【呪術廻戦】166話のネタバレ予想｜日車と虎杖が和解？鍵は虎杖の”目”

【呪術廻戦】165話までのネタバレ

呪術師としての才

T大法学部受験や旧司法試験と、あらゆる難関をストレートで通過してきた天才日車。

そんな彼の中で最も光ったのは、呪術師としての才でした。

(呪術廻戦 164話芥見下々 / 集英社)

日車は、領域「誅伏賜死」がデフォルトで備わった自身の術式を解明することにより、結界術の基礎を習得。

加えて、習得した結界術から逆算する形で、呪力操作による強化術の勘を掴みます。

その結果、日車は1級術師と遜色のないレベルにまで成長を遂げ、20人以上の泳者を返り討ちするに至ったようです。

「誅伏賜死」の効果

日車の「誅伏賜死」内で裁判に負け、「有罪」判決と共に「没収」が執行されてしまった虎杖。

日車曰く、「没収」とは一時的に術式の使用を不可能にするもの。

一方、対象となった虎杖には生得術式が刻まれていないため、代わりに呪力が奪われてしまったようです。

(呪術廻戦 165話芥見下々 / 集英社)

虎杖は、「没収」によって呪力を欠いた状態で、素の身体能力のみを用いて日車と渡り合います。

しかし、呪力がない状態では、攻撃に転じるどころかまともな防御すらままならず、虎杖はピンチに。

追い詰められた虎杖は、日車の”裁判”をモチーフとした術式に着目し、「やり直し」を宣言したのでした。

(呪術廻戦 165話芥見下々 / 集英社)

領域「誅伏賜死」は、対象の嫌疑をもとに裁判を行う術式。

日本における裁判と同様、術式対象者は2回まで裁判のやり直しを請求することが可能であり、判定を取り仕切るジャッジマンがこれを拒否することはありません。

虎杖の請求は認められ、二審が開始。ひとまずは難を逃れました。

二審の嫌疑

いかなる攻撃も許されない「誅伏賜死」内で、束の間の安全を得た虎杖。

しかし「誅伏賜死」内では、別の戦い――”舌戦”が繰り広げられることとなります。

前回ジャッジマンから述べられた嫌疑は、虎杖が「未成年にも拘わらずパチンコ店に入店し、遊戯を行った」というものでした。

一方で、今回の第二審でジャッジマンから述べられた嫌疑は、「虎杖悠仁は2018年10月31日渋谷にて大量殺人を犯した疑いがある」というもの。

両面宿儺によって甚大な人的被害を出した「渋谷事変」。

虎杖は、「渋谷事変」の大量虐殺を自身の罪として認識し、その罪の意識に苛まれてきました。

潔く「俺が殺した」と告白した虎杖。

ジャッジマンは縫い付けられた目を見開き、「”有罪” ”没収” ”死刑”」と宣言して――。

(呪術廻戦 165話芥見下々 / 集英社)

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【呪術廻戦】166話以降の展開予想

日車と虎杖が和解？

日車のバックグラウンド

(呪術廻戦 159話芥見下々 / 集英社)

死滅回游に参加する以前の日車は、国選などの無理筋を含む様々な人物の弁護を引き受けてきました。

初めから有罪ありきの裁判にも、足と時間を使って証拠を集め、被疑者の為に奔走する日車。

(呪術廻戦 159話芥見下々 / 集英社)

正義の女神が法の下の平等の為に目を塞ぎ、保身を願う人々があらゆることに目を瞑ることを例示した日車は、そんな中で自身に縋りついてきた手を振り払わないため、「私だけは目を開けていたい」と述べていました。

そんな日車の精神を削ったのが、自身が弁護した被疑者の”目”です。

(呪術廻戦 159話芥見下々 / 集英社)

信念を持って奔走し、有罪率99.9%の刑事裁判に果敢に挑んだにもかかわらず、日車を責める、あるいは失望を露にしたかのような”目”。

そんなバックグラウンドがあったからこそ、日車は被疑者の持つ罪への意識や、”目”に対して一定の執着を持っていること思われます。

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虎杖の澄んだ目

(呪術廻戦 165話芥見下々 / 集英社)

前置きが長くなりましたが、誰より”目”を開き、誰より”目”を見てきた日車だからこそ、虎杖の澄み切った目に何かを感じてもおかしくはありません。

「渋谷事変」で起こった大量殺人の詳細な情報は、ジャッジマンから日車に知らされることがないため、日車にとっての虎杖は紛れもない”大量殺人犯”です。

しかし、真実の告白が自身の不利になることを知りながら、一切の迷いなく「俺が殺した」と認めた虎杖に、日車が興味を示さないとは考えられません。

バックグラウンドの開示により、かなりの読者人気を得た日車ですから、虎杖らの味方になることは熱望されているはず。

今後の虎杖vs日車の展開が楽しみですよね。

レジィ編に場面が移る？

(呪術廻戦 162話芥見下々 / 集英社)

2週にわたって虎杖vs日車の戦闘が描かれ、読者の盛り上がりも甚だしい「東京第1結界」編。

ここで気になるのが、ほったらかしの伏黒、レジィ、麗美の3名です。

虎杖と日車の戦いが最高潮の今だからこそ、次週は伏黒vsレジィに場面が移る、ということも考えられます。

(呪術廻戦 163話芥見下々 / 集英社)

現状、虎杖と日車、伏黒とレジィ・麗美の居場所は全員共通して池袋ですから、5名が一堂に会する可能性も高そうです。

レジィや麗美はのどのような術式を持っているのか……そして、「東京第1結界」編において、2人がどのような役割を担うのか、次話以降も要チェックですね。

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