【呪術廻戦】本誌212話のネタバレ予想｜過去の術師が津美紀に受肉結界が解放され…

『呪術廻戦』本誌212話のネタバレ予想記事です。これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を予想しています。

【呪術廻戦】211話までのネタバレ

呪術廻戦の概要

（呪術廻戦芥見下々 / 集英社）

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

【呪術廻戦】本誌211話「熟む」のネタバレ

”慣らし”の終わり

(『呪術廻戦』 211話芥見下々 / 集英社)

死滅回游の役割であった、天元と日本国民との同化前の”慣らし”は終わり、ついに日本列島は彼岸へと渡されてしまいました。

国内の非術師らは、わずかながらに変化を感じ取っている様子。

場面が変わると、東京第1結界内にて禪院真希が虎杖・伏黒と合流し、情報共有を行なっていました。

薨星宮から逃された脹相により、天元が羂索の手に落ちたことは高専サイドへ報告されており、真希を通じて虎杖らもその事実を知ります。

一方で、脹相の手には「獄門疆・裏」が握られており、五条悟救出の芽は摘まれていないようです。

総則の追加

あらかた情報の共有を終えた一行は、次に「総則の追加」についての話し合いを始めます。

虎杖が説得した日車により、既に”泳者間のポイント譲渡を可能にする総則”は追加済み。

残っている追加すべき総則は、”結界の出入りを可能にする総則”、”電波遮断を解除する総則”、”泳者の死滅回游離脱を可能とする総則”の3つです。

しかし、高専サイドの考えとして、結界の出入りや電波遮断に関する総則は、これまで保留とされてきました。

(『呪術廻戦』 211話芥見下々 / 集英社)

その理由は、現存の総則が、結界間の出入りや電波遮断について一切禁じていないからです。

つまり、出入りの禁止や電波遮断については結界固有のルールである可能性が高く、総則で追加を行なっても弾かれてしまう可能性がある様子。

ゆえに高専サイドは、”死滅回游からの離脱”を優先して総則追加を行うこととしました。

追加された総則は、「泳者は身代わりとして新規泳者を結界外から招き100点を消費することで死滅回游から離脱できる」というもの。

伏黒は”100点の消費”の部分についてコガネと交渉を行うも、相手側に譲歩する気が一切なく、上述の総則にて追加となりました。

津美紀救出へ

高専所属の一行は、死滅回游離脱の総則を追加し、下準備を整えました。

伏黒は、結界外へと出ることができる真希に、津美紀を連れてくるよう頼みます。

津美紀の代わりに泳者として引き入れられることになったのは、補助監督の伊地知です。

念には念を入れ、結界への宣誓を済ませた上で死滅回游から離脱させることを決めた高専サイド。

津美紀が結界へと足を踏み入れると、なんとそこはドンピシャで伏黒/虎杖の目の前。

空は”天使”来栖華が見張っており、どこに転送されても助けられるよう万全を期していたようですが、杞憂に終わったようです。

ここで、秤(鹿紫雲)や乙骨から点数を集約されていた伏黒が、津美紀に100点を譲渡。

津美紀が死滅回游を離脱するための条件が、全て整いました。

(『呪術廻戦』 211話芥見下々 / 集英社)

しかし、100点を得た津美紀は、突如として「結界を自由に出入りすることができる」総則の追加をコガネに依頼して……？

212話へ続く。

【呪術廻戦】本誌211話のネタバレ考察｜事態急変伏黒津美紀の肉体に過去の術師が受肉か『呪術廻戦』本誌211話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。【...

【呪術廻戦】212話以降の展開予想・考察

津美紀に過去の術師が受肉

211話ラスト、伏黒恵から100点を受け取った伏黒津美紀は、突如として”結界の泳者封じ込め機能”を解除する総則を追加しました。

コガネによる総則追加のアラートは描かれていないものの、メタ的に考えれば総則の追加は果たされたと見て間違いなさそうです。

そして、総則を追加した津美紀は、十中八九”受肉した過去の術師”に意識を乗っ取られている…あるいは既に自我が殺され、沈まされた状態(※)でしょう。
※『呪術廻戦』199話にて、”天使”が「彼ら(受肉した過去の術師)の多くは受肉の過程で自我を殺し沈めている」と発言。

気になる点としては、津美紀に受肉した人物が”いつの時代の術師か”ですね。

伏黒を騙せた理由

”羂索などの外部の人物によって操られている”説を除けば、”過去の術師による受肉”がなされた状態であると考えられる伏黒津美紀。

”過去の術師”は、なぜ津美紀を騙ることができたのでしょうか。

その答えは、人間の脳から仕入れることができるから(『呪術廻戦公式ファンブック』の87ページに記載)。

呪胎九相図はもちろん、両面宿儺も”虎杖悠仁”という自身の受肉先の人間から”現代の常識”を学んでいます。

仙台結界の石流流が現代のタバコを違和感なく吸っていたことを初め、”受肉した過去の術師”が一定の現代的知識を有していることには、このような裏があったようです。

津美紀に受肉した過去の術師についても、津美紀の脳から学んだことで、津美紀の真似を完璧に演じて見せることができたのでしょう。

結界が解放され…

伏黒津美紀(に受肉した術師)によって総則が追加され、自由に出入りすることができるようになったと思われる”死滅回游”の結界。

これにより、高専所属の各結界に散っていた面々が一堂に会することができるようになった反面、悪意を持った泳者も解き放たれてしまいました。

禪院真希の各結界訪問によってある程度は間引かれていることと思われますが、それでも一定数の”危険人物(呪霊)”が残っているのではないでしょうか。

とにかく急展開の連続で息つく暇のない『呪術廻戦』。

陰謀渦巻く死滅回游編はどのように着地するのでしょうか。

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『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧

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