呪術廻戦

【呪術廻戦】漏瑚の実力や術式を紹介|作中で使用された技も解説!

漏瑚とは

(呪術廻戦 2巻 芥見下々 / 集英社)

「大地」への負の感情から生まれた呪霊

漏瑚(じょうご)は、人間が「大地」に向けた負の感情より生まれた特級呪霊です。真人を首魁に据えたうえで、花御・陀艮と行動しており、呪霊だけの世界を作るべく偽夏油と結託していました。

作中屈指の強さを誇る特級呪霊ですが、五条悟や両面宿儺など格上とのマッチアップが多く、やや不遇な扱いを受けがちな漏瑚について、早速来歴から見ていきましょう。

来歴

五条悟を急襲

(呪術廻戦 2巻 芥見下々 / 集英社)

偽夏油と結託した漏瑚は、呪霊の世界を作るうえで最大の障壁となる「五条悟」を排除すべく、単身で急襲

術式をフル活用して攻撃を続けますが、一切ダメージを与えることが出来ず、敗北してしまいました。

五条悟の領域「無量空処」によって身動きが取れなくなったところを斬首されてしまっており、そのまま祓われてしまうかに思われましたが、花御によって救出。なんとか生還しています。

「渋谷事変」編|vs五条悟

(呪術廻戦 11巻 芥見下々 / 集英社)

花御、脹相と共に五条悟を待ち伏せ、五条悟封印に向けた足止めを行いました。

偽夏油と相談し、事前に綿密な計画を練ったうえでことに臨みますが、花御が祓除(ばつじょ)されてしまいます

一方の漏瑚は、最後まで「領域展延」によって自身の身を守ったことで、五条封印後も生存していました。

「渋谷事変」編|vs両面宿儺

(呪術廻戦 13巻 芥見下々 / 集英社)

虎杖悠仁に「宿儺の指」を10本飲み込ませ、宿儺の顕現に成功した漏瑚。

宿儺の「俺に一撃でも入れられたら呪霊の下についてやる」という言葉に乗り、宿儺と戦闘を行うことになりました。

極めて強力な力を持つ漏瑚ですが、宿儺はその更に上をいく力の持ち主

漏瑚は強力な攻撃を何度も繰り出しますが、宿儺相手にダメージを与えることが出来ません。

「極ノ番『隕』」をもってしてなお宿儺に一撃を入れることは敵わず、最終的には宿儺に敗北。そのまま祓われてしまいました。

漏瑚の術式・能力

火・大地の術式

(呪術廻戦 13巻 芥見下々 / 集英社)

漏瑚は、火・大地を操る火力に特化した生得術式を有しており、桁違いの攻撃性能を誇ります。

手から直接火を放つ攻撃に加え、壁から”火山”を生成して噴火させるなどの芸当も可能であり、五条悟のような防御手段を持たない呪術師であれば、どの攻撃も一撃即死級です。

事実として、漏瑚の”噴火”攻撃によって禪院直毘人は死亡。七海建人は致命的な傷を負い、禪院真希も生死の淵を彷徨う大怪我を負いました。

五条悟や両面宿儺と、基本的に強者としか戦っていないゆえに薄れがちですが、漏瑚は間違いなく作中最強クラスの特級呪霊です。

火礫蟲

(呪術廻戦 2巻 芥見下々 / 集英社)

火礫蟲(かれきちゅう)」は、漏瑚が五条悟に向けて放った技であり、けたたましい音と爆発を引き起こす二段構えの技です。

五条悟をして「器用」と言わしめるこの技は、描写を見る限りでは並みの人間であれば一発で死に至る威力と思われます。

極ノ番「隕」

(呪術廻戦 13巻 芥見下々 / 集英社)

極ノ番『隕』」は、漏瑚の術式において”領域”を除く最大の技であり、「隕石」のような火に包まれた巨石を対象にぶつける技です。

攻撃範囲、火力、共に圧倒的であり、「渋谷事変」で用いられた際は街の広範囲を破壊しました

なお、宿儺には当てることが出来ず、無傷で避けられてしまっています。

領域展延

(呪術廻戦 10巻 芥見下々 / 集英社)

領域展延(りょういきてんえん)」は、シン・陰の「簡易領域」と似た技術であり、水のように自身の周りのみを領域で包む技です。

生得術式との併用が出来ないというデメリットを持つものの、術式の中和が可能であり、五条悟のような強力な攻撃能力を持つ相手からの”防御手段”として極めて有効な技だと言えます。

領域展開

(呪術廻戦 2巻 芥見下々 / 集英社)

漏瑚は領域展開を会得しており、2巻 第15話にて生得領域「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」を展開しました。

溶岩だまりのような場所であり、並みの術師であれば領域に入れた時点で焼き切れるとのこと。

他の領域と比べて、環境要因によるダメージが大きい領域、といった印象を受けます。

かなり強力に思える領域ですが、使用した相手が「呪術師最強」五条悟であったことが運の尽き。

漏瑚の領域は、五条の領域「無量空処」に塗り替えられ、そのまま敗北してしまいました。

漏瑚の性格・魅力

呪具集めが趣味

(呪術廻戦 2巻 芥見下々 / 集英社)

漏瑚は、趣味として呪具集めを行っています。

偽夏油が「獄門疆」の所持を仄めかした際は、頭から煙を吹きながら興奮。勢いのまま、周りの人間を全員焼殺してしまいました

その後、「獄門疆」を蒐集(しゅうしゅう)に加えるため、五条悟の殺害を決意。

偽夏油の婉曲な制止を振り切って五条を急襲し、返り討ちに遭ってしまいました

仲間想いの一面

(呪術廻戦 4巻 芥見下々 / 集英社)

漏瑚は、人間を「醜悪」と吐き捨てて忌み嫌っている一方で、同じ呪霊に対しては強固な仲間意識を持っています。

人間の”嘘”を含む負の部分から生まれた呪霊こそが真なる”人”だと考えている漏瑚は、人間を消し去ることで呪霊の楽園を創造しようと画策。

その行いは自分自身だけのためでなく、呪霊全体を想ってのことであり、「100年後の荒野で笑うのは儂である必要はない」とまで言い切っています。

漏瑚の名シーン

宿儺の言葉に涙

(呪術廻戦 14巻 芥見下々 / 集英社)

『呪術廻戦』14巻 第116話

宿儺を従えるべく、一撃を食らわせるため全力で宿儺と戦う漏瑚。

しかし宿儺の実力は圧倒的であり、”領域”を除いた各術式の奥義たる「極ノ番」をもってしても、傷一つ負わせることが出来ませんでした。

最終的に宿儺との火力勝負に敗れ、この世から消えることとなった漏瑚ですが、宿儺は「千年前戦った中ではマシな方だった」と発言。

続けて、「誇れ オマエは強い」と声を掛けました。

そんな宿儺からの賛辞を受け、漏瑚の目からは無意識のうちに涙が流れます。

”人”としての位置を夢見た”呪霊”漏瑚が見せた人間らしい一面。記憶に残る”名シーン”ですね。

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