アニメ『呪術廻戦』第26話のネタバレ・感想と考察｜呪詛師の襲来甚爾が動き出す！

アニメ『呪術廻戦』2期第26話のネタバレ記事です。本編の内容をご紹介しつつ、感想や考察を述べています。

アニメ『呪術廻戦』の概要

（呪術廻戦芥見下々 / 集英社）

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!

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アニメ『呪術廻戦』前回の振り返り

聡明な夏油傑

劇場版『呪術廻戦0』では、非術師を「猿」と呼び、蔑んでいた夏油傑。

しかし、『呪術廻戦』2期第25話では、「呪術は非術師を守るためにある」と真逆のセリフを放っていました。

(アニメ『呪術廻戦』25話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

品行方正な高専時代の夏油傑は、”悪童”そのものである五条悟とは異なり、理想的な呪術師と表現しても過言ではないでしょう。

夏油の聡明さが描かれれば描かれるほど、彼が歪んでしまった原因が気になりますよね。

2人の任務

五条悟と夏油傑。呪術高専が誇る”最強の2人”は、星漿体(せいしょうたい)の護衛任務に抜擢されました。

星漿体とは、呪術界の基盤たる「天元様」と適合した人間の名称。

そして、そんな星漿体の護衛任務を依頼したのは、紛れもない天元様本人です。

アニメ『呪術廻戦』第25話の終盤、星漿体の少女は、早速ピンチを迎えていました。

呪詛師集団「Q」の来襲を前に、2人は……？

今は伏黒だ

(アニメ『呪術廻戦』25話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

呪詛師集団「Q」が星漿体を襲っていた傍ら、「盤星教『時の器の会』」に雇われた「伏黒」を名乗る人物が、怪しい笑みを浮かべていました。

かつては「禪院」だったという、どう見ても伏黒恵に似たその人物の正体とは？

前回の記事はこちら！

アニメ『呪術廻戦』第25話のネタバレ・感想と考察｜ついに第2期がスタート舞台は12年前？アニメ『呪術廻戦』2期の第25話のネタバレ記事です。本編の内容をご紹介しつつ、感想や考察を述べています。...

アニメ『呪術廻戦』第26話のネタバレ

以下は、アニメ『呪術廻戦』第26話「懐玉-弐-」のネタバレです。

1.「Q」の壊滅

(アニメ『呪術廻戦』26話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

「Q」の戦闘員を退けた夏油傑は、”星漿体”天内理子と世話係の黒井を保護した後、紅茶を淹れていました。

また、地上で五条悟と対峙していた「Q」の最高戦力たるバイエルも、無事に敗北。

アニメでは特に言及されなかったものの、原作では「Q」が瓦解したと明示されています。

2.伏黒甚爾と孔時雨

(アニメ『呪術廻戦』26話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

競艇場にてギャンブルに耽る伏黒甚爾の元に、ビジネスの”仲介役”たる孔時雨がやってきました。

甚爾は、「バカども」を使って五条悟を”削る”つもりである様子。

盤星教「時の器の会」から支払われたであろう”手付金”は、一時的に全額手放したようです。

孔時雨は「頼むぜ”術師殺し”」と去ろうとした折、「恵は元気か？」と問います。

一方の甚爾は、少し考える様子を見せ、「誰だっけ？」と答えました。

3.動き出した呪詛師

(アニメ『呪術廻戦』26話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

五条と夏油は、「Q」との戦闘の後に建物内で合流していました。

”星漿体”天内理子は警戒する様子を見せますが、世話係の黒井が現れたことで落ち着きました。

そして、学校のことを思い出した天内は、危険に晒された直後にも関わらず、登校することに。

天元からの命により、天内の要望には「全て応える」ことになっているようです。

その後、一行は学校へ。夏油の術式によって呪霊を監視とし、3名は学校敷地内の離れた場所で待機していました。

そんな折、突如として2体の監視用呪霊が祓われてしまいます。

つまり、2名の”アンノウン”の襲来です。

伏黒甚爾と孔時雨は、盤星教からの手付金の3000万円を”懸賞金”とし、闇サイトに天内理子の情報を流した様子。

夏油はアンノウンを追い、五条と黒井はそれぞれ天内の保護に向かうことになりました。

4.夏油と呪詛師の戦い

夏油傑は、学校内で”式神使い”の呪詛師と会敵しました。

媒介なしに呪霊を顕現させた夏油を見て、相手が生得術式「呪霊操霊」の持ち主であると悟った呪詛師。

さらにその呪詛師は、夏油の機微を観察し、「近接戦闘が苦手」と断定しました。

一方の夏油は、突如として巨大な呪霊を召喚し、廊下を埋める形で呪詛師を攻撃します。

(アニメ『呪術廻戦』26話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

その直後。呪詛師は、外を経由して夏油の背後に周り、近接戦闘を仕掛けようとしました。

しかし、夏油は近接においても凄まじい強さの持ち主。呪詛師の脳内には、走馬灯が流れます。

5.天内の保護

(アニメ『呪術廻戦』26話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

五条悟は、礼拝堂にて天内理子を迎えにやってきました。

生徒たちの大注目を浴びつつ、天内を回収した五条。

そんな折、黒井は紙袋を被った呪詛師と会敵していました。素人かに思われた黒井は、ある程度の護身術を修めている様子。夏油と協力の上、呪詛師を行動不能にまで追い込みました。

しかし、その直後、呪詛師は跡形もなく消え去ってしまいます。

どうやらその呪詛師は、”分身”の術式の持ち主。今現在、呪詛師は5名に分身した上で、五条悟と天内理子を囲んでいました。

「六眼」によって相手の術式を見抜いた五条は、即座に呪詛師を処理。

その後、術式反転「赫」によってトドメを刺そうとした五条でしたが、結果は失敗に終わります。五条は、素手によって呪詛師を制圧しました。

ここで、天内の携帯に一通のメールが届きます。

そこには、黒井が拘束された画像が添付されていて……。

第27話へ続く。

アニメ『呪術廻戦』第26話｜感想と考察

原作のどこからどこまで？

アニメ『呪術廻戦』第26話では、単行本8巻の第67話から第69話までの内容が描かれました。

今後のペース配分としては、アニメ第27話「懐玉-参-」が原作の第70〜72話、アニメ第28話「懐玉-肆-」が原作の第73〜75話、アニメ第29話「玉折」が原作の第76〜79話序盤となるのではないかと予想されます。

いざ文字起こししてみれば、ザクザクと進んでいくことが目にみえる「懐玉・玉折」編。

甚爾と五条のド迫力戦闘シーンは、すぐそこまでやってきています。

原作と異なる点

夏油傑のティータイム

原作には存在しないアニメオリジナル演出として、冒頭のティータイムが挙げられます。

呪詛師集団「Q」の戦闘員「コークン」を退けた夏油は、天内と黒井をソファに寝かせ、優雅にお湯を沸かしていました。

そして、ティーバッグを用いて紅茶を淹れ、角砂糖を複数落とした上で、ティータイムを開始。

原作では、紅茶を淹れるシーンはおろか、当の紅茶すら描かれていませんでした。

ラーメンを踏みつける甚爾

続いて、アニメ『呪術廻戦』第26話のアニメオリジナルシーンとして顕著だったのが、甚爾が競艇場で他者とぶつかったシーンです。

ぶつかった弾みで倒れてしまった男性は、席で食べようとしていたであろうラーメンを落としてしまいました。

文句を言いたげだった男性は、甚爾の”圧”に負け、何も言うことができなくなってしまいます。

そしてその後、サーバーからお茶を調達した甚爾は、席に戻る際にわざわざこぼれたラーメンを踏みつけたのです。

戦いが激化

今回ご紹介したアニメ『呪術廻戦』第26話では、2名の呪詛師が登場し、五条・夏油と戦闘を行いました。

しかし、いずれの呪詛師も実力は中程度。

特級レベルの五条、夏油に勝てるはずもありません。

一方で、まだ”星漿体暗殺”を狙う人物としては、”術師殺し”の異名を冠する伏黒甚爾が控えています。

続く「懐玉-参-」は、本記事にて上述している通り、おそらくは原作第70〜72話までの展開が描かれるはず。

そして、該当話には、伏黒甚爾の戦闘シーンも多分に含まれています。

いよいよ本格的な活躍が描かれる伏黒甚爾。美麗な作画で描かれるド派手な戦闘シーンに、大いに期待したいところです！

あと3話

5話からなることが既に判明している「懐玉・玉折」編。

現時点で2話目であることから、残るストーリーはたったの3話です。

星漿体と天元を巡る「懐玉」編に加えて、五条悟が”最強”となり、尚且つ夏油傑が”最悪”となる「玉折」編のストーリー……。

もう2倍ほど観ていたいものですが、来週で折り返し地点を通過することになります。

渋谷事変の前哨戦として、今後どのような展開が待ち受けているのでしょうか。

『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧

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