『呪術廻戦』本誌200話のネタバレ予想記事です。これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を予想しています。
【呪術廻戦】199話までのネタバレ
呪術廻戦の概要
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!
『呪術廻戦』本誌199話のネタバレ
母の想い
真希の姿を捉え、「勝ったのか」と話しかける加茂憲紀。
重傷を負ってはいるものの、なんとか生きながらえたようです。また、大道、三代についても、憲紀と同じレベルの重傷ではあるものの、命に別状はない様子。
そんな憲紀に対し、真希は「らしくなかったんじゃねぇか?」と慮ります。
加茂家のトップに立つことができなかった憲紀は、”自身に価値がない”と考えているようです。
また、自身の名前が”最悪の呪術師”加茂憲倫(のりとし)と同じ音であることも相まって、母の愛情にも疑念を抱き始めました。
一方その頃、新たな家庭で夫と子を得ていた憲紀の実母は、忌み名である「ノリトシ」という名を、「ムカついたから勝手につけて手続き済ませちゃった」と話します。
苛立ちの対象は、加茂家はもちろん、御三家や、ひいては呪術界全体でしょうか。
憲紀母がその名をつけた裏には、「あんな家はやく捨てて 私のところに帰ってきてね」という本心があった様子。
憲紀が、母の真意に気が付く日が来ることを祈るばかりです。
順調
伏黒が目を覚ますと、そこには”天使”来栖華(くるす はな)とバスローブを身に纏った虎杖の姿がありました。
現在の日付は、11月14日。
伏黒は2日ほど眠りについていたようです。
そんな折、芸人術師 髙羽史彦(たかば ふみひこ)がコンビニ袋を引っ提げて登場。
一部の店舗は電力供給が生きており、冷凍食品等は数多く残っていたとのこと。
さて、伏黒が風呂、トイレを済ませると、これまでの経緯が明らかになりました。
まず、虎杖は髙羽vs黄櫨の戦闘に駆けつけ、戦闘を終えた髙羽と知り合った様子。
その後、2人は伏黒の行方を探すこととなり、負傷した伏黒を運ぶ来栖(=天使)と出会ったようです。
さらに虎杖は、コガネ経由で情報を入手し、秤が100点、乙骨が190点を確保したと明かしました。
また、伏黒、髙羽、来栖の点数を合わせると、合計359点になるとのこと。
伏黒の得点はレジィからの譲渡41点と、針とレジィを倒したことによる10点を合計した51点。また、虎杖は日車の譲渡によって1点を保有しています。
359点から高専側の所持ポイントを引くと、17点。
髙羽が黄櫨から何点の譲渡を受けたかは不明ですが、”天使”来栖華は最大でも16点しか持っていなかったことがわかります。
天使の協力条件
話の核は”天使”へと移ります。
天元の情報により、東京第2結界に滞留しているとされた”天使”。
伏黒は、なぜ東京第1結界に移動することができているのか、そしてなぜ自分を助けたかについて問います。
質問を終えると、来栖華の頬から”口”が現れ、話し始めました。
その”口”こそが来栖華に受肉した”天使”。
伏黒を助けた理由として、「華は君を以前」と話しかけたところで、その来栖に口をつぐまれてしまいました。
「行き倒れている人を助けない理由があって?」と言い直した来栖ですが、伏黒のことを(最低でも)見たことがあるようです。
また、結界を通り抜けることができる理由としては、”天使”の術式(=術式の無効化)が、封印を含む結界術にも作用するから。
”天使”の目的は受肉した泳者の一掃であり、それゆえに結界間を移動しているようです。
曰く、受肉した過去の術師の多くは、”器”の自我を無意識、あるいは故意に殺し、沈めているとのこと。
そんな現状に対し、”天使”は「神の理に反する」と断じます。
”天使”の言葉を信じるのであれば、「神」とは実際の神ではなく、”天使”自身の信条に名前を付けただけとのこと。
”器”の自我を殺した上での受肉を良しとしない”天使”は、自身の”器”である来栖華とは共生関係にあるようであり、経緯は違えど虎杖と両面宿儺の関係と同じ状態のようです。
”天使”は、受肉者を”器”から引き剥がすことがほとんど不可能であるものの、呪物による封印は解除することができるとのこと。
しかし、獄門疆の封印を解除するにあたって、”天使”は「堕天」という泳者を殺すことを条件として提示します。
その時、虎杖の意識に宿儺が介入。
宿儺は、自身こそが「堕天」であると語って……?
200話へ続く。
【呪術廻戦】200話以降の展開予想・考察
虎杖が”堕天”の正体を明かす
199話では、受肉した過去の術師をターゲットとする”天使”来栖華が、とりわけ”堕天”なる存在を屠りたいことが明かされました。
それを受け、虎杖の意識に介入し、自身こそが”堕天”であると明かした両面宿儺。
虎杖が宿儺の存在について触れた場合、”天使”が牙を剥くことは自明であることから、自然な対応に思えます。
しかし、虎杖は自身の死を厭わない人物。
宿儺の死……すなわち自身の死を持って五条悟の封印を解くことが出来るのであれば、悩むことなく命を差し出すのではないかと思われます。
問題は、虎杖に受肉した術師=両面宿儺=”堕天”であることを知った”天使”が、どのような行動に出るかですね。
天元によると、”術式の消滅”。本人によると、”術式の無効化”である”天使”の生得術式。
虎杖悠仁には生得術式が刻まれていませんが、宿儺には料理に関連すると思われる強力な術式が刻まれています。
獄門疆の解除を巡って、なんとしてでも”天使”の協力を得たい高専サイド。
果たして虎杖や伏黒の選択は……?
そして、”天使”の対応は……?
五条復活はいつ?
100話以上もの間、獄門疆に封印されたままの特級術師 五条悟。
五条家の特殊体質”六眼”と相伝の術式”無下限呪術”の抱き合わせである五条は、現代最強の呪術師として名高い人物であり、間違いなく作中最強のキャラクターでした。
メタ的な観点から見ると、扱い辛かったであろうその強さ。
どのような呪霊/呪詛師が登場しようとも、五条悟一人が出張ってくれば解決するのですから、当然といえば当然です。
作品の緩急のために封印されたと言っても過言ではない五条は、現時点では封印解除にはまだ早いのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、五条悟は最強のキャラクターであり、どのような呪霊/呪詛師が相手でも、彼一人で解決してしまいます。
作品全体として考えた場合、そんな最強キャラクターが問題なく復活するためには、同格かそれ以上の相手が必要でしょう。
つまり、五条悟が復活するタイミングとしては、フルパワーとなって復活した両面宿儺や、何らかの策を提げた羂索が表舞台に帰ってきた時と考えるのが自然です。
現時点では上記2人以外に五条悟に匹敵し得るキャラクターは存在しないため、今後の新キャラクターにも注目ですね。
個人的には、髙羽史彦と五条悟の戦いが見てみたいものです。
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(C)芥見 下々
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