【呪術廻戦】190話までのネタバレ
呪術廻戦の概要
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!
『呪術廻戦』本誌190話のネタバレ
戦いの終わり
海中での激しい爆発を経て、埠頭に降り注ぐ海水。
子供のような姿に成り果てたパンダが秤を探しますが、見つかったのはちぎれた左手のみです。
先に海中から姿を現したのは、鹿紫雲でした。漏出を抑えていた呪力を一気に解き放ったことにより、水蒸気爆発を引き起こした鹿紫雲。
派手な攻撃の代償として、もう彼の中に呪力は残っていません。
そんな中、鹿紫雲は「チッ」と舌打ちをしつつ、ニヤリと笑いました。
目の前に秤が現れたからです。
勝者は・・・
189話の突発大当たりを経て、次回の領域「坐殺博打」の際に確率変動が確定していた秤。
それを理解していた鹿紫雲は、領域を展開させないため、秤を確実に獲ろうと考えました。
そして、仮に秤が爆発を生き延びたとしても、領域展開のための掌印を結ばせないため、片腕だけは確実に落とそうと考えたようです。
一方の秤は、左腕を捨てる”縛り”によって他の部位に守りの呪力を回し、爆発から生還。
鹿紫雲との戦いに、勝利したのでした。
取引
戦いを終えた秤は、鹿紫雲の前に座り込みました。
「俺はオマエに勝ったと思ってねぇよ」と秤。
彼は、鹿紫雲が術式を使っていないことに勘付いていました。
鹿紫雲が操る稲妻は、秤の”ざらつく呪力”と同じ、単なる呪力の性質に過ぎません。
そんな稲妻の操作の全ては、術式によるものではなく、呪力操作の成果だったようです。
そして、そんな鹿紫雲の術式は「一発それっきり」とのこと。
ここで秤は、鹿紫雲に取引を持ちかけました。
その内容は、鹿紫雲の望みである「宿儺との戦い」を実現させる代わりに、「仲間になる」というもの。
秤曰く、「先輩の命令に後輩は絶対服従」。
”宿儺が後輩である”という事実に、鹿紫雲は「?」を浮かべています。
そんな中、「ちょっと行くとこあるから」とその場を離れた秤。
彼が向かったのは、漫画家志望の泳者 シャルル・ベルナールのところでした。
秤は、シャルルに「なんつーんだよ」と疑問をぶつけます。主語は、シャルルの漫画のタイトル。
秤は「勝って読んでやるから」と付け加えます。
しかし、シャルルはデビュー前の新人であり、単行本発行はおろか、受賞経験すらありません。
肩透かしを食らった秤は、シャルルに「殺された気になって描きまくれ!!」と檄を入れました。
桜島結界
秤とシャルルが話していたところ、呪術高専京都校の3年 西宮桃が降り立ちました。
伝達係として秤の元にやってきたであろう西宮。
曰く、追加予定の4つのルール(以下)のうち③を後回しに、とのこと。
①泳者同士の得点の譲渡を可能に(追加済み)。
②100点を消費し、かつ身代わりを立てることで、死滅回游を離脱可能に。
③結界の電波遮断解除。
④結界の出入り可能。
その理由は、真希が結界を素通りできるから。
移動系の術式を持つ憂憂(ういうい;冥冥弟)と協力することで、真希自身がメッセンジャーとなることが可能であり、早急に電波遮断を解除する必要は無くなりました。
ここで、舞台は桜島結界へと移ります。
圧倒的な身体能力で、呪霊を退けた真希。
そんな彼女の前に現れたのは、髪を切ってイメチェンを果たした加茂憲紀でした。
加茂家で他の当主が立ってしまったため、お払い箱になってしまったという加茂。
2人の活躍により、桜島結界内の攻撃的な呪霊/術師は大方排除されたようです。
加茂は、結界外で待機しているであろう憂憂と合流し、次の結界に飛ぶよう真希に指示しました。
打算的な憂憂(というより姉・冥冥)が高専サイドに協力する理由は、リスク分散と先行投資、とのこと。
しかし、そんな2人の元に、新たなる脅威が向かいつつありました。
なぜか上空から桜島結界に向かって降下する謎の呪霊。
死滅回游について説明するコガネに「喧シい 殺スぞ」と発しており、高い水準での会話を可能としています。
上空、しかも結界外にも関わらず、真希、加茂を威圧するその呪霊。
まずもって特級呪霊であり、桜島結界でも激戦が始まることは必至です。
191話へ続く。
【呪術廻戦】191話以降の展開予想・考察
乙骨がルールを追加
単身で仙台結界に赴き、190点ものポイントを稼いだ乙骨。
しかし、結界は電波が遮断されており、また結界外への脱出が不可能であるため、乙骨は現在の状況を知りません。
そんな状況を打破する存在が、三輪霞です。
『呪術廻戦』本誌181話にて、仙台結界と思しき場所で歩いていた三輪。
当時は闇落ちを筆頭に様々な憶測を生んだワンシーンでしたが、190話で西宮が”東京第2結界の秤・パンダへの伝達係”として動いていたことを考えると、三輪も同様の役割を担っている可能性が高そうです。
京都から仙台への大移動も、移動系の生得術式を持つであろう憂憂の協力によって解決済み。
つまり、三輪によって現在の大まかな状況や、追加すべきルールが乙骨に伝えられ、死滅回游が大きく動く可能性が高まりました。
なお、現時点で高専サイドが保有しているポイントは、秤(鹿紫雲)の100点、乙骨の190点、伏黒の46点、虎杖の1点で、最低でも337点。
ここに、加茂や真希が攻撃的な術師、呪霊を排除したことによるポイントも追加されますから、400点近いポイントを確保できている可能性が高そうです。
以上の点に鑑みると、高専サイドは死滅回游を大きく改造するだけの要素を獲得しており、間も無く死滅回游編は役割を終えるのではないでしょうか。
謎の呪霊は禪院直哉?
最後に、190話ラストで登場した呪霊についても触れておきましょう。
真希と加茂の表情から察せられる通り、桜島結界に侵入した呪霊は、かなりの実力を持った存在であろうことは疑いようもありません。
そんな呪霊について、界隈ではある仮説が持ち上がっています。
それは、桜島結界の呪霊=禪院直哉ではないか、という説です。
根拠としては、まず「喧シ(やかまし)い」というセリフ。
「やかましい」という言葉は、一般認識としては「関西の方言」とされるイメージが強く、作中でも実際に直哉が発しています(単行本17巻 第150話)。
また、次なる根拠として、直哉殺害の決め手となったのは、真希が用いた呪具ではなく、真希・真依の母親が振り下ろした(おそらく)一般的な包丁。
呪術師の基本として、敵対術師を殺害する際は、”死後呪いに転ずることを防ぐため、呪力で殺す”という概念が存在します。
しかし、前述した通り、直哉殺害の要因となったのは術師ではない人物による、包丁を用いた刺殺。
つまり、禪院直哉が呪霊に転ずるための条件は揃っています。
強力な呪霊が今更になって結界……それもわざわざ桜島結界をピンポイントに選んだ理由は、その呪霊が禪院直哉だから、と考えると自然な展開ではないでしょうか。
桜島結界編が開幕
上空から降下する呪霊の正体はともかくとして、191話から”桜島結界編”が開幕することには間違いがなさそうです。
現時点での登場キャラクターは、加茂家嫡流(表向き)にして、赤血操術の使い手・加茂憲紀と、伏黒甚爾と同じ”怪物”となった禪院真希。
2人によって繰り広げられる桜島結界での戦闘は、どのような展開を見せてくれるのでしょうか。
激アツ展開の連続であった東京第2結界編に続く、桜島結界編。
191話以降にも大いに期待がかかります!
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