵の実力や術式を紹介｜強さの秘密や虎杖との関係も解説！

東堂葵とは

(呪術廻戦 15巻芥見下々 / 集英社)

天才肌の変人一級呪術師

東堂葵(とうどうあおい)は、非術師の家系でありながら在学中に一級に昇格した「ハイセンスゴリラ(芥見先生談)」です。

師の特級呪術師九十九由基(つくもゆき)と同じく、初めて会った相手に「異性のタイプ」を質問する特徴があり、なかなかに癖の強いキャラクターとして描かれている東堂。

非常に短気かつ横暴な人物ですが、認めた相手に対しては人が変わったかのような親切さを見せるキャラクターです。

読者人気も非常に高い東堂について、早速プロフィールから見ていきましょう。

プロフィール

東堂葵のプロフィールについて、ファンブックで明かされている情報をもとにご紹介します。

誕生日	9月 23日
所属	京都府立呪術高等専門学校三年
高専入学方法	スカウト
等級	一級呪術師
身長	五条と同じくらい(190cm程度；5巻おまけページ)
趣味	高田ちゃん
好きな食べ物	ハラミ
ストレス	退屈
声優	木村昴・和優希(小学生時)

来歴

「京都姉妹校交流会」編｜事前の打ち合わせにて

(呪術廻戦 3巻芥見下々 / 集英社)

楽巌寺学長と共に、「高田ちゃん」の個別握手会参加を兼ねて東京にやってきた東堂。

交流会に乙骨か秤を参加させるべく東京校に乗り込んだ彼でしたが、2人が参加できないことを知ります。

続いて東堂は、伏黒が乙骨・秤の代わり足り得るかを確かめるべく、まさかの実力行使に。

二級術師として入学したことから”天才”と謳われた伏黒を、術式なしで圧倒して見せました。

「京都姉妹校交流会」編｜交流会本番

(呪術廻戦 4巻芥見下々 / 集英社)

交流会開始前に行われた京都校のミーティングに参加せず、作戦行動を行わない意思を見せた東堂。

いざ交流会が始まると、東堂は単騎で東京校メンバーに襲い掛かります。

そこで東堂の相手を務めたのは虎杖でした。東堂は、かなりのタフさと体躯に似合ぬ膂力を持つ虎杖に興味を持ち、「どんな女がタイプだ」と質問。

虎杖から返ってきた質問の答えは、東堂と全く同じ女性像でした。

この出来事以降、東堂は虎杖を”超親友(ブラザー)”と認定し、親しく接するようになります。

「京都姉妹校交流会」編｜真人一派急襲

花御が乱入し、突如中断となってしまった交流会。

高専メンバーがピンチを迎えた折、やってきたのは虎杖・東堂ペアでした。

虎杖との連携によって、特級の中でも上位に位置する花御相手に善戦する東堂。しかし、花御が「領域展開」を発動しかけたことで一転ピンチを迎えますが、五条の介入によって事なきを得ました。

「渋谷事変」編

(呪術廻戦 15巻芥見下々 / 集英社)

罪悪感に苛まれ、真人にされるがままとなっていた虎杖の前に、遅れて登場した東堂。

虎杖の前に立ち、しばらく真人の相手を引き受けた東堂は、力強い言葉の数々で虎杖を奮い立たせます。

東堂は、「オマエは何を託された？」という言葉により、虎杖を立ち直らせることに成功。

以降は2人で連携し、特級呪霊真人を祓うべく共闘します。

東堂葵の術式・能力

身体能力

東堂葵は、虎杖悠仁には劣るものの非常に身体能力の高い人物であり、一級呪霊以下であれば呪力操作＋体術のみで祓除(ばつじょ)出来てしまう程の強さを持っています。

さらには、呪術的センスも非常に高く、後述する術式を用いることで、特級呪霊をも打ち倒してしまう実力の持ち主です。

また、東堂は呪術師としての”勘”にも優れており、自身の”勘”に従うことで数多のピンチを生き抜いてきました。

黒閃

(呪術廻戦 15巻芥見下々 / 集英社)

東堂葵は、七海建人や虎杖悠仁と同じく、「黒閃(こくせん)」の経験者です。

黒閃とは、”打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した瞬間”に起こる黒い火花の名称であり、黒閃発動時のインパクトは平時の2.5乗の威力に跳ね上がります。

呪術師は黒閃を経ることで「呪力の味」を理解することが出来るため、黒閃経験の有無は呪術師としての実力に大きく寄与するとのこと。

また、黒閃発動後は、アスリートらで言うところの”ゾーン”に没入することが出来、120%のポテンシャルを引き出すことが出来ます。

生得術式「不義遊戯」

(呪術廻戦 6巻芥見下々 / 集英社)

東堂の生得術式「不義遊戯(ブギウギ)」は、”手を叩く”ことを発動条件に、一定以上の呪力を持つ物体の位置を入れ替えることが出来る術式です。

自分と他人の入れ替えはもちろんのこと、他人と”呪具”の入れ替えなども可能であり、シンプルながらも汎用性に富む強力な術式といった印象を受けます。

また、手を叩いてた際に術式を発動するか否かは術者が決定するため、戦闘中に「不義遊戯」の発動フェイクを入れることも可能です。

(呪術廻戦 6巻芥見下々 / 集英社)

順応するまでは相当惑わせられるであろう「不義遊戯」ですが、順応後も”フェイク”を織り交ぜられれば混乱は必至。

他者との連携も非常に強力であり、前述しましたが”シンプルにして強力な術式”という説明が一番適切でしょう。

特級呪具「游雲」を使用

(呪術廻戦 6巻芥見下々 / 集英社)

姉妹校交流会にて特級呪霊花御と対峙した際、東堂葵は特級呪具「游雲」を使用しています。

「游雲」は術式効果を持たない特級呪具ですが、東堂の膂力＋呪力が合わさった威力は強力そのもの。

花御の祓除こそ叶わなかったものの、大ダメージを負わせることに成功しています。

シン・陰流「簡易領域」

(呪術廻戦 15巻芥見下々 / 集英社)

九十九由基から呪術を教わった際、簡易領域も教え込まれていた東堂。

作中で登場している簡易領域を展開する術はシン・陰流のみですが、シン・陰は”縛り”によって門外不出が課せられているため、東堂の簡易領域は別の手段によるものである可能性も否めません。

東堂葵の性格・魅力

異性の”タイプ”と虎杖との絆

(呪術廻戦 6巻芥見下々 / 集英社)

東堂葵は、知り合った人物が語る”異性のタイプ”によって相手を判断する特殊な癖を持っています。

そんな彼のタイプは、「身長と尻がデカイ女」です。京都校の面々や伏黒恵の回答には失望している様子の東堂。

どのような答えであれば彼のお眼鏡に適うのかは不明です。そんな中、姉妹校交流会で、まさかの虎杖が”尻と身長がデカイ女の子”と回答。

この答えは前述の東堂のタイプ像と完全に一致する答えであり、なんと彼は虎杖を親友認定します。

以降は虎杖のことを「虎杖(マイフレンド)」「親友」「超親友(ブラザー)」などと呼称。(ほぼ一方的に)虎杖との絆を育みます。

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指導力に優れる

上述したように虎杖との絆を育んだ東堂は、「超親友」虎杖を”高み”に連れていくべく、指導を開始。

適切な指導の甲斐あって、虎杖に「黒閃」を経験させることに成功します。

元来呪術的なセンスを持っていた虎杖ですが、東堂の指導によって呪術師としての実力を数段引き上げられることとなりました。

少々正確に難がある人物ですが、その圧倒的強さと指導力は流石と認める他ありませんね。

高田ちゃんLOVE

(呪術廻戦 6巻芥見下々 / 集英社)

東堂は長身アイドル高田ちゃんの大ファンであり、ライブ現場はもちろんのこと、握手会にも度々参戦していることが明かされています。

東堂は、自身のタイプ”身長と尻がデカイ女”そのものである高田ちゃんと今すぐ結婚したいとのこと。ちなみに、その強烈な個性ゆえか、東堂は高田ちゃんに認知されています。

また、ファンブックで明かされた情報によると、前述した東堂の”タイプ”の由来は、師の九十九由基です。

東堂葵の名言

どんな女がタイプだ

(呪術廻戦 2巻芥見下々 / 集英社)

『呪術廻戦』2巻第16話

東堂葵を紹介する上で、このセリフに触れないわけにはいかないでしょう。東堂にとって”異性のタイプ”は、相手を品定めをするうえで不可欠な物。

ちなみにこの東堂のセリフ、特級術師九十九由基の「どんな女がタイプかな？」というセリフと酷似しています。

九十九は東堂の師ですから、十中八九彼女から影響を受けたのでしょう。

『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧

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