『呪術廻戦』本誌208話のネタバレ予想記事です。これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を予想しています。
【呪術廻戦】207話までのネタバレ
呪術廻戦の概要
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!
【呪術廻戦】本誌207話「星と油③」のネタバレ
打ち合わせ
戦闘の直前、九十九と天元は、脹相にも作戦を伝えていました。
「始めは一人で出る」と、死をも厭わない覚悟の脹相。
一方の九十九は、羂索の領域解体後の展開において、脹相の手も必要だと語ります。
しかし、それでも脹相は「始めは俺一人で出るべきだ」と結論づけました。
その理由は、”脹相”という伏兵が想定される場合、羂索が領域を展開しない可能性があるからです。
すなわち今回の作戦は、”脹相が一度敗れること”がキモだった様子。
現にその作戦は成功し、いま脹相は、羂索の意表を突くことに成功しました。
攻勢へ
背後から現れた脹相に対し、驚愕の表情を浮かべる羂索。
九十九の「星の怒り(ボンバイエ)」により、”鳳輪(ガルダ)”に仮想の質量が付与され、巻き付かれている羂索は自由に身動きが取れなくなります。
その瞬間、脹相は羂索の顔面に向けて、合わせた掌をロックオンしました。
「親殺しいきまぁす!!」
…そう高らかに宣言した脹相は、「穿血」を発射。
圧縮された血のビームが羂索の脳を貫いた…かに思われましたが、羂索は頭蓋を回転させることで「穿血」を受け流すことに成功します。
しかし、トドメとはならなかったものの、脹相によってチャンスが訪れたことに変わりはありません。
この好機を逃すまいと、九十九は「星の怒り」を用いつつ攻撃を仕掛けます。
ダメージを受けているため、術式の出力が落ちているという九十九ですが、それでも羂索が劣勢を強いられるほどの威力です。
そんな中、同じく羂索に攻撃を仕掛ける脹相が、一瞬の隙を生み出し、「九十九!! 治せ!!」と叫びました。
理解した九十九は、反転術式を使用して身体を回復。術式の出力も(おそらく)ニュートラルへと戻ります。
しかし、その一瞬を突いた羂索は、体に巻きついた”鳳輪(ガルダ)”を引き離してしまいました。
回復
”鳳輪(ガルダ)”から逃れたことにより、軽快な動きで距離を取った羂索。
九十九は、羂索から離れた”鳳輪(ガルダ)”の嘴を持ち、鞭のようにしならせて羂索を攻撃します。
”質量”のこもった攻撃は極めて強力であり、その破壊力はさすが特級と言ったところ。
そんな折、再び脹相が現れ、羂索に攻撃を試みます。
…その時。
”鳳輪(ガルダ)”と脹相が、突如として地面に押しつけられてしまいました。
それは、羂索が領域展開前に見せた、”重力”の術式。
領域によって焼き切れていた生得術式が、このタイミングで回復してしまったようです。
九十九の分析によると、羂索の”重力”の術式の効果範囲は術師から2、3メートルほどであり、持続時間は6秒。
6秒が経過した後は、少しのインターバルを挟む必要があるようです。
窮地
羂索の”重力”を見た九十九は、怒涛の”攻め”に転じました。
効果範囲が2、3メートルと短いことから、近接で使用されてもギリギリかわすことができると踏んだ様子。
しかし、羂索にはまだ手札がありました。
それは、「呪霊操術」の極ノ番「うずまき」です。
普段使いの巨大な「うずまき」ではなく、極小の「うずまき」を生成した羂索は、九十九の頭にピンポイントで射出。
その後、超至近距離で九十九の腹に「うずまき」を直撃させました。
薨星宮直上、空性結界内に、再び絶望が訪れます。
208話へ続く。
【呪術廻戦】208話以降の展開予想・考察
九十九は敗北する?
羂索の領域「胎蔵遍野」によって重傷を負ったものの、脹相のカバーによって生じた隙で反転術式を使用し、回復することに成功した九十九。
しかし、207話ラストでは、極小「うずまき」によって再び大ダメージを負ってしまいました。
比較的レベルの高い反転術式を使うことができるであろう九十九ですが、腹に空いた風穴を埋めることは困難を極めるのではないでしょうか。
また、羂索は確実に九十九を仕留め切りたいはずですから、術式が回復したいま、反転術式を使用させる暇は与えないでしょう。
加えて、脹相には単独で羂索を止めるほどの力量がありません。
以上の点を加味すると、九十九の勝ち筋はかなり薄いのではないかと考えられます。
あり得るとすれば、後述する「奥の手」による大逆転か相討ち…といったところでしょうか。
奥の手の正体
特級術師には、「単独で国家の転覆が可能であるか」という明確な選定基準が存在することが明らかになっています。
その点で述べると、現時点で九十九が使用している能力からは、国家転覆を成し遂げられるほどの破壊力は感じられません。
……にもかかわらず”特級”として認められているからには、極めて強力な領域や極ノ番、あるいは拡張術式などを切り札として有しているからでしょう。
もし九十九が「星と油」編にて退場することが確定しているのであれば、彼女を特級たらしめる何らかの大技が放たれるのではないかと考えられます。
羂索の術式が復活した今、一ファンとしては領域の押し合いなどを見てみたいところですが……。
九十九・脹相が敗北すると・・・?
上述したように、おそらく九十九には何らかの「奥の手」が存在しています。
しかし、メタ的に考えると、その「奥の手」によって羂索が死亡する展開は考え難いとこです。
互いが互いを邪険に思っているシーンが描かれていたことにより、”羂索の撤退による実質的な九十九の勝利”が今回のシナリオかと思われましたが、戦いの温度感を見ると、おそらくそれもないでしょう。
したがって、経緯はどうあれ、九十九・脹相は敗北する…と考えてよさそうです。
戦闘離脱によって死亡フラグを回避したかに思われた脹相でしたが、まさかまさかの第二の見せ場「親殺しいきまぁす!!」が用意されていたことにより、再び死臭が……。
九十九はもちろん、脹相にも生き残ってほしいところですが…難しそうですね。
天元が羂索の手に落ちる
さて、最終防衛ラインたる九十九・脹相の2名が落ちてしまうと、残るは薨星宮の天元のみです。
結界術には長けているものの、羂索と違って悠久の時を引きこもって過ごした天元には、戦闘能力が(おそらく)ありません。
ゆえに、防衛ラインが突破された瞬間、天元が羂索の手駒に落ちることは確定してしまいます。
死滅回游による”慣らし”は既に終わっていることが判明しているため、あとは天元と日本国民を同化させるだけで、羂索の望みである「1億人の呪力を孕んだ呪い」が顕現することでしょう。
「星と油」編が何事もなく終了し、本当に天元が羂索の手に落ちてしまえば、いよいよ『呪術廻戦』にも終わりが見えてきてしまいますが、果たして……?
死滅回游まとめ
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(C)芥見 下々
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