呪術廻戦138話のネタバレ
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!
前回137話のおさらい
・1000万の呪霊により東京はほぼ壊滅
・日本人の呪力は東京へと漏出させ呪霊の発生を東京に限定
・乙骨憂太は虎杖悠仁の死刑執行役
・虎杖悠仁は渋谷事件の時に狗巻の腕を落したことが判明
・呪術総監部からの5つの通達
呪術廻戦本誌138話のあらすじ
禪院直毘人の子である禪院直哉が登場
138話は、特別1級術師である禪院直哉の登場から始まる。
禪院直哉は、渋谷事件後の真希の話をしています。
「で、死んだん? 真衣ちゃん」
家を出て行った真希と家に残った真衣の区別もつかない直哉に、真希たちの母親は「死にかけているのは真希です」と否定する。
直哉は真希の母親のその返答に「ほなええわ」と答えると続ける。
直哉は真希のことが嫌いだった。
「三歩後ろを歩かれへん女は、背中刺されて死んだらええ」
真希の母親に向かってそう言うと、黙り込む母親。
禪院家とはこういう家柄で、呪術に秀でている者はなんでもできるようです。
黙り込む母親に直哉は、さらに話す。
どうやら、直哉は女だと自覚している真衣の事は気に入っている様子。
障子を開けた真希の母親。
そこにいたのは、二人の男だった。
禪院扇と禪院甚壱が登場
特別1級術師の禪院扇と特別1級術師の禪院甚壱の登場。
禪院扇は真希と真衣の父親で、禪院甚壱はおそらく伏黒甚爾の兄弟だと思います。
2人は和室に入ってくる直哉を一瞥する。
「何をしていた?」
この時、直哉の父親である直毘人は峠を彷徨っていたようで、遅れてきた直哉に対して扇は不満をあらわにする。
だが、直哉は全然気にしていない。
直哉は、「次の禪院家当主は俺なんやから」と言う。
直哉は、禪院家の当主争いの相手を馬鹿だと思っていた。
実の兄はポンコツで、扇もパッとしない、甚壱は顔があかん。
「甚爾君と逆やったらよかったのにな」
直哉の心の声は漏れていた。
わざとらしい言い方に怒った甚壱は、直哉にパンチをするがかわされます。
扇も刀を抜くと、直哉の首元に刀を向ける。
直毘人の遺言で伏黒恵が次期当主
「パパが峠を彷徨ってるねんで堪忍したってや」
直哉がそう言ったので、刀をおさめる扇。
そこに登場するフルダテと言う人物。
フルダテは、3人に禪院直毘人の死を告げると遺言状を読み上げることに。
- 禪院家27代目当主を禪院直哉とする。
- 高専忌庫及び禪院家忌庫に保管されている呪具を含めた全財産を直哉が相続するが、禪院扇と禪院甚壱のいずれかの承認を得た上で運用しなければならない。
- なんらかの理由で五条悟が死亡、または意思能力を喪失した場合、伏黒甚爾との誓約状を履行し伏黒恵を禪院家当主とし、全財産を譲るものとする。
それを聞いた直哉は激怒する。
「あ゛?」と低い声を無意識の内にだした直哉。
禪院直哉は伏黒恵・虎杖悠仁を殺害する計画を企てる
憤怒する直哉は、行動をしない甚壱と扇を内心で馬鹿にすると、真希の母親に伏黒の居場所を聞きます。
真希の母親は、宿儺の器である虎杖悠仁捜索の任に当たっていると言う。
それを聞いた直哉は、虎杖と伏黒をまとめて殺害することを決める。
一昔前の東京ならば殺せなかったが、今の東京は魔境なので人を殺したところで呪霊のせいにできるという理由らしい。
九十九由基は渋谷事変にて判断を誤った
九十九は偽夏油が呪霊を放った時に、何かの判断を誤ったようです。
九十九が判断ミスを誰かに話しているシーンがありました。
「すまない。あの時迷った。ここまで事態が進んでしまったのであれば、一度泳がせて様子を見るべきなのではと」
そして矢継ぎ早に、「私は君たちの味方と言うわけではない。ただ世界から呪霊をなくしたいだけのしがない美女さ」と言います。
ここは伏線でしょうね。
問題は誰と話しているかという事ですが、おそらく虎杖だと思います。
このことは『考察と感想』で詳しく考察しているので、気になる方は見ていただければと思います。
また、九十九は「天元と向き合わないとね。君はどうする?」と意味深長な言葉を口に出していました。
虎杖悠仁と脹相は呪霊狩りをしている
とある施設の階段で考え込んでいる虎杖。
そんな虎杖に脹相は「悠仁。俺に気を遣うな。高専に戻っていいんだぞ」と言います。
ですが、虎杖は否定する。
虎杖は、2つの理由から高専に戻れないと考えていました。
- 宿儺が伏黒を使って何か企んでいるから
- 人をいっぱい殺したから
二つの理由から、虎杖は高専の皆とはいられないと考えていました。
虎杖は否定した後に、「脹相こそいいのか?」と言います。
虎杖は、脹相の弟を殺しことをやはり気にしているのでしょう。
虎杖は、「オマエの弟も殺したんだぞ」と言います。
落ちこんでいる虎杖に脹相は「アレは事故だ」と言います。
赦す赦さないの話ではない。
「兄弟とはそういうものだ」
虎杖と脹相は、再び呪霊を減らすために歩き出した。
138の内容は以上です。
呪術廻戦138話の考察と感想
138話で起こった出来事のうち気になる点をピックアップしていきます。
特別1級術師とは?
公式ファンブックに特別1級術師についての解説がありましたので、紹介します。
特別1級術師とは、『高専関係者ではないが、1級相当の実力者を持つ術師』のことを指すようです。
また、高専関係者ではないので等級で分けられていません。
推定等級です。
九十九は誰に謝ったのか?
九十九が「君はどうする?」と言ったシーン。
一体九十九は誰に言ったのでしょうか。
論理的に考えていこうと思います。
まず重要な言葉は、「私は君たちの見方ではないんだ」というところです。
つまり、年下かつ九十九の目的が根本療法という事をしらない人物に限られます。
また、「あの場にいた子たちは、私と私の仲間が責任を持って送り届けるよ」と言っていることから、呪術高等専門学校に所属している人物に限られます。
まとめると、年下かつ九十九の目的を知らなそうな人物かつ呪術高等専門学校に所属している人物となります。
その条件に該当する人物は意外に多い。
虎杖悠仁・伏黒恵・五条悟・乙骨・狗巻・パンダ・歌姫・加茂憲紀・西宮・新・硝子・真衣・三輪・東堂の14人。
ここからは、ネタバレを含みます。
あの場にいたパンダは、渋谷事変後に捕まるので、『あの場にいた=三輪・真衣・東堂葵』と考えられる。
つまり、東堂葵・三輪・真衣を九十九が保護したという事を知っている人物に限られる。
すると、虎杖悠仁・加茂憲紀・西宮の4人に絞られる。
ここまで来たら、もう当てずっぽうでも当たりそうですね。
加茂憲紀・西宮に話しかけた可能性は低いので、おそらく虎杖悠仁に話しかけたのでしょう。
ということで、虎杖裕二に話しかけたと予想します。
次話のネタバレはこちら
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