『呪術廻戦』本誌199話のネタバレ予想記事です。これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を予想しています。
【呪術廻戦】198話までのネタバレ
呪術廻戦の概要
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!
『呪術廻戦』本誌198話のネタバレ
領域展開
呪霊直哉は領域「時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)」を展開。
領域内には巨大な眼球が存在しており、大道、三代の2人は、その眼球に視られています。
その直後、アニメーションのコマのような演出が発生し、大道、三代の首から体内へと入り込みました。
しかし、体には特に異常が見られなかったことから、大道と三代の2人は攻撃へと転じます。
……その瞬間。2人の体内の至る所から出血が発生し、攻撃の手が止まってしまいました。
禪院家相伝にして、直哉とその父 直毘人の体に刻まれた生得術式「投射呪法」は、掌で触れた相手にも24FPS、つまり1秒間を24分割した動きを強制することができます。
失敗した場合は1秒間のフリーズが強制されるため、かなり強力な術式効果です。
さて、呪霊直哉の領域「時胞月宮殿」内では、そんな投射呪法の術式対象がより細かくなり、体内の細胞一つ一つにまで影響を及ぼすようです。
ゆえに、領域内で必中の術式となった「投射呪法」を食らったものは、体を動かした瞬間に各細胞の動きがズレ、たちまち瀕死に追い込まれてしまう様子。
真希の特性
……ここで呪霊直哉は、真希の姿が見当たらないことに気が付きます。
呪霊直哉の現在地は、彼が支配する彼自身の領域。
いくら真希に呪力がないと言えども、場所がわからないなどあり得ません。
その時、再び大道が動き出します。彼が刀を振るったその瞬間、細胞のズレによって手首から先が千切れ、刀ごと腕が飛ばされてしまいました。
大道が笑みを零した次の瞬間、直哉の胸が大道が手放したはずの刀によって貫かれます。
五条悟が伏黒甚爾に刺された際と同じ構図で深手を負ってしまった呪霊直哉。
彼が攻撃に気付かなかったことに無理はありません。なんと、呪力のない真希や甚爾は、領域などの結界術において、建造物等と同じ扱いになってしまうようです。
ゆえに、東京第1結界のレジィ戦で伏黒が行なった、”建造物の空間を転用した領域展開”を行うか、本人の了承を得ない限り、真希や甚爾を結界に閉じ込めることができません。
一方で、甚爾や真希は、自身の意志で領域内に侵入することは可能です。
今回の真希は、おそらく領域内の状況を把握した上で、自らの意志で領域内に踏み込んだと思われます。
同じ世界を視認している大道と真希だからこそ出来た”領域を超えた連携プレー”により、呪霊直哉への背後からの急襲が成功したのでしょう。
鬼人の完成
真希は、大道鋼に真依が遺した刀を貸与したことにより、刀の使い方を学びました。
その刀は、甚爾が用いていた呪具「釈魂刀(しゃくこんとう)」のレプリカ。
大道や甚爾、現在の真希のように「無生物の魂すら観測する目」を持ったものが扱うと、「あらゆるモノの硬度を無視し魂を切り裂く」ことが出来るようです。
さて、禪院家壊滅の日のように、またも背後から女性に刺されてしまった呪霊直哉。
……が、呪霊となった彼は、その一撃で死ぬほどやわではありません。加えて、真希は既に領域内に足を踏み入れてしまっており、術式対象となっています。
真希が身動きできないであろうことをいいことに、呪霊直哉は醜い姿となって攻撃を仕掛けました。
しかし、真希はなぜか平然と動き出し、呪霊直哉を斬り捨ててしまいます。
なんと、領域の必中効果は、呪力がない真希の存在を認識することができない様子。
それゆえに、呪霊直哉の必中術式が真希に効果を及ぼさなかったようです。
術者の祓除を経て、結界は粉々に崩壊。大道と三代も、全身から出血しつつも、なんとか生存しているようです。
かくして、甚爾に並ぶ”鬼人”禪院真希が完成しました。
199話へ続く。
【呪術廻戦】199話以降の展開予想・考察
新編が開始か
桜島結界の終わりが見えた今、次なる展開として最初に考えられるのが、新たな結界を舞台とする新編です。
東京第1結界に始まり、複数の結界に焦点が当てられてきた死滅回游編。
虎杖や伏黒のみならず、乙骨や秤、パンダに真希と、東京校の面々だけでも多くの人物が描かれていました。
桜島結界編より、京都校の面々(西宮や加茂)も死滅回游平定に向けて動いていることが判明したことから、東堂をはじめとする他の京都校の術師や、教鞭をとる歌姫や日下部などの実力者たちが死滅回游参加に乗り出している可能性も否定できません。
もし新編が描かれる場合、次なる舞台はどこになるのでしょうか。
舞台が東京第1結界に戻る?
上述したような新たな結界を舞台とする新編の他に、東京第1結界サイドが描かれる可能性も高いように思われます。
東京第1結界編ラストでは、行き倒れた伏黒の頭上に”天使”が舞い降りたシーンで終了しており、以降の虎杖、伏黒、”天使”の動向は一切不明な状態です。
ゆえに、このタイミングで再び東京第1結界にスポットが当てられ、”天使”来栖華を巡るストーリーが展開されるのではないでしょうか。
天使とは…
そもそも”天使”とは、天元曰く「術式を消滅させる術式」を持つ1000年前の術師です。
天元は、この”天使”の術式を用いることにより、”特級呪物”獄門疆の封印を裏門経由で解除し、五条悟を解放することができるのだとしていました。
一度五条悟が解放されてしまえば、その時点で”死滅回游”は終わったも同然です。
メタ的な考察にはなりますが、だからこそ逆に五条は解放されないのではないかと考えてしまいます。
そもそも、現時点で”天使”について判明しているのは術式のみ(読者には名前が来栖華だとも開示されている)であり、人間性や受肉の経緯等は不明です。
ゆえに、”天使”が素直に高専サイドに協力するとも限りません。
東京第1結界へと舞台が戻った場合、”天使”の口調や目的、死滅回游参加にあたってのスタンスなどが気になるところですね。
羂索が動き出す
東京第1結界編で中国に降り立った様子が描かれて以降、特に動きを見せていない羂索。
「死滅回游」の本当の狙いが不明である現在、彼の動きが非常に重要なヒントであることは間違いなさそうです。
東京第2、仙台、桜島結界を経て、様々な戦闘が描かれた死滅回游編。
高専側は鹿紫雲の一時的な協調や、真希の覚醒を経て大きくパワーアップしています。
レジィが”大きな爆弾”と表現していた、羂索の狙いとは……?
全く先の読めない『呪術廻戦』。今後の最新話の動きも必見ですね!
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(C)芥見 下々
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