呪術廻戦

【呪術廻戦】日下部篤也の実力や技を紹介|シン・陰流についても解説!

日下部篤也とは

(呪術廻戦 16巻 芥見下々 / 集英社)

東京都立呪術高等専門学校 二年生担当教員

日下部篤也(くさかべ あつや)は、呪術高専東京校二年生の担任を務める一級呪術師です。

後述する通り極度な面倒くさがり屋ですが、シン・陰流の使い手である日下部。

術式を持たずして一級にまで上り詰めた実力派呪術師の日下部について、早速プロフィールから見ていきましょう。

プロフィール

日下部篤也のプロフィールについて、ファンブックで明かされている情報をもとにご紹介します。

所属 東京都立呪術高等専門学校(二年生担任)
等級 一級呪術師
趣味・特技 釣り
好きな食べ物 トロたく巻き
苦手な食べ物 マグロの目玉
ストレス 任務全般

来歴

「渋谷事変」編|序盤

(呪術廻戦 10巻 芥見下々 / 集英社)

渋谷事変序盤、日下部・パンダからなる”日下部班”は、上層部の指示通りに地上の”帳”外で待機

日下部は地下に蔓延(はびこ)る多数の特級呪霊の存在に気が付いており、「中に入るのは正直ごめんだね」と素直に胸中を吐露しました。

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「渋谷事変」編|中盤

五条悟封印後、パンダと共に”帳”内部に侵入した日下部。

あくまで特級呪霊らには近付かないスタンスを貫いており、パンダを説得しつつ地上の要救助者を捜索する任に就いています。

そんな時、2人の前に現れたのは夏油一派所属の呪詛師でした。自身より格下であろう呪詛師の出現により、日下部はこれ幸いと彼らとの戦闘で時間を潰すことに。

(呪術廻戦 13巻 芥見下々 / 集英社)

日下部が戦闘態勢に入った時、なんと付近で漏瑚vs両面宿儺の戦いが勃発します。

2体の特級呪霊同士の戦いは、一介の術師が立ち入れる領域を遥かに凌駕しており、逃げる他ありません。漏瑚が極ノ番「隕」を放ったことを受け、日下部・パンダが素直に逃げようとした矢先、虎杖の身体を乗っ取った両面宿儺が登場。

宿儺は「俺が『よし』と言うまで動くのを禁ずる」と言い放ち、「隕」をギリギリまで引き付けた後に「よし」と合図します。

街に直撃した「隕」は付近に甚大な被害を及ぼしており、しばらくの間 日下部の安否は不明となりました。

「渋谷事変」編|終盤

(呪術廻戦 15巻 芥見下々 / 集英社)

「隕」によって瓦礫の中に埋まっていた日下部でしたが、ゴリラモードとなったパンダによって救助。自身の命が脅かされたことを受け、虎杖の死刑賛成派へと回りました

その後、パンダに連れられてか、虎杖らと羂索が対峙するB5Fへ。

羂索が三輪に向けて放った「呪霊操術 極ノ番『うずまき』」を受け止める形で登場しました。

(呪術廻戦 16巻 芥見下々 / 集英社)

同じくその場に現れた裏梅の「氷凝呪法(ひこりじゅほう)」や「反転術式」を目の当たりにして以降は、”呪術のスケールが段違い”であることを理由に戦意を喪失しています。

渋谷事変後

(呪術廻戦 147話 芥見下々 / 集英社)

羂索によって東京都内に混乱が渦巻く中、生存していた日下部。

彼は、大恩ある夜蛾が”死刑”となったことを受け、秘密裏に夜蛾の”息子”パンダを救出します。

その後の動向は不明ですが、虎杖の死刑賛成派となった日下部が味方として登場する線は薄そうです。

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日下部篤也の術式・能力

強さ

(呪術廻戦 10巻 芥見下々 / 集英社)

日下部は生得術式が刻まれておらず、呪力操作のみで戦う呪術師です。後述するシン・陰流の技術を用いた刀による斬撃が主な攻撃方法であり、かなりの実力者の様子。

冥冥が虎杖の強さを見て「術式なしでここまでやるのは日下部以来じゃないかな」と引き合いに出すシーンが描かれていることからも読み取れる通り、日下部は呪力操作のみの実力者として真っ先に名が挙がる人物のようです。

シン・陰流の使い手

上述したように生得術式を持たない日下部は、呪術師として生きるために仕方なくシン・陰流」の門下生に。

複数のシン・陰流の技を高いレベルで使いこなしており、切れ味鋭い剣技で呪霊や呪詛師と戦います。

(呪術廻戦 10巻 芥見下々 / 集英社)

そもそもシン・陰流とは、呪術全盛の平安時代を生きた呪術師 蘆屋貞綱(あしや さだつな)が創始した呪術流派です。

蘆屋貞綱は、同時期に”弱者のための領域”こと「簡易領域」を考案。

「簡易領域」は、一門相伝を”縛り”とすることによって強度が底上げされており、呪術の極致たる「領域展開」から身を守るための数少ない手段の内の手段の一つです。

以下では、そんなシン・陰流の技についてまとめました。

抜刀

(呪術廻戦 13巻 芥見下々 / 集英社)

渋谷事変にて、夏油一派に属する呪詛師相手に用いられました。

刀身を呪力で覆うことによって鞘の中での加速を可能としている「抜刀」は、正面の敵に特化したシン・陰流最速の技として知られています。

(呪術廻戦 5巻 芥見下々 / 集英社)

京都校二年の三輪は、「簡易領域」と組み合わせることで、「抜刀」をフルオートのカウンター技に昇華させて使用しています。

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居合「夕月」

(呪術廻戦 13巻 芥見下々 / 集英社)

「抜刀」と同じく、夏油一派に属する呪詛師らに向けて用いた技です。

構えや描写を見るに、三輪の「抜刀」のような「簡易領域」を用いたカウンター技と思われますが、技を放つ前に両面宿儺vs漏瑚の怪獣大決戦が勃発してしまったため、未だ詳細は不明となっています。

日下部篤也の性格・魅力

保身第一

(呪術廻戦 13巻 芥見下々 / 集英社)

日下部は、『呪術廻戦』に登場するキャラクターとしては珍しく、自身の命を第一に考える人物です。

教職に就いたのは、命のリスクなくしてお金を稼ぐことが出来るから。

現に渋谷事変にて五条悟が封印された際は、一向に五条封印の地(副都心線 B5F)に向かおうとせず、意図して地上で時間を潰しました。

格上に対して無謀な戦いを仕掛けない様一般人の感覚に近く、その意味では共感を得やすい魅力的なキャラクターだと言えそうです。

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(C)芥見下々
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