究極メカ丸/与幸吉とは
機体を操る天与呪縛の呪術師
究極メカ丸(アルティメトめかまる)とは、京都府立呪術高等専門学校二年の与幸吉(むた こうきち)が操る機械の名称です。
天与呪縛によって身動きがとれない与幸吉は、普段から「究極メカ丸」の機体をアバターとして使用しており、京都校の面々からは「メカ丸」と呼ばれ親しまれています。
そんなメカ丸について、早速プロフィールから見ていきましょう。
プロフィール
究極メカ丸/与幸吉のプロフィールについて、ファンブックで明かされている情報をもとにご紹介します。
誕生日 | 10月 4日 |
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所属 | 京都府立呪術高等専門学校二年 |
高専入学方法 | 幼い頃高専に保護され、成長を経て入学 |
特技 | 集団行動 |
好きな食べ物 | 味がしっかりしている物 |
苦手な食べ物 | 生もの |
ストレス | ずーっと |
声優 | 松岡禎丞 |
来歴
「京都姉妹校交流会」編
与幸吉は、究極メカ丸として登場し、京都校側のリーダー格 加茂憲紀の指示に従って虎杖暗殺に加わりました。
暗殺失敗後は、伏黒恵の式神「鵺(ぬえ)」によって堕とされた西宮をカバー。その際に東京校二年のパンダと会敵し、戦闘へと雪崩れ込みます。
圧倒的な火力によってパンダ相手に圧倒していたメカ丸ですが、パンダが「ゴリラ核」メインに換装したことで形成が逆転。
善戦したものの、機体を破壊されたことで戦闘不能となってしまいました。
「宵祭り」編|裏切り
真人の「無為転変」による身体治療の対価として、高専側の情報を流すという”縛り”を結んでいた幸吉。また、”縛り”の中には「京都校の人間に手を出さない」という文言も含まれていました。
高専襲撃時に花御が京都校側の人間にも手を出したことを受け、予定より早く”縛り”による契約関係を終了した様子。
そしてついに幸吉は、真人の「無為転変」によって「天与呪縛」によるボロボロの身体を治癒されました。
「宵祭り」編|vs真人
”縛り”は両者ともに履行し、残ったのは単なる敵対関係。ここからは、生き残りをかけた戦いへと雪崩れ込みます。
生得術式「傀儡操術」によって幸吉が操るのは、「究極メカ丸 絶対形態(モード・アブソリュート)」。
巨大ロボの見た目をしたそれには幸吉本人が搭乗しており、モビルスーツの如く内部から操る機構のようです。
幸吉の勝機は、「天与呪縛」によって縛られた17年5ヶ月6日もの歳月を代価に得た膨大な呪力。年単位で蓄積された呪力を用い、幸吉は大技を繰り返し使用します。
更には、カプセルに「簡易領域」を封じ込めることで、真人の領域「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」にすら対応して見せた幸吉。
しかし真人の強さは幸吉の想定を凌ぐものであり、善戦空しく散ってしまうこととなりました。
「渋谷事変」編
渋谷ハロウィン前に真人によって殺害された幸吉は、生前に保険を残していました。それは「五条悟封印後」を条件に、小さな傀儡を3体配置するというもの。
1体は夏油らの動向を監視、もう1体は三輪霞、最後の1体は虎杖悠仁の耳を対象に発動され、刻一刻と変わりゆく渋谷の状況を正確に伝達。
「渋谷事変」に向けて数々の情報を夏油側に流していた幸吉ですが、「渋谷事変」での貢献は計り知れません。
また、三輪霞に向けて発動された傀儡は、僅かな時間を用いて別れを告げたうえで消え去りました。危険な渋谷から引き返すよう願った幸吉でしたが、逆に京都組の士気を挙げる結果になってしまっています。
究極メカ丸/与幸吉の術式・能力
天与呪縛
メカ丸の操縦者 与幸吉は、天与呪縛によって生まれつき右腕と膝から下の肉体を持たず、加えて腰から下の感覚がありません。
また、肌は月明かりにすら焼かれてしまう程に脆く、常に全身の毛穴から針を刺されたように痛むとのこと。
そんな悲惨な呪縛の代償として彼が得たのは、広大な術式範囲と実力以上の呪力出力でした。
健康な体の代わりに呪術を得た、という意味では、呪術の代わりに超人的な身体能力を得た禪院真希とは真逆の「天与呪縛」だと言えそうです。
生得術式「傀儡操術」
与幸吉の生得術式「傀儡操術」は、自身の呪力を篭めた呪骸を操ることが出来る術式です。
京都姉妹校交流会では、この術式と前述した「天与呪縛」により、術者の与幸吉本体は遠方に居ながらも究極メカ丸を操縦。驚異的な呪力出力でパンダを追い詰めました。
ここからは、そんな与幸吉の操縦するメカ丸の戦闘能力について見ていきます。
絶技抉剔
「絶技抉剔(ウルトラスピン)」は、右腕から刀を生やす「刀源解放(ソードオプション)」と右肘から推進剤を噴射する「推力加算(ブーストオン)」を組み合わせ、かつ腕を回転させることにより、対象を抉ることに特化した技です。
この技がヒットした大木は、幹が綺麗に抉られた上で倒木。凄まじい突破力を持つ技だと言えます。
また、前述の「刀源解放」からは、「剣山盾(ウルトラシールド)」にも派生します。
大祓砲
「大祓砲(ウルトラキャノン)」は、メカ丸の左掌から放たれる砲撃であり、非常に高火力の技です。
発射前にはタメが、発射後には放熱が必要な、ややコストが高い技でもある様子。一方で出力は可変であり、当てることさえ出来れば対象にかなりのダメージを入れることが出来ます。
また、「砲呪強化形態(モード・アルバトロス)」に形態変化することにより、口から砲口が出現。
より強化された砲撃技「三重大祓砲(アルティメットキャノン)」を放つことが出来ます。
絶対形態
究極メカ丸には、巨大ロボのような「絶対形態(モード・アブソリュート)」が存在。作中では真人の「無為転変」によって身体を治療された後に使用されました。
「絶対形態」の強みは、これまで「天与呪縛」によって縛られた歳月を年単位で呪力に変え、放出できる点です。
”1年”を使用して放たれた「大祓砲(ウルトラキャノン)」はとてつもない威力であり、従来の究極メカ丸の機体から放たれるものとは段違い。
また、年数を追加することで、「二重大祓砲(ミラクルキャノン)」や、「追尾弾(ビジョン)~五重奏(ヴィオラ)~」といった大技にも派生します。
絶対形態による”縛り”の年月を切り詰めた攻撃は、夏油曰く特級クラスの呪力出力。真人をも苦戦させる圧倒的火力を持った兵装です。
シン・陰流「簡易領域」
「簡易領域」とは、呪術全盛の平安時代に蘆屋貞綱(あしや さだつな)によって考案された弱者を守るための弱者の”領域”です。
しかし、「簡易領域」を含むシン・陰流の技術は一門相伝。
門下生が故意に門外に伝える行為は禁止されています。そこで幸吉は、京都校の同級生 三輪霞の技術を盗む形で「簡易領域」の展開に成功しました。
究極メカ丸/与幸吉の性格・魅力
京都校の面々への想い
幸吉は京都校の面々への想いが非常に強く、9-10巻で描かれた真人との一戦中は、完治した姿で皆に会うことを夢見ていました。
また、真人・夏油らとは「京都校の人間に手を出さない」という”縛り”を結んでおり、他の何に変えても京都校の面々は守ろうという意思が見て取れます。
加えて、「渋谷事変」が起こる前に、東堂・新田以外の京都校メンバーが京都以南の任務に就くよう細工。
誰よりも仲間を大事にする性格であることが明らかになっています。
三輪霞への好意
幸吉は、京都校二年の三輪霞に明確な好意を抱いており、ハッキリとは言葉にしないながらも、一層大切に想っている様子が描かれています。
死後小さなメカ丸として現世に留まった際も、僅かな時間を用いて三輪と会話しており、「幸せになってくれ」と伝えました。
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