呪術廻戦

【呪術廻戦】吉野順平編完全まとめ|ストーリー・登場人物解説

吉野順平編の概要

吉野順平編のあらすじ

17歳の吉野順平は里桜高校の2年生。

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

吉野順平は映研を発足するが、部室は不良たちに占拠される。

その時に不良に反抗した吉野順平は、イジメのターゲットになる。

それからはイジメの毎日。

吉野順平は耐えきれずに不登校となり、気晴らしにキネマシネマに行くことになるが、不幸なことにいじめっ子たちも映画館にいた。

いじめっ子たちはマナーを守らず、スマホを弄ったり、会話をしていたりする。

イラつく吉野順平だが、いじめっ子たちを注意する人物が現れる。

その人物は真人――特級呪霊。

真人はいじめっ子たちを殺してしまう。

呪術の素質がある吉野は真人が見えていた。

吉野順平は真人に呪術を教えてもらうことになるが……

収録話

吉野順平編は下記のように全14話構成です。

該当巻は3~4巻になります。

  1. 18話『底辺』
  2. 19話『幼魚と逆罰』
  3. 20話『幼魚と逆罰ー弐ー』
  4. 21話『幼魚と逆罰ー参ー』
  5. 22話『幼魚と逆罰ー肆ー』
  6. 23話『幼魚と逆罰ー伍ー』
  7. 24話『幼魚と逆罰ー陸ー』
  8. 25話『固陋蠢愚』
  9. 26話『いつかの君へ』
  10. 27話『もしも』
  11. 28話『殺してやる』
  12. 29話『成長』
  13. 30話『我儘』
  14. 31話『また明日』

主なロケーション

  1. 里桜高校
  2. キネマシネマ

里桜高校のモデルは分かりませんが、キネマシネマのモデルは吉祥寺プラザと言われています。

下画像を比べてみますと、確かに似ていますね。

(wikipediaより引用)

 

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

吉野順平編の主要登場人物

虎杖悠仁

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

 

名前 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
年齢 15歳
出身地 宮城
所属 東京都立呪術専門高等学校
術式 吉野順平編では術式を使えない
趣味 カラオケ、テレビ鑑賞、モノマネ
家族 祖父、虎杖仁
好きな食べ物 丼もの、麺類
嫌いな食べ物 なし
性格 明るい、素直、人懐っこい

宿儺の器。

天与呪縛のフィジカルギフテッド並みの運動神経を持つ。

吉野順平

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

 

名前 吉野順平(よしのじゅんぺい)
年齢 17歳(享年)
出身地 神奈川
所属 里桜高校(不登校)
術式 澱月(おりづき)
趣味・特技 映画鑑賞
家族 吉野凪(母)
好きな物 天津飯
嫌いな物 数の子
性格 達観している

『澱月(おりづき)』はクラゲの式神を出す術式。

式神の中に入ることである程度の攻撃を無効化できる。

また、呪力から精製した毒を式神の触手から分泌できる。

七海健人

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)
名前 七海健人(ななみけんと)
等級 1級術師
趣味 酒、自炊
術式 十劃呪法(とおかくじゅほう)
所属 東京都立呪術専門高等学校OB

十劃呪法(とおかくじゅほう)は攻撃する対象の長さを7:3の比率の点を強制的に弱点に変える術式。

クリティカルな一撃を与えることが可能。

その他にも拡張術式である瓦落瓦落(がらがら)という技もある。

破壊した対象に呪力を籠める拡張術式。

真人

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)
名前 真人(まひと)
等級 特級呪霊
何から生まれたか 人間の負のエネルギー
術式 無為転変
所属 特級呪霊グループ

真人の術式は『無為転変』。

手のひらで触れることで魂の形を変えることができる。

また、自閉円頓裹 (じへいえんどんか)という領域を展開できる。

自閉円頓裹を使えば、手のひらで対象に触れなくとも、魂の形を変えることができる。

吉野順平編のネタバレ

0.吉野順平という人間

初めに吉野順平がどういう人間かお伝えします。

吉野順平は、映研が使用している部屋を占拠しようとしてくる不良たちに反抗するような人でした。

良く言えば、素直な人。

悪く言えば、スマートじゃない人。

なので、吉野順平は不良たちにイジメられるようになります。

殴られたり、言いがかりをつけられたり……

そういう風にイジメられているのに吉野順平は、やはり不良たちに反抗します。

いじめっ子3人と仲が良いつばさと言う女が吉野に「超~~エロい目で私の胸見てたァ!!」と言った時も、吉野は3人がいるにもかかわらず「つばささんは、自分で思っているほど可愛くないよ」と反抗しました。

吉野順平と言う人間は、反骨精神がある人間なのです。

そんな吉野順平は、学習して『無関心こそ人間の行きつくべき美徳』と考えるようになります。

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

『無関心は吉野順平が獲得した理性』ということを頭に入れて、次からのネタバレを読んでいただければと思います。

1.吉野は真人と出会う

2018年9月。

神奈川県川崎市キネマシネマにて、吉野順平は映画を見ていました。

不幸なことに、いじめっ子も見に来ていました。

しかも、スマホを弄ったり、大声でしゃべったりしている。

ですが、『無関心こそ人間の行きつくべき美徳』という事を学習した吉野順平は、いじめっ子のような人種に絡むことはない。

内心では、不快に思っている吉野順平ですが、我慢している。

吉野順平が成長した証。

しかし、そんなときに特級呪霊である真人は3人に注意します。

「君たちマナーは守ろうね」

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

そう言って顔面を変形してしまう真人。

そんな真人に教えを乞う吉野順平。

吉野順平の理性はここにきて敗れ去った。

天秤は人間の黒い部分である負のエネルギーに傾いてしまう。

この部分について、なぜ吉野順平は殺人者である真人に教えを乞うたのか、と思う人もいるでしょう。

それは吉野順平が17歳でいじめられっ子だったからです。

2.真人は吉野順平を招く

特級仮想怨霊。

その呪霊は、実在しない共通認識のある畏怖のイメージ。

例えば、トイレの花子さん、海、大地、森。

そして、真人は人が人を憎み恐れたことから生まれた特級仮想怨霊。

なので真人は人間のことをよく知っています。

「人間は言い訳しないと生きていけないからね」

人間は理性と負のエネルギーの両方でなり立っていて、理性と言う名の『言い訳』を普段は使っています。

真人は、吉野順平が負のエネルギー寄りの感情になっていることを知っているのです。

また、真人は人間のことが大嫌いなので、吉野順平のことを利用しているという事になります。

その描写は、21話の幼魚と逆罰ー参ーに書いてあります。

吉野順平は真人が人間を小さく改造したり、大きく改造したりしていることを無意識に無視している。

人間の本質を理解している真人は、本来の吉野順平ならば気になる点であることも無視してくれる状態にあると知っているのです。

さらに真人は吉野順平にこう言います。

命に価値や重さなんてないんだよ。天地にとっての水のように命もただ廻るだけ」

「だからこそ、何をしてもいい。どう生きようと自由なんだ『無関心』という理想に囚われてはいけないよ」

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

つまりは、『無関心』という理性が少し残っている吉野順平の背中を押しているという事になります。

お腹が減ったら食べるように、憎いのなら殺せばいいと真人は言う。

17歳の少年がここまで後押しされたら、心が黒に染まってしまいますよね。

呪術の才能が合った吉野順平は術式を使えるようになります。

補足で、真人は吉野順平に呪術師と仲良くなった方がいいと言いますが、セクション10で理由が明らかになります。

3.虎杖悠仁と七海健人はキネマシネマに行く

死んだは虎杖悠仁と七海健人は、事件が起こったキネマシネマへと向かいます。

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

ここはあまり重要なシーンがないので、簡潔に書こうと思います。

映画館に潜入した虎杖悠仁たちは、真人が作った改造人間たちと戦うことになります。

そのあまりの異様さに七海健人は、3人の高校生を殺した犯人がやり手であると察します。

なので、七海健人は学生である虎杖悠仁を連れて行くわけにはいかないと考えます。

七海健人は虎杖悠仁と別行動をとることに。

七海健人は真人の元へ。

虎杖悠仁は映画館にいた吉野順平が呪詛師の可能性があるので、吉野順平の調査をすることに。

4.七海健人は真人と戦い、虎杖悠仁は吉野順平の調査

七海健人vs真人

七海健人の術式は、十劃呪法(とおかくじゅほう)。

攻撃する対象の長さを7:3の比率の点を強制的に弱点に変える術式。

腕や頭、足なども対象にすることが可能で、クリティカルなダメージを与えることができる。

対する真人は、無為転変という術式を使う。

この技は、手のひらで触れた対象の魂の形を変えることができる。

例えば、改造人間のように変形させたり、対象を破壊できたりする。

時間外労働の縛りを得た七海健人は、瓦落瓦落(とおかくじゅほうがらがら)で真人を撃退します。

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

吉野順平の調査

虎杖と伊知地は蠅頭(ようとう)と呼ばれる4級にも満たない呪霊を使用して、吉野順平が呪詛師か確かめることになります。

1.蠅頭が見えていなかったら白

2.見えていても視認できるが対処できなかったら、事情聴取

3.蠅頭を祓った場合、即時拘束

4.2級術師以上のポテンシャルがあった場合、一時撤退

このような作戦がありましたが、蠅頭を逃がしてしまったので、作戦が台無しに。

蠅頭を追いかけた虎杖は、吉野順平と出会うことに。

蠅頭が見えていた吉野順平に虎杖は、『蠅頭のような呪霊を見なかったか』と問います。

しかし、吉野順平は改造人間を作っていた真人の存在を隠す。

この時点での吉野順平は、呪詛師よりの人間です。

話しを戻します。

質問することが無くなった虎杖悠仁と仲良くなることに。

吉野順平は虎杖悠仁に質問します。

「人を殺したことある?」

呪術師である虎杖悠仁にそう尋ねますが、虎杖悠仁は「ない」と言う。

この時の虎杖悠仁は、呪詛師であっても人を殺したくないという考え方をしていました。

その考えを聞き、吉野順平は負のエネルギーの赴くままに行動することを止めることを決意する。

ですが、吉野順平は虎杖悠仁と別れてから、吉野凪の死体を見てしまう。

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

真人は吉野順平の事をよく理解していました。

吉野凪の近くに宿儺の指を置き、集まった呪いに吉野凪を殺させる。

そして、相談しにきた吉野順平に最後の後押しを行う。

宿儺の指が呪物で、人を呪う事で金を稼いでいる呪詛師が多い。

真人は母親を殺したのは、吉野順平か母親を恨んでいる人間か、金と暇を持て余した薄暗い人間だと言う。

そんな言葉を聞いたら、騙されてしまいますよね。

吉野順平はいじめっ子の伊藤翔太を殺しに里桜高校へと向かいます。

5.闇落ちする吉野順平

里桜高校の体育館。

そこでは全国読書感想文コンクールの表彰式が行われていた。

伊藤翔太は、いじめっ子のリーダーで吉野順平以外の人間にもイジメをしていた。

他人に書いてもらった最優秀作品賞の症状を壇上の上でもらう伊藤翔太だったが……

突然意識不明になる全校生徒。

体育館で意識があるのは伊藤翔太と担任の先生だけだった。

そこに登場する吉野順平は伊藤翔太をタコ殴りにする。

吉野順平を『無関心』という理性を捨てて、本能の赴くままに行動する呪詛師になりかけていた。

ただ、吉野順平の心の片隅に理性まだ残されています。

その片隅にある理性を叩き起こすのが虎杖悠仁。

体育館に到着した虎杖悠仁と吉野順平は激しいバトルを繰り広げます。

虎杖悠仁は「母親との生活を捨ててまで行う事なのか」と問います。

そこから虎杖悠仁は吉野順平の母親が死んでしまった事を知る。

吉野順平の頬には涙。

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

虎杖悠仁は、そんな吉野順平を見て高専に来ることを提案します。

高専なら、頼りになる仲間がいっぱいいると語る虎杖悠仁。

吉野順平の心の片隅にあった理性が負のエネルギーを押し退け、再び優位になります。

吉野順平は呪術高専専門学校に入ることを想像しているでしょう。

吉野の瞳は再び輝きだします。

しかし、そこに登場する真人。

真人は腕を巨大化すると虎杖悠仁を窓に叩きつけます。

「逃げろ順平!! コイツとどんな関係かは知らん!! けど今は逃げてくれ!! 頼む!!」

「虎杖君、落ち着いて!! 真人さんは悪い人じゃ――」

瞬間、真人が改造人間を作り出していた記憶が脳裏に。

『負のエネルギー』優位な時は気付かなかったが、虎杖を攻撃している真人は悪い人じゃないか?

吉野順平はそんなことを思ったはずです。

無為転変によって吉野順平は改造人間に変えられてしまいます――。

6.改造人間と化した吉野順平の最期

改造人間と化した吉野順平。

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

改造人間になった吉野順平は、もう人間だった頃の吉野順平ではない。

虎杖悠仁にパンチする改造吉野順平。

殺さないために改造吉野順平に殴られ続ける虎杖悠仁。

虎杖悠仁は宿儺に助けを求めるが、拒否される。

絶望的な状況。

虎杖悠仁は呪いとは何か、改めて思い知らされる。

頭の上から重りを載せられているような感覚。

そんな中、改造吉野順平は「ゆ……うじ、な……んで」そう言って死んでしまいます。

真人によって乱暴に形を変えられた吉野順平の命は短かった――。

7.真人vs虎杖悠仁

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

真人は魂を攻撃されない限りダメージを受けない。

なので、七海健人戦でもダメージを受けなかった真人だが、虎杖悠仁の攻撃は喰らう。

虎杖悠仁は宿儺の器なので、無意識の内に魂の形を知っている。

そんな虎杖と真人は激しいバトルをする。

8.真人vs虎杖裕二・七海健人

(呪術廻戦 芥見下々 / 集英社)

七海が加わることにより、真人は劣勢になる。

真人が負ける展開になるが、壊れた風船のようになった真人は排水溝の中に逃げてしまう。

9.真人の目的

なぜ真人は人間が嫌いなのに吉野順平に色々なことを教えたのでしょうか。

なぜ真人は吉野順平に呪術師と仲良くしたほうがいいと言ったのでしょうか。

真人たち特級呪霊グループは、呪霊たちの世界を作ろうとしています。

そのためには最強の宿儺が必要。

なので、真人は宿儺に肉体の主導権を握ってもらいたかったのです。

そのために、吉野順平と親しくしたり、宿儺の指を吉野家に置いたりしました。

仲良くなった吉野順平を虎杖悠仁の前で殺すことにより、宿儺と体を交換すると思っていた特級呪霊グループでした。

10.人間らしさと呪いらしさ

吉野順平編は吉野順平が主人公の様に登場するのですが、吉野順平の心情は『無関心』と『負のエネルギー』のどちらかに傾いています。

この天秤のように動く感情の動きは、人間らしいですよね。

対して、真人は人間を改造人間にしたり、人間を殺したりしています。

呪いとはそういう存在なのです。

特に真人の場合は人間から生まれた呪いであるため、人間的な負のエネルギーを受け継いでいます。

吉野順平編はこのような『人間らしさと呪いらしさ』が、際立ったお話でした。

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