呪術廻戦136話のネタバレ
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!
前回135話のおさらい
・術式のおかげで脹相は虎杖悠仁を弟だと認識することができた
・裏梅の術式が氷凝呪法(ひこりじゅほう)だと判明
・裏梅は反転術式を使うことができる
・歌姫は何かの準備をしている
・伝達者という伏線が出てくる
・九十九由基が加勢
呪術廻戦本誌136話のおさらい
九十九由基はラルゥが動く時間を稼ぎたかった
136話の冒頭で明らかになったことですが、九十九由基は『ラルゥが動く時間を稼ぐ』ために、偽夏油と会話することになります。
ラルゥとは、夏油一派の人物で『夏油傑を王にしたかった』という目的で行動していた人物です。
そんなラルゥは『夏油の意思を継ぐ』『夏油の肉体を取り戻す』と言う二つのグループのどちらにも属さなかった。
それなのに九十九には協力しています。
ラルゥの目的が気になります。
九十九の目的は呪力からの脱却
九十九は世界から呪霊をなくす方法は、人類を一つ上の段階へと進めること以外に方法はないと考えていました。
そんな九十九は偽夏油に「呪力からの脱却だよ」と言います。
これは、夏油と話した時のやり方とは違いますね。
当時の九十九は、人類全員が呪力を持つことで呪霊を生まれなくする方法を選んでいました。
このお話は、呪術における重要な要素を含んでいるので、九十九のこの話は覚えておいた方がいいでしょう。
話しを戻します。
九十九は、呪力の最適化プランには大きな穴があるので計画を変更したようです。
どういう事かと言うと、日本国民を術師にするには、天元を利用しなければならないそうです。
天元は日本の術師なので、術師になるのは日本限定。
そうなれば、呪力と言うエネルギーを日本が独占することになります。
「彼の国は勿論、中東諸国が黙っちゃいない」と言う九十九。
さらに、「生身の人間がエネルギー源なんだ。どんな不幸が生まれるかは、想像に易いだろう」と言う。
また、海外では日本に比べて呪術師や呪霊の発生が極端に少ないとも九十九は言っています。
このことは、天元と深い関係があるようなので覚えておいた方がいいと思います。
偽夏油の目的は呪力の最適化
そんな九十九に対して、偽夏油は「違う。呪力の最適化だ」と言います。
そもそも、偽夏油は九十九のように世界から呪霊をなくす方法を考えているわけではなかった。
偽夏油は、『非術死』『術死』『呪霊』は全て人間と言う呪力の形の可能性なんだと言います。
しかし、脹相のように偽夏油自身が作り出したモノは、偽夏油の可能性の域を出ないから駄目だとも言う。
つまり、偽夏油は混沌の中で育っていく呪力の可能性を見たかったという事になります。
そして偽夏油はそのプランを実行可能だった。
地面に手を当てた偽夏油。
瞬間、天元の結界のような術式のようなものが現れる。
偽夏油は、無為転変を遠隔発動したのだった。
1000人の悪意をもった虎杖悠仁のような存在が覚醒
偽夏油は無為転変を遠隔発動し、マーキング済みの非術師1000人の脳を術師の形に整えた。
2種類のマーキング済みの非術師がいました。
※伏黒津美紀もマーキング済みの非術師です。
1.虎杖のように呪物を取り込ませた者
2.吉野順平のように術式を所持しているが、脳の構造が非術師の者
前者は器としての強度を上げて、後者は術式を発揮する仕様に変えたようだ。
そして、偽夏油が厳選した人間は、呪力への理解を深めるために殺し合いをするという。
ここで九十九が「人間の理性をナメすぎだ。力を与えただけで人々が殺し合いを始めるとでも?」と言いますが、偽夏油は用意周到だった。
偽夏油は、殺し合いを成立させるための土台を完成させていました。
裏梅は脹相の毒に苦しむ
偽夏油が話し終えたタイミングで、裏梅が作った氷が融解します。
偽夏油と共闘しているというのに、裏梅は脹相が毒を持っていることを知らなかったようです。
前回の戦いで受けた攻撃で毒が体に回った裏梅。
そんな裏梅に脹相を作った張本人である偽夏油は「どうした裏梅」と言います。
偽夏油と裏梅は、あまりいい関係ではなさそうですね。
東堂葵・真衣・三輪は九十九由基の仲間によって保護された
真衣の援護などがないことに気づいたボロボロの西宮桃。
そんな西宮桃に九十九は「私の仲間が保護しているよ」と言います。
右手を失った東堂・真衣・三輪の三人は、九十九の仲間によって保護されているようです。
ですが、歌姫がなにを準備しているのかは未だに明かされていない。
作中でそれなりに時間が経過したと思うのですが、明かされていません。
歌姫内通者説を後押しする描写ですよね。
呪術全盛の時代が始まる
再び立ち上がるパンダや加茂憲紀に偽夏油は「まだ話の途中だよ」と言います。
偽夏油がマーキング済みの人間に配った呪物は、千年前からコツコツと契約した術師達の成れの果て。
さらに、契約したのは術師だけではなかった。
突如現れる大量の呪霊。
偽夏油は、夏油の肉体を手に入れた時にその契約を破棄して取り込んでいた。
「じゃあね。虎杖悠仁。君には期待しているよ」
器として期待しているという意味だろうか。
偽夏油は獄門疆(ごくもんきょう)を手に持ち、去ってしまう。
残された虎杖たちの前には、100年以上前の不気味な呪霊たち。
そんな呪霊たちと対峙する虎杖たち。
呪術全盛、平安の世が再び始まろうとしていた――。
以上で136話の内容は終わりです。
呪術廻戦136話の考察と感想
136話で起こった出来事のうち気になる点をピックアップしていきます。
ラルゥと九十九は協力関係
偽夏油と裏梅・真人のような協力関係ではないと考えています。
九十九は素直な人ですが、悪い人ではないのです。
証拠として、九十九は偽夏油に「生身の人間がエネルギーなんだ。どんな不幸が生まれるかは想像に易いだろう。それは私が描く理想とはかけ離れた世界だ」と言っています。
奇麗な世界を実現したい九十九は偽夏油のように騙すことはないと思います。
『呪術からの脱却』『天元と呪力』
夏油の過去を知っているラルゥは、九十九の考え方に共感した可能性が高い。
偽夏油が君には期待しているよと言った理由
偽夏油が虎杖を作ったことはほぼ確定ですよね。
なので、虎杖はマーキング済みの人種のうち、器として強化された人種である可能性が高いと思います。
根拠として、偽夏油は「我ながら流石と言うべきか。宿儺の器タフだね」と言っています。
一体、偽夏油はどこまで見据えて行動しているのでしょうか。
かなり頭がいい人物であるという事は間違いなさそうです。
偽夏油は1000年前の術師
ここからはネタバレになりますので、ご注意ください。
このことは136話以外でも書いていることですが、偽夏油の正体は1000年前の術師である羂索(けんじゃく)です。
羂索は、死滅回游というゲームの中で術師を戦わせることで呪力の最適化をしようとしています。
また、羂索は、日本人と天元の同化も目指しています。
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