【チェンソーマン】偽チェンソーマンとは？｜正体を考察これまでの活躍まとめ

『チェンソーマン』第二部より登場する「偽チェンソーマン」についてのまとめ記事です。正体を考察しつつ、これまでの活躍をまとめています。

【チェンソーマン】作品の概要

少年ジャンプ＋連載『チェンソーマン』の概要

（チェンソーマン藤本タツキ / 集英社）

悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!!

悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

【チェンソーマン】偽チェンソーマンとは

偽チェンソーマンの概要

(『チェンソーマン』 111話藤本タツキ / 集英社)

偽チェンソーマンとは、『チェンソーマン』の第111話で初登場した、チェンソーマンと似たシルエットを持つ謎の存在です。

『チェンソーマン』第128話での再登場を受け、一躍話題に上がりました。

今回の記事では、そんな偽チェンソーマンのこれまでの活躍を正体するとともに、正体を考察していきます。

なお、作中でその存在を指す名称は登場していませんが、本記事では「偽チェンソーマン」の呼称で統一しています。

偽チェンソーマンの来歴

ユウコ編

偽チェンソーマンが初めて登場したのは、ユウコ編が主に描かれた『チェンソーマン』13巻です。

第111話で登場した偽チェンソーマンは、親戚のデビルハンターを頼って移動していたユウコを発見し、チェンソーで断首。無慈悲にも殺害してしまいました。

デンジがナユタと共に眠っているカットが存在しているため、まず間違いなく本物のチェンソーマンではありません。ゆえに、その人物は”偽チェンソーマン”として読者に認知されることとなります。

落下の悪魔編

(『チェンソーマン』 128話藤本タツキ / 集英社)

ユウコ編以降、全く音沙汰のなかった偽チェンソーマンですが、『チェンソーマン』第128話にてまさかの再登場を果たしました。

偽チェンソーマンは、落下の悪魔を背後から斬りつけ、チェンソーマンと三鷹アサに逃走を促したのです。

なぜか”落下の悪魔が料理を残した客を許さない”と知っている偽チェンソーマン。

一体その目的は何で、なぜチェンソーマンを助ける方向で動いてくれたのでしょうか。

現時点で偽チェンソーマンの目的や行動の動機は謎に包まれており、今後のストーリーで語られることが期待されます。

【チェンソーマン】偽チェンソーマンの正体

以下からは、最新128話時点では不明となっている偽チェンソーマンの正体について考察していきます。

偽チェンソーマンの正体｜正義の悪魔説

偽チェンソーマンの正体の考察としてまず触れておきたいのが、正義の悪魔説です。

正義の悪魔とは、『チェンソーマン』第2部の1話目たる第98話から(名前のみ)登場している悪魔であり、偽チェンソーマンと共通して正体が明かされていません。

そこで、2つの謎を一気に解き明かす事ができるのが、この考察です。

正義の悪魔とは

そもそも正義の悪魔とは、(ユウコ曰く)学校にいるとされている悪魔です。

「いる」というのは、飢餓の悪魔同様に正体を隠して学校に通っているのではないかと推察されます。

現時点で明らかになっている正義の悪魔の所業は、委員長、ユウコの2名と契約を交わし、力を分け与えた…というもの。

つまり、ユウコは正義の悪魔を知っているわけですから、偽チェンソーマンの正体が正義の悪魔であるとすると、第111話でユウコを殺害した理由が「口封じ」として説明がつくのです。

正義の悪魔の能力？

さて、偽チェンソーマンが正義の悪魔の正体であるとすると、なぜチェンソーマンのような姿で暗躍しているのでしょうか。

一つの可能性として考えられるのが、正義の悪魔は「正義の象徴(ヒーロー)」の姿を模すことができる能力を持つ、という説です。

(『チェンソーマン』 103話藤本タツキ / 集英社)

チェンソーマンと言えば、賛否両論ありつつも、世間の大半は「ヒーロー」として認知している存在。

今一番のヒーローと言っても過言ではありませんから、”正義そのもの”と言い換えることもできるでしょう。

正義の悪魔が偽チェンソーマンとして力を振るうことができるのは、”正義”たるチェンソーマンが活躍し、一部の悪魔らに”正義”の名が恐れられているから……ということではないでしょうか。

偽チェンソーマンの正体｜亜国セイギ説

正義の悪魔の流れでご紹介したいのが、亜国セイギ説です。

飢餓の悪魔が「キガ」を自称しているように、吉田曰く悪魔は名前を付けるのが苦手であるという噂が存在している様子。

そんな噂と照らし合わせて考えるのであれば、「セイギ(正義)」を名乗る亜国セイギが正義の悪魔であっても特に不思議ではありません。

つまり、偽チェンソーマン＝正義の悪魔＝亜国セイギという説です。

引っかかる点と言えば、亜国セイギがデビルハンター部の部員として現れた際、学校の襲撃者となったユウコが特に反応していなかった点でしょうか。

(『チェンソーマン』 107話藤本タツキ / 集英社)

仮に亜国セイギが正義の悪魔であったならば、正体を知っているはずのユウコはもっと大きな反応を見せていてもおかしくはありません。

……そんな違和感を抜きにすると、亜国セイギは『ファイアパンチ』のアグニに酷似しているなど、特徴的な人物です。

正義の悪魔として、今後の物語に大きく関わる存在となるのかもしれませんね。

偽チェンソーマンの正体｜新規キャラクター説

続いては、偽チェンソーマンの正体が既存のキャラクターではなく、新規キャラクターであるという説です。

例えば類似する名前(ノコギリ)を持つ悪魔や、あるいはチェンソーの悪魔であるという可能性も捨てられません。

また、いささか投げやりな考察になりますが、「チェンソーマンの悪魔」などが存在している可能性もあります。

いずれにせよ、偽チェンソーマンの正体は今後の『チェンソーマン』のストーリーにおいて重要な要素となりそうですね。

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