【呪術廻戦】万(よろず)の全てを紹介｜宿儺を愛する1000年前の呪術師

【呪術廻戦】万とは

(『呪術廻戦』 217話芥見下々 / 集英社)

宿儺を愛する1000年前の呪術師

万(よろず)は、両面宿儺への愛を公言して憚らない1000年前の呪術師です。

死滅回游編で”受肉した過去の術師”として登場し、両面宿儺と熱戦を繰り広げました。

今回の記事では、そんな万について詳しくご紹介していきます。

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来歴

1度目の人生｜1000年前を生きた

万は”天使”や裏梅、両面宿儺と同じ1000年前を生きた呪術師です。

経緯は不明ですが、羂索と”縛り”を結んだ後に死亡し、1000年の時を超えて再び蘇ることとなります。

2度目の人生｜泳者として受肉

万は、伏黒恵の姉 伏黒津美紀に受肉を果たし、この世に返り咲きました。

受肉当初、しばらくの間は伏黒津美紀として振る舞っていた万。

(『呪術廻戦』 212話芥見下々 / 集英社)

伏黒恵から死滅回游を離脱するための100点を譲渡されたところで本性を現し、予定外の総則(＝結界内外の出入り自由化)を追加してしまいました。

そして万は、構築術式によって虫の翅を作り出し、何処かへと飛んでいってしまいました。

2度目の人生｜両面宿儺との戦い①

再び生を受けた万が望んだのは、両面宿儺との戦いでした。

万は、出身地である会津(＝福島県)に立ち寄った後、宮城県の「仙台結界」に滞留している様子。結界への滞留は、両面宿儺を誘うためのようです。

(『呪術廻戦』 216話芥見下々 / 集英社)

”浴”を終えた宿儺は、仙台結界へ移動。早速万と顔を合わせました。

宿儺を愛してやまない万は、「あなたを殺すのは私でありたい私を殺すのはあなたであってほしい」という歪んだ想いをぶつけます。

さらに万は、勝利した場合「結婚」という”縛り”を結び、戦いに意味を生み出しました。

余興として「村一番の美男を干し首に」するなど、感性はぶっ飛んでいるようですが、とにかく宿儺への想いは本物のようです。

2度目の人生｜両面宿儺との戦い②

そして始まった両面宿儺との戦い。

万は後述の「構築術式」を使用し、宿儺に対して攻撃を仕掛けます。

一方の宿儺は、「十種影法術」で万(伏黒津美紀)を壊そうと考えている様子。

万としては、宿儺の術式である「御厨子」を使用してほしいようですが、宿儺にその意思はないようです。

これを受けて激昂した万は、「肉の鎧」を纏い、ついに本気を出しました。

【呪術廻戦】万の術式と強さ

基礎体術

万は、基礎体術を含む近接戦闘能力にも優れており、その実力は宿儺と互角に打ち合うことが出来るほどのものです。

後述の術式を用いた機動力も抜群。

攻守とも隙のない戦闘能力の持ち主だと言えるでしょう。

相手が宿儺であるだけに、まだまだ実力を測り辛い部分はありますが、特級レベルの術師であることは間違いなさそうです。

生得術式「構築術式」

万の生得術式である「構築術式」は、万本人が認識できるあらゆる物を(ほぼ)再現することができる術式です。

さて、そんな「構築術式」によって様々な武具を構築した万は、最終的に「液体金属」と数多の生体機能に着目し、「肉の鎧」を作り上げるに至りました。

筋骨隆々かつ虫の翅を持つその鎧は、攻撃力に防御力、ひいては機動力をも兼ね揃えた代物であると予想されます。

「構築術式」について｜補足

(呪術廻戦 145話芥見下々 / 集英社)

万の「構築術式」は、特殊な呪具は構築することができません。

特殊な呪具とは、おそらく「天逆鉾」や「釈魂刀」、「黒縄」など、特級呪具やそれに近しい特殊性を持つ呪具を指すと思われます。

「天逆鉾」があれば、術式頼りの相手に対して大きなアドバンテージを得ることができますが、そう上手くはいかないようです。

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なお、同じ構築術式の使い手で、上述の”特殊な呪具”を作成した術師は存在しています。

禪院真希の妹、禪院真依です。

呪力量が乏しかった真依は、1日1発の弾丸を生成することを精一杯としていましたが、自身の死と引き換えに特級呪具「釈魂刀」のレプリカを作成して見せました。

歴戦の術師である万が(推測に過ぎませんが)釈魂刀を構築できないことに鑑みると、真依は凄まじいポテンシャルを持つ呪術師だったのかもしれません。

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【呪術廻戦】万の性格

宿儺への愛

万の特徴として挙げられるのは、なんと言っても両面宿儺への愛です。

宿儺自身はなんとも思っていないであろうことから、一方通行である万の愛。

「結婚」というワードに恥じらいを持つなど、乙女な部分も有しているようですが、基本的には押せ押せのスタイルです。

とにかく宿儺と結ばれたい万は、”縛り”を使ってでも結婚に結びつけました。

万の愛は両面宿儺に届くのでしょうか。

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