【呪術廻戦】本誌230話のネタバレ予想｜魔虚羅顕現で戦況が一変？五条悟の敗色が濃厚か

『呪術廻戦』本誌230話のネタバレ予想記事です。これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を予想しています。

【呪術廻戦】229話までのネタバレ

呪術廻戦の概要

（呪術廻戦芥見下々 / 集英社）

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

【呪術廻戦】本誌229話のネタバレ

以下は、『呪術廻戦』本誌229話「人外魔境新宿決戦⑦」のネタバレです。

同時の領域展開

(『呪術廻戦』229話芥見下々 / 集英社)

五条悟は、前回のラストで流れた鼻血を拭い、「領域展開」と口にしました。

五条が鼻血を流していることに着目していたのは、観戦者サイドでは乙骨のみ。

この鼻血は、”焼き切れた術式の修復”と何か関係しているのかもしれません。

さて、一方の宿儺も、五条と全くの同タイミングで領域を展開します。

両面宿儺は、領域が崩壊したばかり。つまり、術式が焼き切れて使用困難となっているはずです。

そんな状況下で五条と同タイミングで領域を展開できたということは、宿儺も「反転術式で焼き切れた術式を修復できる」ということを意味しています。

そして、前回の領域勝負では、約3分間で「無量空処」が破壊されてしまいました。

したがって、五条はその3分間の間に宿儺を攻撃し、「伏魔御廚子」を崩壊させる必要があるようです。

領域内では…

領域内部では、激しい近接戦が繰り広げられていました。

(『呪術廻戦』229話芥見下々 / 集英社)

五条悟は、生得術式「無下限呪術」による”引き込む力”を利用し、宿儺のバランスを崩しつつ攻撃をヒットさせます。

そして、約3分間が経過した頃、両者の領域は再び同時に崩壊。

五条の「無量空処」は外殻への攻撃によって破壊されているものの、宿儺の「伏魔御廚子」は領域内における被ダメージによって崩壊を迎えています。

つまり、「領域内の戦闘」に限った場合、五条悟の方が両面宿儺に優っているようです。

コンマの遅れ

少しの時間を置いた後、五条悟と両面宿儺は再び領域を展開しました。

これまた同時であるかに思われた領域展開。

……しかし、乙骨と日車は”違和感”を察知していました。

五条の「領域展開」がワンテンポ早かったのです。

両面宿儺は、五条悟から食らったダメージを治癒する分、生得術式の修復に遅れが生じてしまった様子。

そして宿儺は、領域展開が遅れてしまった分、0.01秒にも満たない時間ではあるものの、「無量空処」の必中効果を受けました。

こうしてできた”隙”を、五条悟は見逃しません。即座に彼我の距離を詰め、激しい攻撃を浴びせたのです。

(『呪術廻戦』229話芥見下々 / 集英社)

そして、両者の領域展開から2分40秒が経過した頃、「伏魔御廚子」のみが崩壊。

両面宿儺には、「無量空処」の効果が発動します。

魔虚羅の顕現

両面宿儺に対して、さらなる攻撃を与えようとした五条悟。

ーーしかし、ここで予想外の出来事が起こりました。

(『呪術廻戦』229話芥見下々 / 集英社)

なんと宿儺が、”最強の式神”魔虚羅を顕現させたのです。

召喚された魔虚羅は、既に「無量空処」への適応を済ませていました。

ここから最強の式神との第2ラウンドが始まります。

230話へ続く。

【呪術廻戦】本誌229話のネタバレ考察｜”最強の式神”魔虚羅が顕現！戦いは第2ラウンドへ『呪術廻戦』本誌229話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。...

【呪術廻戦】230話以降の展開予想・考察

魔虚羅顕現が意味するもの

『呪術廻戦』第229話、両面宿儺が「布瑠の言」を唱え、「八握剣異戒神将魔虚羅(以下、魔虚羅)」を顕現させました。

魔虚羅とは、「あらゆる事象への適応」を能力として持つ、”最強の式神”です。

時は遡って慶長の時代。五条家の術師と御前試合でぶつかった禪院家の術師は、「十種影法術」使いでした。

一方の五条家は、五条悟と同じ「無下限呪術」と「六眼」の持ち主です。

そんな2名による試合の結果は、禪院家側が魔虚羅を顕現させた事による両者死亡(引き分け)。

……そう、魔虚羅には、「無下限呪術」と「六眼」を持つ術師を屠った経験があるのです。

魔虚羅が適応したのは……

さて、五条悟の前に現れた魔虚羅は、既に「無量空処」への適応を済ませた状態です。

とは言え、それはあくまで五条悟の想像の上での事実。……ともすれば、「無限」自体への適応を済ませている可能性すら考えられます。

いずれにせよ、現在の状況が最悪であるという点において、変わりはないでしょう。

現在の状況

現在の魔虚羅は、少なくとも「無下限呪術」への適応は済ませており、一撃で結界を崩壊させてしまいました。

そして現在、領域を失った五条悟は、術式が焼き切れた状態となっているはずです。

これまでのストーリーから、五条悟が術式を修復できることは既に判明しています。

しかし、修復のためには、「反転術式」を使用する必要があるのです。

ここで問題となるのが、魔虚羅を相手に「反転術式」を使用するだけの時間を稼ぐことができるか、という点。

…結論から述べると、難しいでしょう。

”最強の式神”たる魔虚羅は、フィジカルの点でも恐ろしい強さを持っています。

いくら五条悟と言えども、呪力操作と体術のみの戦いを強いられた状態で、反転術式を並行して使用することはできないはずです。

最悪の場合、焼き切れた術式の回復を待つ前に、五条悟が倒されてしまう可能性も……。

2番手は鹿紫雲？

(『呪術廻戦』 186話芥見下々 / 集英社)

両面宿儺との戦いを心待ちにしているであろう鹿紫雲(かしも)。

仮に五条悟がこのまま敗れ去ったとしても、鹿紫雲の電撃であれば、魔虚羅を一撃で屠ることが可能ではないかと予想されます。

とは言え、続く両面宿儺との戦闘は、なかなか厳しい展開となりそうです。

”一度きりの術式”が残されているとはいえ、メタ的にも鹿紫雲の勝利はないでしょう。

秤との戦いを経て、一躍人気キャラの1人となった鹿紫雲ーー。

是非とも両面宿儺との戦いをエンジョイして欲しいものです。

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