【呪術廻戦】173話までのネタバレ
レジィが死亡
伏黒と死闘を繰り広げた末、敗北したレジィ。
「受肉した過去の術師」であったレジィは、「現代の術師」に出し抜かれたことを悔やみつつ、伏黒に全ての点数を譲渡しました。
自身を「野次馬」だと表現したレジィは、羂索の利益不利益は関係なく、ただ「面白くなる予感」に従っている様子。
多くの血を流したレジィは、「オマエは運命に翻弄され 道化となって死んでくれよ」と言い残し、事切れました。
針、レジィと2名の術師を殺害し、且つレジィの41点を譲り受けたため、現在の伏黒の所持点数は51点です。
髙羽の術式が判明
伏黒がレジィに勝利した頃、未だ戦闘を継続していた黄櫨 折(はぜのき いおり)と髙羽 史彦(たかば ふみひこ)。
身体部位を爆発させる術式を持つ黄櫨は、髙羽のふざけたムーブに終始踊らされており、ペースが乱されているようです。
そんな折、黄櫨のコガネから「レジィの死」が告げられました。
元々レジィと行動を共にしていた黄櫨は、彼の死を知ると「帰る やってられるか」と発言。
髙羽に背を向け、そのまま歩いて行ってしまいます。
さて、そんな黄櫨と互角以上の勝負を繰り広げていた芸人術師 髙羽。彼は、自身が”ウケる”と確信した想像を実現させる術式「超人(コメディアン)」の使い手です。
言葉を選ばず表現すると、”何でもアリ”な術式であり、「五条悟にも対抗できうる」とのこと。
169話にて、単純な戦闘能力も高いことは判明していますから、強キャラ枠の一人であることに間違いはなさそうです。
天使降臨
レジィとの戦闘を終え、残る麗美を処理すべく「玉犬・渾」を差し向けた伏黒。
懸命に逃げる麗美でしたが、すぐ背後に「玉犬・渾」が迫ります。
そんな折、伏黒の脳内には「駄目だよ 恵」という津美紀の声が響きました。
「玉犬・渾」を解除した伏黒は、「うるせぇ クソ姉貴」と呟き、その場に倒れ込みます。レジィや黄櫨、麗美との戦闘によって受けた傷が、積もりに積もって降りかかったようです。
倒れ込む伏黒の目の前に、天使が降臨して――?
舞台は仙台結界へ
場所は変わって宮城県仙台市。
東京結界よりも早くに展開された仙台結界では、実力の拮抗した術師らによって三竦みの四つ巴状態に。
173話で名前が明かされた仙台結界の泳者(プレイヤー)は、以下の通りです。
ドルゥヴ・ラクダワラ
【所持得点:91点】
自立型の式神(2種)の軌跡を自身の領域とする術式の持ち主。
「受肉した過去の術師」であり、今回で受肉は二度目とのこと。倭国大乱の際は単独で列島制圧を成し遂げた。
石流 龍(いしごおり りゅう)
【所持得点:77点】
「泳者一の呪力出力を誇る大砲」とのこと。分母が仙台結界の泳者or死滅回游全泳者のどちらかは明言されていないものの、後者であると考えられる。
一撃必殺系の術式の持ち主か。
烏鷺 亨子(うろ たかこ)
【所持得点:70点】
「空」を操る術式の持ち主。具体的な術式の詳細は不明だが、173話では空に溶け込むかのような描写が見られる。
「受肉した過去の術師」であり、元々は藤氏直属の暗殺部隊隊長だった。
黒沐死(くろうるし)
【所持得点:54点】
羂索が「呪霊操術」の支配下から外したゴキブリの呪霊。
特級に認定されており、現在は「導入条件の消失まで休眠中」とのこと。「導入条件」や生得術式の詳細は、現時点では不明。
乙骨、始動
前述の4名によって四つ巴状態となっていた仙台結界。
しかし、そこに”特級術師”乙骨憂太が加わったことにより、状況は一変します。
乙骨は、現時点で仙台結界トップの得点を持つドルゥヴを殺害し、四つ巴の一角を落とすことに成功。
五条悟に次ぐ”異能”こと乙骨が、仙台結界で戦闘を開始しました。
【呪術廻戦】174話以降の展開予想・考察
仙台結界編が開始
「渋谷事変」終結後、羂索によって術師同士の殺し合い「死滅回游」が開始。
本格的な「死滅回游」編が開始して以降、『呪術廻戦』のサブタイトルは「東京第1結界〇」という形でナンバリングされてきましたが、いよいよ次のナンバリングタイトルへと突入しそうです。
173話の引きは、宮城県の仙台結界に滞留している乙骨が、大物術師を殺害して……というシーン。
他にも強者であろう術師達が先取りでお披露目されましたから、このまま「仙台結界①~」という形でナンバリングされていくのが自然でしょう。
「仙台結界」編とは、言い換えれば乙骨憂太編です。劇場版『呪術廻戦 0』が大ヒット上映中の現在、これ以上ないタイミングでしょう。
ここからは、そんな「仙台結界」編の展開を予想していきます。
乙骨の目的
乙骨が宮城県に出向いてまで仙台結界で宣誓を行ったのは「万が一身内で潰し合うことがないように」という配慮があってのことです。
伏黒の姉 津美紀は、羂索のマーキングによる寝たきりを経て術師として覚醒しましたから、羂索の何らかの策によって敵対する可能性もあります。
そう言った”万一の可能性”を潰す為、東京から離れた仙台結界を選んだようです。
そして、そんな乙骨が死滅回游に参加した目的は、情報を集めるため。
死滅回游には、羂索と契約を結んだ「受肉した過去の術師」も多数含まれていますから、中には羂索を深く知る人物がいてもおかしくはありません。
また、死滅回游平定の為には、実力者の協力も必要不可欠。
乙骨メインの「仙台結界」編が始まるのであれば、新情報の開示や、髙羽や日車のような”味方になり得る術師”との出会いが描かれるのではないかと考えられます。
乙骨の生得術式が判明か
乙骨の術式
「仙台結界」編が始まれば、物語は乙骨主導で動きます。
現時点で乙骨の戦闘能力についてわかっているのは、菅原道真に子孫であり五条とは遠縁の親戚関係にあるということ、その五条をも凌ぐ圧倒的な呪力量を有していること、です。
無尽蔵の呪力量を有しているからこそ、全ての呪力攻撃は最小限に抑えられ、全ての攻撃を最大限にぶつけることが可能な乙骨。
それだけでも呪術師としては十分過ぎる程のポテンシャルに思えますが、気になるのは生得術式の有無です。
劇場版『呪術廻戦 0』や原作『呪術廻戦 0』では、乙骨本人が生得術式を使用している様子は見られず、有無についての言及はありませんでした。
元来、生得術式とは、読んで字のごとく”生まれた時から刻まれている”術式。
0巻時点で持っていなかったということは、虎杖と同じく術式が仕えない術師である可能性も高そうです。
「リカちゃん」の謎
乙骨憂太には、現時点で”大きな謎”が存在しています。
それが「リカちゃん」と呼ばれる存在(式神?呪霊?)です。
劇場版『呪術廻戦 0』や原作『呪術廻戦 0』をご覧になった方はご存知の通り、1年前の乙骨は、特級過呪怨霊「祈本里香」の被呪者でした。
しかし、作中終盤で里香の解呪は果たされていますから、それ以降もう一度を現世に縛り付ける行為は考え難いですよね。
そして気になるのが、”呼び方”です。原作『呪術廻戦 0』では、祈本里香のことを「里香ちゃん」と呼んでいた乙骨。
しかし、『呪術廻戦』16巻以降の乙骨は、「里香ちゃん」ではなく「リカちゃん」と呼称しています。
発音してしまえば両者は同じですが、文字で情報を拾う漫画において、この差は重要です。
現在乙骨と行動を共にする「リカ」が祈本里香なのか、それとも違う存在なのか。
今後展開される「仙台結界」編では、乙骨の生得術式と共に、そんな「リカ」の謎が紐解かれることでしょう。
劇場版『呪術廻戦 0』のあらすじや、現在連載中の「死滅回游」編の詳細については、以下の記事をご覧ください。
『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧
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