『呪術廻戦』本誌199話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【呪術廻戦】199話「仇名」のネタバレ
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!
前回198話のおさらい
・呪霊直哉が領域「時胞月宮殿」を展開する。
・領域の効果により、三代、大道が重傷を負う。
・一方の真希は、呪力がない故に”建造物”のような扱いとなり、領域に巻き込まれていなかった。
・大道とタイミングを合わせて領域に侵入した真希は、呪霊直哉に刀を突き刺す。
・呪力のない真希は領域の必中術式の対象とならず、そのまま呪霊直哉にトドメを刺し、戦いに勝利した。
各キャラクターの現在状況はこちら!
【呪術廻戦】本誌199話「仇名」のネタバレ
母の想い
真希の姿を捉え、「勝ったのか」と話しかける加茂憲紀。
重傷を負ってはいるものの、なんとか生きながらえたようです。また、大道、三代についても、憲紀と同じレベルの重傷ではあるものの、命に別状はない様子。
そんな憲紀に対し、真希は「らしくなかったんじゃねぇか?」と慮ります。
加茂家のトップに立つことができなかった憲紀は、”自身に価値がない”と考えているようです。
また、自身の名前が”最悪の呪術師”加茂憲倫(のりとし)と同じ音であることも相まって、母の愛情にも疑念を抱き始めました。
一方その頃、新たな家庭で夫と子を得ていた憲紀の実母は、忌み名である「ノリトシ」という名を、「ムカついたから勝手につけて手続き済ませちゃった」と話します。
苛立ちの対象は、加茂家はもちろん、御三家や、ひいては呪術界全体でしょうか。
憲紀母がその名をつけた裏には、「あんな家はやく捨てて 私のところに帰ってきてね」という本心があった様子。
憲紀が、母の真意に気が付く日が来ることを祈るばかりです。
順調
伏黒が目を覚ますと、そこには”天使”来栖華(くるす はな)とバスローブを身に纏った虎杖の姿がありました。
現在の日付は、11月14日。
伏黒は2日ほど眠りについていたようです。
そんな折、芸人術師 髙羽史彦(たかば ふみひこ)がコンビニ袋を引っ提げて登場。
一部の店舗は電力供給が生きており、冷凍食品等は数多く残っていたとのこと。
さて、伏黒が風呂、トイレを済ませると、これまでの経緯が明らかになりました。
まず、虎杖は髙羽vs黄櫨の戦闘に駆けつけ、戦闘を終えた髙羽と知り合った様子。
その後、2人は伏黒の行方を探すこととなり、負傷した伏黒を運ぶ来栖(=天使)と出会ったようです。
さらに虎杖は、コガネ経由で情報を入手し、秤が100点、乙骨が190点を確保したと明かしました。
また、伏黒、髙羽、来栖の点数を合わせると、合計359点になるとのこと。
伏黒の得点はレジィからの譲渡41点と、針とレジィを倒したことによる10点を合計した51点。また、虎杖は日車の譲渡によって1点を保有しています。
359点から高専側の所持ポイントを引くと、17点。
髙羽が黄櫨から何点の譲渡を受けたかは不明ですが、”天使”来栖華は最大でも16点しか持っていなかったことがわかります。
天使の協力条件
話の核は”天使”へと移ります。
天元の情報により、東京第2結界に滞留しているとされた”天使”。
伏黒は、なぜ東京第1結界に移動することができているのか、そしてなぜ自分を助けたかについて問います。
質問を終えると、来栖華の頬から”口”が現れ、話し始めました。
その”口”こそが来栖華に受肉した”天使”。
伏黒を助けた理由として、「華は君を以前」と話しかけたところで、その来栖に口をつぐまれてしまいました。
「行き倒れている人を助けない理由があって?」と言い直した来栖ですが、伏黒のことを(最低でも)見たことがあるようです。
また、結界を通り抜けることができる理由としては、”天使”の術式(=術式の無効化)が、封印を含む結界術にも作用するから。
”天使”の目的は受肉した泳者の一掃であり、それゆえに結界間を移動しているようです。
曰く、受肉した過去の術師の多くは、”器”の自我を無意識、あるいは故意に殺し、沈めているとのこと。
そんな現状に対し、”天使”は「神の理に反する」と断じます。
”天使”の言葉を信じるのであれば、「神」とは実際の神ではなく、”天使”自身の信条に名前を付けただけとのこと。
”器”の自我を殺した上での受肉を良しとしない”天使”は、自身の”器”である来栖華とは共生関係にあるようであり、経緯は違えど虎杖と両面宿儺の関係と同じ状態のようです。
”天使”は、受肉者を”器”から引き剥がすことがほとんど不可能であるものの、呪物による封印は解除することができるとのこと。
しかし、獄門疆の封印を解除するにあたって、”天使”は「堕天」という泳者を殺すことを条件として提示します。
その時、虎杖の意識に宿儺が介入。
宿儺は、自身こそが「堕天」であると語って……?
200話へ続く。
【呪術廻戦】199話「仇名」の考察と感想
天使登場
桜島結界編が終了し、舞台が再び東京第1結界に戻った直後、早速”天使”来栖華が登場しました。
”天使”は、”器”の自我を殺して受肉した泳者らをよく思っていない様子を見せており、現時点では「善」を本質とする泳者のように思えます。
とはいえ、一定の点数(最高16点)を挙げていることからも分かる通り、ことに臨めば相手泳者を殺すことも辞さない冷酷さも持ち合わせており、まだまだ”天使”の本質は見えてきません。
受肉した泳者の一掃を目的とする”天使”の存在は、死滅回游における戦いを活性化させるはず。
羂索も、そんな意図を持って、1,000年前に”天使”と契約を結んだのかもしれません。
次回、大台の200話へ
次週掲載分を持って、『呪術廻戦』は200話の大台を迎えます。
100話で描かれた「渋谷事変⑱」では、七海が重面(しげも)相手に圧倒する様子が描かれていました。
この時点ではまだ七海が生きていたと考えると、なんだか感慨深いものがあります。
なお、五条は100話時点で既に封印されており(90話で封印)、彼が作中の半分以下の話数分しか活躍を見せていないことにも驚きです。
虎杖と伏黒が”天使”と出会ったことにより、大きく動き始めると予想される死滅回游編。
今後の動きが動きが気になるところです。
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以下は199話が出る前の予想内容となります。
新編が開始か
桜島結界の終わりが見えた今、次なる展開として最初に考えられるのが、新たな結界を舞台とする新編です。
東京第1結界に始まり、複数の結界に焦点が当てられてきた死滅回游編。
虎杖や伏黒のみならず、乙骨や秤、パンダに真希と、東京校の面々だけでも多くの人物が描かれていました。
桜島結界編より、京都校の面々(西宮や加茂)も死滅回游平定に向けて動いていることが判明したことから、東堂をはじめとする他の京都校の術師や、教鞭をとる歌姫や日下部などの実力者たちが死滅回游参加に乗り出している可能性も否定できません。
もし新編が描かれる場合、次なる舞台はどこになるのでしょうか。
舞台が東京第1結界に戻る?
上述したような新たな結界を舞台とする新編の他に、東京第1結界サイドが描かれる可能性も高いように思われます。
東京第1結界編ラストでは、行き倒れた伏黒の頭上に”天使”が舞い降りたシーンで終了しており、以降の虎杖、伏黒、”天使”の動向は一切不明な状態です。
ゆえに、このタイミングで再び東京第1結界にスポットが当てられ、”天使”来栖華を巡るストーリーが展開されるのではないでしょうか。
天使とは…
そもそも”天使”とは、天元曰く「術式を消滅させる術式」を持つ1000年前の術師です。
天元は、この”天使”の術式を用いることにより、”特級呪物”獄門疆の封印を裏門経由で解除し、五条悟を解放することができるのだとしていました。
一度五条悟が解放されてしまえば、その時点で”死滅回游”は終わったも同然です。
メタ的な考察にはなりますが、だからこそ逆に五条は解放されないのではないかと考えてしまいます。
そもそも、現時点で”天使”について判明しているのは術式のみ(読者には名前が来栖華だとも開示されている)であり、人間性や受肉の経緯等は不明です。
ゆえに、”天使”が素直に高専サイドに協力するとも限りません。
東京第1結界へと舞台が戻った場合、”天使”の口調や目的、死滅回游参加にあたってのスタンスなどが気になるところですね。
羂索が動き出す
東京第1結界編で中国に降り立った様子が描かれて以降、特に動きを見せていない羂索。
「死滅回游」の本当の狙いが不明である現在、彼の動きが非常に重要なヒントであることは間違いなさそうです。
東京第2、仙台、桜島結界を経て、様々な戦闘が描かれた死滅回游編。
高専側は鹿紫雲の一時的な協調や、真希の覚醒を経て大きくパワーアップしています。
レジィが”大きな爆弾”と表現していた、羂索の狙いとは……?
全く先の読めない『呪術廻戦』。今後の最新話の動きも必見ですね!
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