アニメ『呪術廻戦』第25話のネタバレ・感想と考察｜ついに第2期がスタート舞台は12年前？

アニメ『呪術廻戦』2期第25話のネタバレ記事です。本編の内容をご紹介しつつ、感想や考察を述べています。

アニメ『呪術廻戦』の概要

（呪術廻戦芥見下々 / 集英社）

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

【本誌】各キャラクターの現在状況はこちら！

【呪術廻戦】主要キャラクターの現在状況｜新宿決戦の行方は？(10/30 更新)『呪術廻戦』に登場する主要キャラクターをまとめています。各キャラクターの最新の状況を記載しているため、アニメ・単行本派の方はご注意くださ...

アニメ『呪術廻戦』第25話のネタバレ

以下は、アニメ『呪術廻戦』第25話「懐玉」のネタバレです。

1.歪みゆく夏油傑

アニメ『呪術廻戦』第25話の冒頭。

頻繁に発生する呪霊を、祓っては取り込んでいた夏油傑。

”呪霊の味”は、吐瀉物を処理した雑巾のようであるとのこと。

いささか不穏な状態にある夏油の心境。何が夏油を変えてしまったのでしょうか。

2.冥冥と歌姫の任務

場面は変わり、とある洋館。

その洋館は、「心霊スポット」として名高い、元の家主が一家心中を敢行した場所でした。

肝試しを行った学生や、登下校中の小学生が行方不明となるケースが頻発しており、遂には呪術師に任務が依頼される事態に。

洋館に到着したのは、1級術師の冥冥と2級術師の庵歌姫です。

冥冥と歌姫は、早速洋館の内部へ。2階からなる洋館を、二手に分かれて調査することになりました。

(アニメ『呪術廻戦』25話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

不気味な洋館の内部を、恐る恐る進み歩く歌姫。

行く先々の扉を開けて回るも、呪霊の気配はありません。

ーーそんな折。

歌姫は、1階を調査していたはずの冥冥と合流しました。階段など降りていないはずの歌姫。一方の冥冥も、階段は一度も上がっていないようです。

つまり、2人はいつの間にか同じ場所に囚われてしまった様子。

3.洋館から出るには

現在2人が囚われているのは、「生得領域」ではなく「結界」である様子。

冥冥から「どう突破する？」と問われた歌姫は、結界が「つぎはぎ状」に構成されていると予想しました。

(アニメ『呪術廻戦』25話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

そこで歌姫は、「廊下を2人で走る」という案を提示。しかし冥冥は、そんな歌姫の提案を「90点」と称し、「走るなら左右同時に…かな」と発しました。

突破策を固めた2人は、早速スタート。

……しかし、その直後。洋館は突如として崩壊し、歌姫は無理やり外へと押し出されてしまいます。

跡形もなく崩れた建物の外には、五条悟の姿がありました。

4.”帷”を忘れたのは

オープニング楽曲が開けると、登場したのは五条悟、夏油傑、家入硝子の3名です。

五条と夏油の2名は、歳上である歌姫を完全に舐め腐っている様子。

一方の家入は、歌姫に対して一定の尊敬を抱いているため、当の歌姫からは気に入られているようです。

……ここで冥冥が、五条、夏油、家入の3名に「帷は？」と問いかけました。

場所は変わって呪術高専。

補助監督を置き去りにした上で”帷”を下ろし忘れた人物は、五条でした。

担任の夜蛾から「指導」と称した拳を受けます。

5.あわや衝突？

場所は変わって体育館。

五条悟は、「そもそもさぁ」と切り出した後、「”帷”ってそこまで必要？」と言い放ちました。

そんな五条に対して、「呪霊の発生を抑制するのは何より人々の心の平穏だ」と返した夏油。それゆえに術師は、「呪術」や「呪霊」の存在を隠匿する必要があるようです。

また夏油は、「呪術は非術師を守るためにある」と一言。

(アニメ『呪術廻戦』25話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

一方の五条は、「俺正論嫌いなんだよね」と言い返し、夏油を煽り始めます。

”親友”でありながらも、時として意見が食い違う2人。

不穏な空気を察した家入は、いの一番に体育館から逃げ出しました。

2人があわや衝突かと思われた、その時。

担任教師の夜蛾が体育館に現れました。どうやら2人には、ご指名の”任務”がやってきたようです。

6.特殊な任務

五条と夏油に与えられた任務は、「”星漿体”の護衛と抹消」です。

任務に五条と夏油を指名したのは、日本国内の”結界”の根幹を司どる”不死の術師”天元。

呪術高専や、一部の宗教団体から「天元様」と崇められる存在です。

その天元は、上述のように”不死”である一方で、”不老”ではありません。

しかし、老化は死の一因になりかねず、もし老化が進行し過ぎた場合、”不死の術式”によって肉体の再構成が行われてしまうようです。

肉体の再構成とは、”進化”を意味しており、”進化”によって高次の存在となった天元は、ともすれば人類と敵対してしまう可能性を孕んでいる様子。

ゆえに天元は、”進化”を食い止めるため、自身と適合した人間たる”星漿体”と同化し、体の若返りを行う必要があります。

そして、そんな「”星漿体”との同化」を無事に行うために選ばれたのが、五条悟と夏油傑でした。

”星漿体”を狙う組織は、呪詛師集団「Q」と宗教組織「盤星教『時の器の会』」の2つ。

呪詛師集団「Q」については、任務に赴いた五条と夏油の前に、早速その姿を現しました。

(アニメ『呪術廻戦』25話芥見下々 / 集英社 /MAPPA)

また、「盤星教」についても、「伏黒」姓を名乗る男性を大金で雇うようで……？

第26話へ続く。

アニメ『呪術廻戦』第25話｜感想と考察

原作のどこからどこまで？

アニメ『呪術廻戦』第25話では、単行本8巻の第65話、第66話の内容が描かれました。

「懐玉・玉折」編は、アニメ版では全5話であることが明かされています。残り4話で単行本1.5巻分を消化するとなると、次話以降はさらにテンポアップしていくことでしょう。

原作と異なる点

アニメ第25話の内容には、原作にプラスアルファする形での”アニメオリジナル”が多分に含まれていました。

構成の点では、最序盤の夏油傑のモノローグが挙げられます。

そして、続く庵歌姫と冥冥の任務のシーンでは、2人が調査する洋館の背景や、調査に至った経緯が丁寧に描写されました。

また、冥冥が歌姫に成長の機会を与えるかのようなシーンも追加されるなど、原作にはない2人の絡みが多数盛り込まれていました。

その他、細かいシーンとしては、五条と夏油が言い合うシーンが体育館であること(原作では教室)、星漿体の襲撃シーンにおいて、五条と夏油が別行動をとっていたことなどが挙げられます。

今後のストーリーでも、原作と微妙に異なる点や、追加シーンなどが盛り込まれるのではないかと予想されます。

夏油に注目？

アニメ第25話冒頭でも描かれていた、夏油傑の心情。

「懐玉・玉折」編は、五条悟が”最強”に至るまでのストーリーである一方で、夏油傑が”最悪”に至るまでのストーリーでもあります。

第25話中では、「呪術は非術師を守るためにある」と語っていた夏油。

しかし、その11年後が舞台である『呪術廻戦0』に登場した夏油は、非術師を「猿」と呼び、忌み嫌っている様子を見せていました。

一体何が夏油をこんなにも変えてしまったのでしょうか。

「懐玉・玉折」編で描かれる夏油傑の心情描写には、ぜひとも注目しておきたいところです。

伏黒姓の……？

アニメ第25話の終盤に登場した、怪しく笑む伏黒姓の人物。

かつては「禪院家」の人物であったというその男性は、どうやら高専側の人物ではないようです。

星漿体を狙う盤星教との繋がりも匂わせる、「伏黒」の正体とは……？

『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧

18巻以降
162話	163話	164話	165話	166話
167話	168話	169話	170話	171話
172話	173話	174話	175話	176話
177話	178話	179話	180話	181話
182話	183話	184話	185話	186話
187話	188話	189話	190話	191話
192話	193話	194話	195話	196話
197話	198話	199話	200話	201話
202話	203話	204話	205話	206話
207話	208話	209話	210話	211話
212話	213話	214話	215話	216話
217話	218話	219話	220話	221話
222話	223話	224話	225話	226話
227話	228話	229話	230話	231話
232話	233話	234話	235話	236話
237話	238話	239話	240話